PDCAと成果主義
なんとなく思ったので、書いておく。
PDCAサイクルってありますね。Plan - Do - Check - Actionというあれです。
創薬もアジャイル開発なのでPDCAをどんだけ早く快適にまわすかってのは重要なわけです。
創薬的にはこんな感じ
- P: 合成計画を立てる
- D: 合成する
- C: アッセイする
- A: 分析する、解析する
- P: (解析結果をもとに、よりより)合成計画を立てる
個人的には量子化学的な手法をSBDDに組み込むっていうのが興味があって色々やっているわけですが、ああいう手法って解析の部分には非常に貢献する(見えなかった相互作用が明確に理解できたりとか)のだけど、じゃぁ、その知見を「合成計画に反映させる」となると、とたんに難しくなったりして、結局、解釈で終わってしまうことが多々あるわけです。
僕自身は、そういうことを積み重ねていって段々とPlanのほうにも貢献していくようにノロマなプロセスを踏むしかない(というか踏む)のがいいのかなと思っているのだけど、成果主義的な観点だと「結果的に貢献してないから何もしてないと同義」的な扱われ方をしますよね。
と、よくある成果主義批判っぽいことを書いているだけなんですけど、それがダメっていいたいわけじゃなくて、そこんとこをうまくバランスとっていく術ってないのかなぁと。
そういう例が知りたい。
「労働ダンピング」を読んだ
ブックオフにて。アマゾンの星の多さの割になんというか同意できない内容が多くて、そういう主張を読むという意味ではなかなか興味深かった。労働者は会社に搾取されているっていう前提で、幸せに生きる権利を獲得しなければみたいなスタンスかな。本書からは社員がなんかの目的のために集まって結果できた法人形態が会社っていう立ち位置はさらさら感じさせない。
もちろん正規、非正規にも触れていていて雇用の流動化は悪っていう主張っぽい。
あと、紙切れが挟まってた。栞として便利だったのでそのまま挟んで使った。

ということは著者は社民よりってこと?それとも共産かな、わからん。
- 健康に有害なストレスを生み出す長時間労働や職場環境こそ改善しなければならないのだが、一定時間を超えたら産業医の指導や健康診断の実施によって労働者の健康対策を講じるというでは、労働者個々人の健康問題に収斂されてしまいかねない
- 労働時間規制は、「何時間働けるか」ということではなく「何時間労働から開放されて時自分のための自由な時間を確保できるか」という生活の自由の確保に存在根拠があった
- グローバル化は、本来ならば、これまでにない物質的進歩をもたらし、すべての人々に生産的で、より良い仕事を与え、貧困の撲滅に大きな貢献を擦る可能性がある
- この主張の根拠がよくわからなかった
- 安心して働ける仕事としてイメージされるもの
- 働き手にふさわしい力と役割を発揮できる
- 働き手の生活や健康、人格が大事に尊重できる
- 自立して将来を見通しながら生きる基盤となる
- 登録型という雇用自体この社会に認めてはならない働き方
- 労働時間差を理由とする処遇格差が差別であるという考え方が自然に受け入れられる働き方が「ワーク・ライフバランス」というものだろう
理想はまぁその通りだと思うんだけど、それを達成しようとする手段に組合臭を強く感じた。
モチベーション3.0とかハイコンセプトが、自分で未来を切り開こう的な前向きな内容なのに対して、本書は、企業に奪われた「幸せという宝箱」を奪還しようというRPG的な内容かなぁ。まぁ、宝箱の中には「安定雇用」も「正規雇用」も入ってなくてスッカラカンだとおもうんだけどねぇ。
