「実務で役立つ プロジェクトファシリテーション」を読んだ

たまにこういう本も読むといいな。

  • ファシリテーターは必ず肯定的なフィードバックを与えます
  • 発散技法であるブレストは問題点の発見には向いていても、解決方法を導くには適していない
  • 次回予告の内容は、日時、テーマ、次回までにメンバーがやっておくべきこと -質問は5W2H(How to, How much)
  • 自己の主張が全体に与える影響を考えてもらうことで主張の強度を客観的に判断する
  • 進捗報告を聴くだけだったら会議をひらく必要はない
  • 報告と相談は情報を発信するヒトが違う
  • 報告内容の確認は順調にいっていることを疑う質問として捉えられることがある
  • 質疑応答は直接的に理解度を知る手段

製薬企業とは何か

「どの層があれば新薬開発メーカーとしての製薬企業と言えるか?」を考えてみた

メガファーマがアウトソーシング色を強めているし、国内の企業はオープンイノベーションとか言ってるけど、まぁ似たようなもんですね。コンテクストを積極的に捨てていく立場をとるか、自分とこのコアを他のとこの強みと強調させてシナジーをだそうとするのかという話なだけでひかりの当て方が違うだけで目指すとこは同じなんじゃないかな。ただ、オープンイノベーションってのは自分とこのコアの認識が出来てないから要らない物を定義できてないのかなぁというネガティブな捉え方もできるよな(響きはいいけど具体的なイメージがしにくい)

ちょっとそんなことを考えるきっかけが与えられたので、自分の理解の範囲をメモっておく。

かなり前のエントリだけど最近の製薬アウトソースとレイオフ事情はそのまんま進んでいる感じがする。how_to_makerはコスト削減のために労働賃金を下げる方向に圧力を掛けるべきだし、whats_to_makerを優遇すべきでしょう。ま、実際に「何を作るか?」を考えられるケミストを(僕の定義の中では)メディシナルケミストと言うのだけど、僕の観測範囲ではメディシナルケミストはレアだと思いますね(あまりみたことない)。同様に真のケミスト(量子化学できたりするヒト)もバブル以前の世代ではあまり見かけたことないですね。

ちょっと前に元ケミスト(別のフィールドに移った)の同僚と雑談していて、その同僚が言うには「ケミストリーには確率論もあるからねー」というセレンディピティ的な要素を匂わせたので、「僕が経営者で確率論の立場に経つんだったら、人件費が何分の一かで済むような国のヒトを雇うか、国内のケミストをそういう国に移すね。そしたら、安くて質のよい労働力が得られるし、確率論信奉のケミストの理想に合致しててwin-winじゃんw」って言ったら黙ってしまった。もちろん現職のヒトに向かってそんなことは言わないが、単に作るだけでパフォーマンスの差がどんだけ出るか?それは為替のデメリットを補えるのか?ってのはよく考えたほうがいいと思うなぁ。あと、僕の信念は「セレンディピティはwhat's to makeを突き詰めた結果起こる偶然の必然だ」なので、適当に合成してけばなんか出るっていう立場に立ちたくない(パチンコじゃあるまいし)。

学問のフィールドつまり、創薬バックグラウンド的には新規ターゲット自体が減少しつつあるので、もっと工学的に患者さんのQOLをゴニョゴニョした薬剤を作り出せる力がコアになるのかなとも思う。つまりPK-PDをきちんとコントロールしながら合成戦略を考え出せる人材をどんだけ揃えるかというのが今後ポイントになってくるのかなと思っている。PK-PDとかTK-TDに強くてきちんとメディシナルケミストにフィードバック出来て、メディシナルケミストの方でもそっちに理解があれば、それなりに上手く行くんじゃないかなぁと。そういう成功例は見てみたい気がする。

というわけで、メガファーマのファブレス化に対してうまくいかないんじゃないのー?って疑問を呈すヒトは結構いるっぽいけど、上記のようにwhat's to make系のヒトさえ揃っていればチャレンジする意義はあるんじゃないのかなぁと思っている。失敗したとしても、業界的にはhow to makerばっかりで何も変わらないしというか労働力はあぶれてるしリスクはあまり無いんじゃないかなぁ。

ただし、今、存在するメディシナルケミストとか優秀な研究者ってのは従来の集約型の研究体制の泥臭い中から蓮の花のように花開いた人材であろうから、ファブレス化を志向すれば間違いなく人材は育たないだろうなぁと思う。もしアウトソース先からそういう人材が輩出されるようになれば、世代交代が起こるだろうけど、逆にそういうことがなくて人材の枯渇が懸念されれば、従来の研究スタイルへの揺り戻しは起こるんだろう。

