「革新的ソフトウェア企業の作り方」を読んだ
成果主義とか裁量労働なんかはどこも採用していて、会社に属していたとしても、個人事業主みたいな性格を帯びているし、そういう意識で仕事していないと色々とモチベーションが保てないことが多くなってる。
という状況なので、自分をindependent software vendor(ISV)として見た場合に読んだら参考になることが多かった。
Eric Sink on the Business of Software 革新的ソフトウェア企業の作り方Eric Sink,エリック・シンク
翔泳社 / ¥ 2,940 ()
通常24時間以内に発送
- 今日の主要なソフトウェア会社の大きさと成熟度を考えると、ある種のマーケットポジションは、どのような現実的な意味においても手に入れることはかなわない
- 良いコミュニケーションは80%聞いて20%話す
- アイデアには価値はない。本当の価値は実施することでもたらされる
「READING HACKS!」を読んだ
副題に「読む」技術と習慣と書いてあるけど、心構え的な内容。最近の読書術系のビジネス本を分かりやすくまとめた感じ。レバレッジリーディングを読んだことがなければ面白いかも。
- 「学ぶ意思のあるヒトはどこでも学ぶことができる」
- 中途採用は極端にいえば企業サイドは「職種的専門技能」を買うこと
- 転職でセカンドキャリア形成という考えは甘過ぎ
- ブログを個人データベースとして利用する
- ブックストッパーは必須
- 僕も愛用
二個ないと困るが、二個だとamazonで送料無料になる。
僕の場合はコードの写経するのに必須。
「地頭力を鍛える」を読んだ
フェルミ推定の本。知識の幅と深さから軸そのものの転換が必要だと。
- 結論から考える
- コミュニケーションで重要なのは、自分が何を伝えたかでなくて相手に何が伝わったか
- 仮説はとりあえずの方向。走りながら柔軟に修正する
- 深堀が甘くなるリスクを常に意識する
- 絶対座標(凄いヒトのすごさがわかり、だめなやつのだめさがわかる)
- そのレベルまでは到達することが必要
- MECE
- フレームワーク思考
一通り読んでおくと良い感じ。僕にとってはそれ以上でもそれ以下でもなかった。
「あたらしい戦略の教科書」読んだ
先々週くらいの出張の新幹線の中で読んだのだけど、思考のボトルネックを解消しようと同じくらい面白かった。
- 現在地は客観的な事実でできていて、目的地は現在地に依存し、かつ幅のある未来のこと
- 情報力 = 情報収集力 X 情報分析力
- 直感的に自社のスイートスポットを考える方法は「自分の会社がなくなった場合困るのは誰でそれはなぜか」という質問に答える
- Knockoutした場合どうなるかを考える。
- 同僚に金をくれとせがむのがナンセンスなように、同僚に一方的に情報を求めるような態度もやはり間違っている
- 真のイノベーションは顧客の生の声からはあまり出てこない
- 顧客は自分の欲しいものの本質を理解しているとは限らない(むしろ理解していない)
- 社内の反発は、商品としての魅力度のバロメーター。
- ドワンゴの会長さんもおなじこと言ってた。
- いちいちブレインストーミングせずに、克服すれば大きな成果につながる矛盾のリストを作り、そうした矛盾の一つ一つについてアイデアを募る
- クイックウィンのテストケースは重要
- やめるべきことを常に探す
- 価値観はひとそれぞれなので説得したいのであれば相手の価値観に配慮する
いわゆるビジネス本については戦略というよりは戦術に近いレベルでヒトというものを捉えるわけですな。なんというか、将棋の駒はそれぞれ特性があるが、囲碁の碁石はもっとマクロな感じで石そのものには特性がないみたいな、そんな感じ。
でも、そんな感じで考えてみるに、ビジネスってのは将棋の盤上と駒のなかに碁石が混じっている感覚なんだよなぁと思った。セルオートマトンのように碁石が仲間に囲まれることで将棋の駒のように特性を持ったものにチェンジするのかなぁ。
「Subject To Change」を読んだ
デザイン全般に関して。イントラのサービスをつくる際に参考になりそうなことが多かった。
Subject To Change -予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作るPeter Merholz,Brandon Schauer,David Verba,Todd Wilkens
オライリージャパン / ¥ 1,890 ()
通常24時間以内に発送
- デザインは行為
- 製品自体はもっと大きなシステムのインターフェース
- デザインにおける共感
- エスノグラフィ
- 調査がうまくいく場合
- 調査が「組織コンピテンシー」として扱われる
- 調査結果が実行可能かつ永続的である
- 顧客体験は継続的なもの
- アイデアラボ