「モチベーション3.0」を読んだ
ポジティブ系やる気出せ系のビジネス本か?と思って敬遠してたのだけど、本屋で手にとったら面白そうだったので買った。社会基盤の現状とこれからに関して考察してある本。
300ページあるけど第三部はおまけ資料的なので実質200ページくらい。
- 〈モチベーション1・0〉…生存(サバイバル)を目的としていた人類最初のOS 。
- 〈モチベーション2・0〉…アメとムチ=信賞必罰に基づく与えられた動機づけによるOS。ルーチンワーク中心の時代には有効だったが、21世紀を迎えて機能不全に陥る。
- 〈モチベーション3・0〉…自分の内面から湧き出る「やる気!=ドライブ!」に基づくOS。活気ある社会や組織をつくるための新しい「やる気!」の基本形。
要するに3.0と2.0の対比。2.0は現状に合わなくなってきていて色々問題が起こっているので、サステイナブルな働き方を説く。内発的(Intrinsic)な動機づけ、つまりタイプIと外発的な(extrinsic)動機づけ、つまりタイプXの二つのタイプにわけて、タイプIは良いですよと。
- モチベーション2.0はそれ以前のOSよりもはるかに洗練され、ヤル気をださせるものだとはいえ、やはり高尚だとは言えない
- 組織のフラット化が進むにつれ、企業には自ら意欲を起こせる人材が必要になる
- 仕事とはしなくてはいけないからするもので、遊びとはしなくてもいいのにすること
- 報酬には本来、焦点を狭める性質が備わっている
- マネジメントはテレビや自転車のようなものだ。人間の発明しの一つにすぎない
- 技術なので陳腐化するってことか?
- マスタリーとは何か価値のあることを上達させたいという欲求
- 教育に大局的見地を与える
タイプI的な「持続可能な学習をサポートする」ための本としては以下の本は良いですね。
また、モチベーション3.0的な生き方を目指すなら、必要最低限の生活は保証されている必要があるかと。それは最低限の賃金を貰うか、必要最低限の定義を下げるかどっちかなので、こういった本読むのも面白い。
社会基盤とか政治的な観点から考えるのであればモチベーション2.0の限界が来てるよね的な本。
アラーム機能
オススメに入ってた。
アラーム機能は、wiiリモコンのバイブを使えばいいんじゃないかと。プレゼンテーションzenを読めばレーザーポインターの必要なスライドは作らんよね。
アマゾンはこういう組み合わせをすすめてこないな。
「プレゼンテーション Zen」を読んだ
なんとなく欲しくなって読んでみた。
綺麗なスライドを作る本というよりは、プレゼンテーションで伝えたいことを明確にするためのメソッドと、そのプレゼンテーションをよりつよく印象づけるためのスライドの使い方の本。
良いプレゼンを生で見たことのある人が、ああいうプレゼンができるようになりたいなぁと思ったときに読むと、色々ヒントが散りばめられていると思う。
- コミュニケーションとは、他人に自分の観点を取り入れさせることである
- プレゼンテーションの準備の初期段階で最も大切なのは、コンピューターの前から離れることである
- 核となるメッセージを見出し、それをわかりやすい形で表現することだけでも、プレゼンターにとってはかなりの難題だ
- ムダの無いプレゼンテーションとは、必要な情報をすべて備えており、しかもそれらを心に響くシンプルで具体的なエピソードで伝えたものである
- 簡素とは、最小の手段を用いて最大の効果を発揮することである
- コントラスト、反復、整列、近接
- スライド上でテキストを使って表現した情報のうち、写真で置き換えられるものはなんだろう?