結局、製薬企業として必要とされるのはマーケットインの力でしよう、新規ターゲット、新規リードは何かの原石にすぎなくて、それらをマーケットまで持っていく力はPK-PDとかそれをきちんと理解できて化合物に反映できるメディシナルケミストの存在に左右されるなのかなぁと。プロダクトアウトっていう立場はオープンイノベーション的には製薬企業が取捨選択する側、つまり外側の技術なんだろうなぁと思う。

ちょっと思うことがあったので駄文を残しておく感じで。

jsganttはヨサゲ

アーリーステージの創薬研究者は工程管理をしないというか甘いというか、まぁうちだけかもしれないですけど、そもそもプロジェクトマネジメント理論を学ぶ機会がないまま年功序列で押し出される感じでそういうステージに上がってしまうから仕方ないかなぁと思うんだけど、いまどきの20代、30代は普通に知っているし、なんとなく逆OJTの雰囲気を醸しだしつつも覚えてもらわないと全体の最適化に関わってくるからアレですよねー

という感じでまろやかにダークさを織り込んでみた。二年くらいおんなじこと言ってるけど何も変わらないのでそろそろどうにかしようかなぁと。

まぁ、MS-Projectで挫折したとか嫌いになったというのは言い訳として通用すると思う(というか僕も嫌いですアレ)のでウェブベース、そしてAjaxでオラクルあたりのDBとやりとりできるようなガントチャートの仕組みをサクっとつくれそうなものを探したらjsganntをみつけた。

jsgannt

FlaskでJSON返すようなのを作れば、自分のプロジェクトの合成予定がガントチャートになって表示されるので見える化には貢献するかなぁと。

とりあえずやってみようっと。

feedparserとfeedgeneratorを使ってRSSを加工する

職場でオープンソース版「Fastladder」を入れて使っている。

最近、最も保守的だと言われている知財の部署からエラー報告や、要望とかがちょくちょく寄せられるようになってきて、おー結構普及したなぁと延べ人数数えたら7割超えてた。Fastladderの前に一年くらい違うRSSリーダー使ってから3年半くらいかかってここまで来た感じ(RSSごときで3年もかかんのか?なんて思うんだけど、一般的に製薬業界はITリテラシー低いですね。なんでだろうかね?)。

地道な啓蒙活動に付き合って講習会を手伝ってくれたK君とかN君とか、別のサイトで普及活動に励んでくれたA君に感謝しないとな。

さて、登録されてるフィードの内容見てるとPubmedWIPOのPatentscopeが多いが、知財のヒトからエラー報告として挙げられた内容の中に400件くらいエントリのあるフィード(WIPO)を新規登録できないってのがあった。

研究者はプロジェクトの内容で検索かけるのだけど、知財のヒトは会社毎の検索式を追いかけたりするらしい。例えばPA/TAKEDA PHARMACEUTICALなんて検索かけると700件以上ヒットして、その検索式をRSSにすると500件のエントリが含まれるRSSが出力される。これがfastladderだと新規登録で弾かれる。ちなみに研究者の検索する状況ではそんな多量のエントリーの含まれるフィードは出てこなかったりするので今まで問題にならなかったみたい。

ソース見てないからわかんないんだけど、fastladderの未読記事のmax200件にしてるからそれで引っかかってんのかなぁと

んだよWIPOのRSSはmax指定できないの?->できないっぽい

とりあえず、feedのエントリ数を減らすような中継かませばいいんじゃないかと、休日を利用してササッと書いてみた。

import feedparser
import feedgenerator
from time import mktime
from datetime import datetime

MAX_ENTRIES = 10
wipo_url = "http://www.wipo.int/pctdb/en/rss.jsp?C=1&QUERY="
query    = "(FP%2FPA%2FTAKEDA+AND+FP%2FPHARMACEUTICAL)"

d = feedparser.parse(wipo_url+query)

feed = feedgenerator.Rss201rev2Feed(
    title       = d.feed.title,
    link        = d.feed.link,
    feed_url    = d.url,
    description = d.channel.description
    )

for entry in d.entries[:MAX_ENTRIES]:
    feed.add_item(
        title       = entry.title,
        link        = entry.link,
        description = entry.description,
        pubdate     = datetime.fromtimestamp(mktime(entry.updated_parsed))
        )

print feed.writeString('utf-8')

あとは、CGIかFlaskで動かせばOKでしょう。

pubdateのとこで若干はまったけどsofのパワーで解決。

今は、イントラQAサイトを定着させるのにちょっと力を入れてる。

勉強会などのイベントに本の交換機能もつけるといいのではないかと思った

読み終わった本の処分に困っているが、ブックオフだと買い叩かれてなんか勿体無い上にあんま社会貢献してる気にならんし、かといって本の交換サービスは必要とされているヒトに届いてる感はあるけど、梱包したり宛先書いたりするのが面倒だ。