デザイン思考の道具箱に近いのかな
セミナーで発表してきた
参加した皆様おつかれさまでした。
僕はというと、反応プログラミングを使った合成系人工無脳について、話させてもらいました。職場でトークしてもレスポンスが薄くて凹むのでこういう場は結構貴重だなぁと改めて。
- つかみをコードでってのは、ダメでしょうと同僚に言われたのでやめた。
- かわりにはてなーになりました!とかやってみた(謎)
- Random Forestはみんな使っているのね。僕も実際のデータでなんか使ってみよう。
- graphical modelingとかMCMCも探索系まで落ちてきそうな予感はするのでそっちもちゃんと押さえておかないとなぁ。
- そういえばInSilicoSpectroはどうなんだろう?職場で流してみたら華麗にスルーされたままだったので聞いとけばよかった。
帰りにパラパラめくってみて欲しくなったんだけど、PRMLにも書いてあるからなぁ。
先にこっちだな。
追記 20081107
リサンプリングの話でrandom forestはどうかっていう話が出た時に、あーそれもありかなみたいなぁとその場では思ったのですが、よくよく考えたらブートストラップサンプルで標本が重複してしまうからそれをうまいこと回避できるのかなぁ?と。
なんかいい方法あるかなぁ。あとでもう少し考えてみよう。
「思考のボトルネックを解除しよう! 」を読んだ
最近読んだビジネス系の本では、ピカイチに面白かった(あとまだ書いてないけど新しい戦略の教科書も)。
特に7章、8章がやたらと熱くて気に入った。
「運動と食事と睡眠は投資と思って大事に扱いましょう」とか「選択をするということは責任を引き受け、未来を引き受けるということだと思うのです」あたり。これに近いことは人生戦略マニュアルにも書いてあったけど。
- ボトルネック
- 最近のビジネス本はフレームワークばかりで技能に関するものが少ない
- 知らないことは高くつく
- ECRS
- エフィメライゼーション
- 答えばっかりさがさない
- 長い人生の中で大切に扱うことは緊急ではないが重要なこと
- 緊急だが重要でないことは(ポリシーとして)やらない
- やってもいいことないし、身体壊して損するのは結局自分だ
「+1%の企画力」読んだ
あまり響くものがなかった。あんま企画とかそういったことに興味がないからか、、、いやそんなこともないよなぁ。
- sustainabilityは大切
- 企画で大切なのはアバウトな捉え方をしないこと
- 利益は「難しいね」「ダメだね」「ムリムリ」と言われるところにある
- 口立ての緊張感が大切
- 上司の説得にエネルギーを使うくらいなら、(上司を通して企画を通しておいて)飛ばしたことを謝るエネルギーにあてよう
「視覚マーケティングのススメ」読んだ
美学としてのデザインに関して。
デザインの一面しか見てないのと、(顧客の視点に立っているよ的な)デザイナー視点なのかなぁと思うような感じはした。「人は見た目が9割」を引き合いに出している様に表層というか、とっかかりてきな部分を掴むためのデザインをどうするかというお話としては面白かった。
- デザインとはすでにある大きな市場に参入するための判断材料となるもの
- 実用性とデザインは同じベクトルを向いて存在している
- これをデザインのほうから眺めている(ような気がする)
- つかむデザインとひくデザイン
- 広告の効果を上げるために最も手っ取り早い方法は先にデザインを決めてしまうこと
- トーン、マナーは企業、製品、サービスに漂う雰囲気や世界観
- これは人の潜在意識に訴える。
「レバレッジ人脈術」読んだ
読書術のほうがおもしろかったな。
コントリビューションってのは長期的な視点でのギブアンドテイクではないかと。
あと会に関して、知性や教養を一定のレベルにあわせるってことが大切だっていうのはそう思う。酒屋さん主体の割と少人数で蔵元を囲む会は、色々勉強になる話が聞けてよい。そして昔、職場内に「焼酎を味わう会」っていうのがあったんだけど、だんだん味も意味もわからんようなのが増えて(結局希薄化して)なんだかよくわからんようなただのおっさんのどんちゃん騒ぎの会に変化してしまった。とかどうでもいいことを思い出したのであった。



READING HACKS!―読書ハック! 超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣
ブックストッパー
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
あたらしい戦略の教科書
デザイン思考の道具箱―イノベーションを生む会社のつくり方
マルコフ連鎖モンテカルロ法 (統計ライブラリー)
パターン認識と機械学習 下 - ベイズ理論による統計的予測
思考のボトルネックを解除しよう!
プラス1%の企画力
視覚マーケティングのススメ
レバレッジ人脈術