パズリカ

適当に読んで面白そうなパズルを解く

ProductName パズリカ
伴田 良輔
小学館 / 1575円 ( 2009-09-11 )


個人的には論理パズルのほうが好みだな。

リアルタイムメディアが動かす社会

すがやみつるさん、八木啓代さん、渋井哲也さんの話が面白かった。

編集とは企画を立て、人を集め、モノをつくるために、 言葉とイメージとデザインをアンサンブルすること

本(文章)の編集の話かなぁと思いながら読み始めたら全然違っていて良い意味で期待を裏切られた。「はじめての編集」は良書だと思いますね。

デザインにちょっとでも関わっていれば読むべきだろう。広義に捉えれば創薬の初期探索プロジェクトも一種の編集作業だと思ってよいだろうなぁと。

編集は、僕が思うに「情報による触発」であり、こちらに求められるのは主観性です。

ProductName はじめての編集 [単行本]
菅付雅信
アルテスパブリッシング / 1890円 ( 2012-01-12 )


メディアの進化の方向

  • フローとストック
  • 権威性と参加性
  • 記録性と創作性
  • 三次元的

ウェブのデザイン

ウェブの特性はその双方向性と更新性にあります。ですので、完成形というものが定まらず、独立した作品として語りにくいため、完結したデザインというよりも常にコンテンツが入れ替わるフォーマットとして語ったほうがいいと思います

読み終わってから改めて考えて見るに、写真で主題を決めて良い構図を探すのも一種の編集作業だし、研究プロジェクトで課題を決めて実験計画を立てるのも編集だよなぁと色々なものがつながった気がした。一種の悟り体験だったかも。

余談だが、読んでる最中にKJMのジャケット手がけた人だと知って懐かしくなった。たしか三条河原町のヴァージンメガストアで買ったはず。

ProductName KYOTO JAZZ MASSIVE
KYOTO JAZZ MASSIVE
フォーライフ ミュージックエンタテイメント / 2727円 ( 1994-04-21 )


本を 読む本

これも名著。最近素晴らしい本に遭遇する確率が高くて嬉しい。この本も何度も読みなおすべき類の本ですね。

本書は読書技術を3レベルに分けて考えている。

  1. 基本読書
  2. 点検読書
  3. 分析読書

本書が扱うのは、一番高度な読み方である分析読書に関してである。

シントピカル読書ができることは、異なる結論を導き出すことの多いバイオサイエンス関係の論文読みには必須の能力ですね。

ものごとについて意見が一致するときには、共通意見が真実に近いと推定される。しかし、意見が一致しないときは、衝突している意見の中に全面的に真実なものは一つもないかもしれないし、そのうち一つだけが、全面的に真実で、ほかは全部間違っているかもしれない。しかし、また、それぞれの意見が、真実の一部分しかあらわしていない、ということもあり得る。

シントピカル読書にはパラドクスがある。

読むべき本が分からなければ、シントピカルに読むことはできない、シントピカルに読めなければ、何を読めばよいかわからない。

ある程度乱読をしておくと、類似の問題からサーチする領域を絞り込むような鼻が効くようになると思う。

ProductName 本を読む本 (講談社学術文庫)
J・モーティマー・アドラー
講談社 / 945円 ( 1997-10-09 )


白馬で滑ったりコーディングしたり

静岡のIT勉強会系の人達+αで、白馬に滑りに行って来た(犬を飼い始めた時から行ってないから7年ぶりくらい)。

ワックスがけも久しぶり。板はちょっと錆びてたけど気にしない方向で。

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飯森で少し滑って、ゴンドラから頂上を目指す。初日の頂上付近はガスってて面白くなかったが、47のコースはボーダーにとっては面白いですね。

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昼は47のピザの店で。ここは美味い。

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上まで上がってアルプス平から降りてきていいもりでちょっと滑って終了。身体が痛い。

宿はいいもりゲレンデ内のロッジ。夕食はうどんすき。地下90mから汲み上げているという水が美味かった。

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夕食後は酒飲みながらのコーディングタイム。大信州は最近旨いね。僕はFlask-SQLAlchemyのソースコードを読んでいた。レポートはどっかにでるはずなので出たらリンクを貼る。

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次の日の朝。朝7時には既にリフトが動いていて滑っている人がいた。

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朝ごはん。水が美味い。

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二日目のアルプス平は晴れていて気持ちいい。

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雲海二連発。

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午前中最後まで滑る体力などなく、適当に上の方を滑って10時30分くらいにはあがった。7年ぶりだとこんなものかと思った。というか、身体の動かなさに心が若干折れた。もう少し筋トレをしたりとか、仕事帰りに軽くイエティにいって滑るとかそんな生活をしないといけないなと。

帰りはそば神で。なかなか良かった。量が多めなので大盛りを頼まなくて正解。暖かい蕎麦でも良かったかなと。

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みなさんお疲れ様でした。

ピタゴラ装置DVDブック(3)

欲しい

ProductName ピタゴラ装置DVDブック(3)
教養
ポニーキャニオン / 2228円 ( 2011-11-25 )


「7つの習慣」を読んだ

古典なんだろうが、読んだことがなかったので。

好きな人にとってはたまらないかもしれないが、僕には宗教色が強すぎるかなと感じた。眩しすぎてあてられちゃうひと続出だろうから★2つくらいのちょっとネガティブなコメントのほうが参考になる。つまり批判的な読み方したほうが得られるものが多いと思う。