ふと、

技術系の勉強会に持って行って交換すれば、必要とされるヒトに届けるという満足感が得られる上に、郵送するっていう煩わしさもなくなるんじゃないか?そもそも勉強会の度にmacbookとか色々重い物持ち歩いて移動してんだから本の4冊や5冊たいした負担じゃないでしょ。

と思ったので、とりあえず自分の交換してもいい本のリストが出るようにしてみた。

「コレ欲しい」ってリンクをクリックすると僕宛にtweetされるようになっていますので、なんか欲しい本があったらお気軽に問い合せてください。勉強会とかで会えれば持って行きます。

なんとなく考えたこと

書籍交換サービス『Bibuly』の不安要素 / 三十両

  • 古本屋に安く買い叩かれるのはすっきりしない
  • ネットオークションは出品の手間が面倒
  • 本当に必要な人に受け取ってほしい

これはその通りで、さらに

逆にそういう人は、こういうサービスじゃなくて、自分の身近な人とのコネクションを使って本をさばこうとするでしょう。例えば、同じ趣味を共有している友人だったり、同僚だったり。

なので、適当な本棚サービスとtwitterと身近なコネクションを結びつけて、ゆるい交換の基盤を用意すればいいかなと思った。

その他

ProductName シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略
レイチェル・ボッツマン
日本放送出版協会 / 1995円 ( 2010-12-16 )


シェアも色々面白いこと書いてある。

参考にした技術

javascript楽しいですな

ブクログはスマートフォン使って本のバーコードから登録作業が出来るので楽ちん。あと ATNDのAPIを使ってマッチングできるようにしておけばいいんだけど、近々参加する予定の勉強会はいずれもATND使ってないんだよな。

ユーザー登録はtwitterのOAuthでいいんだけど、とりあえず自分だけ。

「現場でプロが培った Google Analyticsの使い方」を読んだ

Google Analyticsを使ったアクセス解析 == 因数分解

Google Analyticsって面白いね。単にアクセスログを見て視覚化して増えた減ったを単純に喜ぶくらいなんかなぁと思っていたけど、実際に本書を読んだら、推論して仮説を立てて検証していくプロセスを実行出来るところが気に入った。

Hello? / Jostein Gaarderに超気に入っている一文があって、それは

'An answer is always the stretch of road that's behind you. Only a question can point the way forward.'

仮説の設定力が重要なのね。というわけで、本書にはそのためのヒントが幾つか散らばっていた。でも、僕はそういうことを検討するためのサイトを持っていないので欲しい、というかなんかつくろう。

ProductName 現場でプロが培った Google Analyticsの使い方 (WEB PROFESSIONAL)
中野 克平
アスキー・メディアワークス / 2079円 ( 2010-02-12 )


  • コンバージョン率の測定はPDCAのC
  • ソーシャルトラフィック
  • 時間帯別の指標からユーザー属性を読み取る
  • 成否の指標を明確にしよう
  • 検索エンジン(yahoo,google)
  • 一本化されたからこれは今後あまり問題にならない?
  • Webプレゼンスをキーワードから判断していく
  • ユーザーの目的はコンテンツを実際に目にすることで変わる
  • アドバンスセグメントで指標を深く読み取る
  • トラフィックの割合の変化はあまり意味が無い

あと、これってSpotfire向きの仕事だよね。だれかそういう使い方してるヒトいるのかなぁ。今度聞いてみよう

KKD(勘・経験・度胸)

KKDは特に否定しないし、それなりに重要だと思っている。ただ、職場内で共有できない情報とかスキルであるという点は問題だと思っているけど。

よくよく考えてみるに、KKDはアブダクションと密接に関連するのかな?またはセレンディピティ的な嗅覚みたいなものを表す言葉なんだろうなぁと漠然と思っている。そういう意味でイノベーション的には非常に重要なフォースとして働くなにかなんだろうと。

ただそういう能力は、深い洞察力とか論理的な思考力を背景としたものであり、宝くじに当たるかもという期待感をKKDとか言ってしまうのとは違うんじゃないかなぁと思うのであった。

ProductName アブダクション―仮説と発見の論理
米盛 裕二
勁草書房 / 2940円 ( 2007-09-20 )


「イシューからはじめよ」を読んだ

今年読んだビジネス系の本の中ではピカイチだった

限られた時間の中でいかに本当のバリューのあるアウトプットを効率的に生み出すかというゲーム

イシューを見極めるとあるが、逆に見極められないというのは何が問題か理解してないで、問題を解こうとする状態なのであろう。本書では「何に答えを出す必要があるのか」という議論からはじめて「そのためには何を明らかにする必要があるのか」という流れで分析を設計していく必要性を説いている。

