今年読んだビジネス系の本の中ではピカイチだった
限られた時間の中でいかに本当のバリューのあるアウトプットを効率的に生み出すかというゲーム
イシューを見極めるとあるが、逆に見極められないというのは何が問題か理解してないで、問題を解こうとする状態なのであろう。本書では「何に答えを出す必要があるのか」という議論からはじめて「そのためには何を明らかにする必要があるのか」という流れで分析を設計していく必要性を説いている。
また、イシューが特定できないときのアプローチを提案している。
よいイシューの3条件は「本質的な選択肢」「深い仮説」「答えを出せる」とあるが、自分の関わっている研究系の業務だと、分析に答えを出せるが、そこからどう方向付けしていいかの技術的な課題が結構あって苦労することが多いかな。あと、本書で触れてるFishing Expedition(肯定的な結果が出ないと役に立たない実験とか合成)をするヒトは結構多くて、「結局、最後に結果がでてればいいんでしょ」とか言われるんだけど、少しづつ変えていく必要はあるよなぁと思った。
- 「考える」と「悩む」の二つの違いはなにか?
- 犬の道とは
- 犬の道を通ってリーダーになれたとしても、部下に犬の道しか示すことができない
- 根性に逃げない
- 一次情報を死守せよ
- whyではなくwhere,what,howのイシューの表現を
- よいイシューの3条件は「本質的な選択肢」「深い仮説」「答えを出せる」
- 「答えのだせないもの」はよいイシューとは言えない
- ワンウィークアンサー
- イシューの分解
- 何がわかればこの意思決定ができるかという視点
- 空、雨、傘
- 「どんなデータが取れそうか」ではなく「どんな分析結果が欲しいのか」
- 分析とは比較、すなわち比べること
- 限られた時間の中でいかに本当のバリューのあるアウトプットを効率的に生み出すかというゲーム
- Fishing Expedition
- プロジェクト終了のイメージ