ProductName 7つの習慣―成功には原則があった!
スティーブン・R. コヴィー
キングベアー出版 / 2039円 ( 1996-12 )


時間管理の第二領域に集中するというのは、まぁみんな理解しているけど、実践できているかというのは微妙だと思う。読後に改めて考えてみると、第三領域というのは第4の習慣(Win-Winを考える)とバッティングするからだろうな。緊急だけど(自分にとって)重要でない仕事は必ずしも相手にとって重要でないわけではないからなぁ。

という話は昔書いたし、自分は基本的にこの原則に従っていて、しょうもない仕事はあまりしなくなったけど、対人関係が全然壊れていないかというと微妙なところだな。つまらない仕事を受けてくれることが信頼関係の構築につながるって信じてる人も一定数いる(特に年功序列世代のおじさんに多い)し、結局自分がどう在りたいかにかかってくるだけだよねー。

  • 習慣は、知識とスキルとやる気という3つの要素からなっている
  • 個人的なミッションステートメントを書く
  • 原則中心の生活
  • デレゲーションの重要性

子供の本の難易度を調整するのは楽しい

達成感というか読了感を如何に与えるかは重要だと思う。

最近娘が気に入った本。

ProductName 特急おべんとう号 (福音館創作童話シリーズ)
岡田 よしたか
福音館書店 / 1575円 ( 2009-03-01 )


子供のためのマインドマップ

娘は絵を描くのが好きなのでマインドマップは合っているみたいだ。子供向けのマインドマップ本を買ったら最初に好きなもののマインドマップを描こうって書いてたので、二人で描いてみた。

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漢字の起源象形文字を中心におくのもマインドマップしやすくて面白い。

ProductName マインドマップ(R)for kids勉強が楽しくなるノート術
トニー・ブザン
ダイヤモンド社 / 1680円 ( 2006-11-17 )


アイデア創出技術のバイブル

考具の著者の監修だということもあって読んでみたが、名前の通りアイデア出しのためのテクニックバイブルだった。

自分の発想力を運用する

ためのリソースブックですね。

序部はアイデアパーソンになるための11の習慣付けの方法が書いてあり参考になるが、

  • アイデアを収集するためのブレインバンクを作る
  • 素早くメモをとる

っていうのはEvernoteでいいかなと。今はgoogle tasksにひとつメモ用のリストを用意してるんだけど収集には向かない。

ProductName アイデア・バイブル
マイケル・マハルコ
ダイヤモンド社 / 2940円 ( 2012-02-17 )


主に以下のセクションに分けてテクニックをまとめてあるので、自分の能力バランスを考えるときに参考になる。 僕は特に直感的思考を高めるためのテクニックのセクションを、えーナニコレ気持ち悪いと思いながら読んでいたが、読後に改めて自分のバランスを考えると論理的な思考をすることに結構縛られているので、もうちょっと直感を養う訓練をしてもいいのかなと。

  • 左脳(論理的思考)
  • 右脳(直感的思考)
  • 協調(共同作業)

論理的思考を養う

大体ビジネス本に出てるけど、まとまっているのでパラパラめぐって眺めても楽しい。

一つの視点はあらゆる可能性の一つにすぎない

ので代替案を効率的に探索する手法が必要ですね。

  • SCAMPER(オズボーンのチェックリスト)
  • 逆転
  • アイデアボックス
  • マンダラチャート
  • フェニックスチェックリスト
  • ブルートシンク

チェックリスト系のものは本の最終ページにツール集としてまとまっているので便利。

ただし、

言語的な発想法を使いすぎると、自分の発想力が電子レンジで温め直しすぎたコーヒーのようになってしまうことがある。そんなときは、発想法を変えて、想像力を”入れたてのコーヒー”にしておくべきだ。

だそうだ。

直感的思考を養う

部の最初に直感力で問題を解く5つの要素を上げている。

  1. よく知らない問題に、どう取り組むべきかわかる能力
  2. ある分野の問題を、それとは無関係な分野と関連付ける能力
  3. 問題の核心部分を認識する能力
  4. 問題の最終解決をあらかじめ見通す能力
  5. 感覚で解決策がわかる能力

先にも上げたが、このセクションを読んでいて、「あーそうだよね」と「えーこれはどうなの?」というテクニックがあったので、分類してみた。

しっくりくる

  • 青い薔薇
  • ユーリカ!(インキュベーション)
  • 類推する(アナロジー発想法)
  • 論理を超える(パラドックス発想法)
  • 象形文字

しっくりこない

  • もしも話(フィクションストーリー発想法)
  • 夢日記発想法
  • 潜在意識からのメッセージ(ダ・ヴィンチ・スケッチ発想法)
  • 入眠時幻視
  • 幻視の旅(シナリオジャーニー発想法)
  • メンターズトーク発想法

分けてみると、潜在意識に語りかける系のテクニックをあまり重視していないのかもしれない。論理的に物事をすすめていくやり方に縛られすぎてるのかな。これに関してはもう少しゆっくり考えてみる。

協調作業

協調作業は、協調作業をするための人をどう集めるのか?というところに一番高いハードルがあるし、特に職場での仕事の場合チーム構成は与件でありコントロールできない要因なので、基本的に期待はしない。つまり、個人的にはコラボレーションは非常に重要視するけど、依存はしないというスタンス

セクションの中ではアイスブレイクとブレインストーミングの手法に関して説明している。

ProductName 考具 ―考えるための道具、持っていますか?
加藤 昌治
阪急コミュニケーションズ / 1575円 ( 2003-04-04 )