また、イシューが特定できないときのアプローチを提案している。

よいイシューの3条件は「本質的な選択肢」「深い仮説」「答えを出せる」とあるが、自分の関わっている研究系の業務だと、分析に答えを出せるが、そこからどう方向付けしていいかの技術的な課題が結構あって苦労することが多いかな。あと、本書で触れてるFishing Expedition(肯定的な結果が出ないと役に立たない実験とか合成)をするヒトは結構多くて、「結局、最後に結果がでてればいいんでしょ」とか言われるんだけど、少しづつ変えていく必要はあるよなぁと思った。

ProductName イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
安宅和人
英治出版 / 1890円 ( 2010-11-24 )


  • 「考える」と「悩む」の二つの違いはなにか?
  • 犬の道とは
  • 犬の道を通ってリーダーになれたとしても、部下に犬の道しか示すことができない
  • 根性に逃げない
  • 一次情報を死守せよ
  • whyではなくwhere,what,howのイシューの表現を
  • よいイシューの3条件は「本質的な選択肢」「深い仮説」「答えを出せる」
  • 「答えのだせないもの」はよいイシューとは言えない
  • ワンウィークアンサー
  • イシューの分解
  • 何がわかればこの意思決定ができるかという視点
  • 空、雨、傘
  • 「どんなデータが取れそうか」ではなく「どんな分析結果が欲しいのか」
  • 分析とは比較、すなわち比べること
  • 限られた時間の中でいかに本当のバリューのあるアウトプットを効率的に生み出すかというゲーム
  • Fishing Expedition
  • プロジェクト終了のイメージ

2010年に読んだ本

今年読んで良かった本をビジネス系と技術系で5つずつあげてみる。

ビジネス本は読んだ量の割に心に残るものは少なかったけど内容がいい本は深くて色々考えさせられた。特に「イシューからはじめよ」はピカイチだった。

技術書は前半はPK-PDの本とか読んでいて、後半はプログラミング関係をそこそこ読んだ。Ruby関連の本が面白かったような気がする。エキスパートPythonプログラミングも大きい。

ビジネス本

とんがり

ProductName 小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
ジェイソン・フリード
早川書房 / ?円 ( 2010-02-25 )


ログをとるのは楽しい

IT業界に限らず、変化が激しい業界では短期的な成果を出すことも、長期的な視野での成果(つまり自分の成長)もきちんと考えることが大切だと思う。

自分で自分を経営しているって感覚が当たり前になるんだろうなと思っている

ProductName 経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目
新 将命
ダイヤモンド社 / 1680円 ( 2009-12-11 )


昨日読み終わったので感想記事を書いてないが、すごく良かった。ピンと来る人にはグイグイ引き込まれる内容。

ProductName イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
安宅和人
英治出版 / 1890円 ( 2010-11-24 )


技術書

5章まで残り。何度か読みなおしてPythonへの理解を深めていくための本

ProductName エキスパートPythonプログラミング
Tarek Ziade
アスキー・メディアワークス / 3780円 ( 2010-05-28 )


月曜日から金曜日に章が分かれていてメタプログラミングを学んでいく

ProductName メタプログラミングRuby
Paolo Perrotta
アスキー・メディアワークス / 2940円 ( 2010-08-28 )


バリバリEmacsを使っているEmacs使いが、作業効率をカイゼンしてさらにバリバリ使うようになるための本

継続やYコンビネータを知るために。独特の形式もまた読んでて楽しい

ProductName Scheme手習い
Daniel P. Friedman
オーム社 / 2940円 ( 2010-10-22 )


創薬研究の問題解決の方法論としても参考になることは多い

ProductName Redmineによるタスクマネジメント実践技法
小川 明彦
翔泳社 / 3444円 ( 2010-10-13 )


マーケットインとかプロダクトアウト

最近、社内の会議とか打ち合わせをしているとげんなりする事が多い。特に多いのが、マインドがプロダクトアウトすぎるということだ。

もともと、なんでゴールから逆算して考えるってことができないのかなぁと常々不思議だったのだが、プロダクトアウトの視点しか知らないからなんだろうなぁと気づいて納得した。

そもそも研究者は、頑張って成果物を出してみて、その後それが役に立つか評価してもらおうという思考のヒトが多いが、それは新しい物をつくるからであって、me-too drugを作っている労働者には全く必要ない思考なのではないか?むしろ、マーケットインの視点ありきでおまけというかタンポポ的にプロダクトアウト色をだしていけばいいんじゃないかなと思った。

逆の立場だったら、あんたの成果物買いたいと思うの?って聞いたら、うーんとか首捻っちゃうんだもん、不思議だよなぁ。

なんかマーケティングの本とか薦めてあげないとあかんよなぁと思ったけど、自分は普通に知っているので、実際どういう本を読んで勉強してもらえばいいかわかんなくて悩んでいる。

もしドラみたいなのあればいいと思うんだけどなぁ。僕はもしドラ読んだことないんだけど、もしドラには標記の内容に触れていますか?