Computer Programming for Chemistry
久々にケモインフォクックブックを更新した。
先日同じことをするのにrxnフォーマットを扱えるライブラリ使ってちゃちゃっとやったけど、openbabelだとどう書くのがいいのかなと。
さて、SBDDとかLBDDとかそういう仕事に関わっているヒトはプログラミングくらい出来そうなイメージがあるけど、全然そんなことなくて、ちょっとしたシェルスクリプトも書けないヒトが多いです。基本アプリケーションの操作という作業がメインなので、プログラミング出来なくてもなんとかなるという。あとPipelinePilotみたいな便利ツールもあるしね。
という状況なので、仕事に関わりながらプログラミングを覚えていくというキャリアパスのようなもの存在しないと考えてよいです。それは単純に独学と自己啓発のエリアですな。
しかし、アプリケーションのみでは出来ない作業っていうのは存在するわけで、そうなるとやっぱプログラミングしなきゃいかんわけですよ。そこで、プログラミングが不得手なヒトは仕事の効率がガタ落ちするわ、最悪成果が出せないとか困ることになる。
僕なんかが「誰でもできるツールで誰でも出来る仕事をしてもしょうもないでしょ?」とかいうと「そういうツールを組み合わせて独創的な成果を」と反論されるんだけど、そんなこといってもしょうがないような。
だってそれは誰でもできるツールを使うヒトがごく自然にたどり着く結論というかみんなその制限の中で工夫しているからね。
そういった制限から抜け出すにはプログラミングは一つの解なのだろうなと思う。
Design and Use of Relational Databases in ChemistryT. J. O'donnell
Crc Pr I Llc / ¥ 11,398 ()
通常2~5週間以内に発送
ま、とはいうもののプログラミングスキルは基本的に評価されないよね。
「経営の教科書」を読んだ
農人日記で触れられていたので買って読んでみた。
別に社長でも上の立場でもないけど、上の立場の考え方とかわかっていた方が色々アプローチとかやりやすいってのがまず一つ。もうひとつは、最近はなんでもフラット且つマイクロで、会社に属していても、階層性が希薄になってきてるし、そのうち自分で自分を経営しているってのが当たり前になるんだろうなと思っているということ。
- 3つのP Philosophy,Plan,People
- 勉強会の効能
- 顧客とは、我が社の商品やサービスを買ってくれる人か?
- 内部顧客の存在
- 戦術の失敗を戦略で補うことはできるが、戦略の欠如を戦術で補うことは出来ない
- 慢性的な残業は無能力の証であり、悪徳である
- アクションx情報量マトリックス
「残念な人の思考法」を読んだ
残念な人とは、プライオリティ付けの成否、適否を考えない人、あるいは見誤る人
- システム化 X 「思考停止」 = 残念なトラブル
- ノウハウは公開しても問題ない。なぜなら、大変なのは「実行すること」だから
- 二流は積み上げ式で考え、一流は市場全体で考える
- 塗り絵術
- なんの絵を描くのか明確にする
- パーツの色と形を知る
- どこをどう塗ればそれらしくなるかを考える
- 枠を塗る
- 中身を塗る
- PREP
- エンプロイアビリティ
塗り絵術の枠組みで自分の関わっている仕事を考えてみると
- 塗り絵術(探索研究)
- プロジェクトのゴールを明確にする
- どういう、ワークフローを設定すればそれらしくなるかを考える
- アッセイ系の特徴を知る
- スキャフォールドを探索する
- 細部をいじる
「マインドマップ会議術」を読んだ
しゃべるリベンジ
去年か一昨年か、これからはイントラマイクロブログじゃ!と息巻いて入れてみたしゃべるであったが、結局ひとりべしゃりになってしまい、ひっそりと閉じたのであった。
しかし、近年のtwitterブームにより、再度イントラtwitterにチャレンジすることにしたのであった。 というより、以前に別のマシンにインストールしたことをすっかり忘れてて、今日たまたま8080にアクセスしたらログイン画面がひょうじされて、じゃぁ使うかと。
で、社内勉強会とかめんどくさい(やるなら正直お金とりたい)ので、twitterを使ってサイエンティフィックなコラボレーションが促進されるとかそういう本を探してるのだけど、そういう本って出ているのかな?
あればそれ読んどけってメールして終了。



労働ダンピング―雇用の多様化の果てに (岩波新書)
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
IT業界を楽しく生き抜くための「つまみぐい勉強法」 (技評SE選書)
夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術
7割は課長にさえなれません (PHP新書)
世代間格差ってなんだ (PHP新書 678)
ロジクール プロフェッショナル プレゼンター R800 R800
プレゼンテーション Zen
Wiiリモコン(アオ)(「Wiiリモコンジャケット」同梱)
プレゼンテーション Zen デザイン
経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目
残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)
マインドマップ会議術―会議の質を劇的に高める「1枚の地図」