リピーターをつくる35のスイッチ

社内サイトの再訪率をあげるということをやっているので読んでみたが、オーソドックスな内容ではあるが、体験に基づいているのでなかなかおもしろかった。

つながりが大切

  • 心のつながり
  • 記憶のつながり
  • モノでのつながり

ニートの歩き方

筆者のスタンスは

人生なんて死ぬまでの間をなんとかやり過ごせればそれでいい

というものだけど、それはそれでひとつの生き方としてありなんだろうと思ったりもする。

終身雇用的な生き方がちょっと破綻してきていて、それじゃ、転職を繰り返して擬似終身雇用を目指すのかというとそれはちょっと違うなぁ的な揺り戻しのなかで、新しいライフスタイルが出てきたのかなぁとも思うが、終身雇用とか年金生活なんて100年も経ってない制度だよね。もっとロバストな生き方もあるんじゃないかなと思う。

半農半Xが、ジョブをある程度固定した感じのリスク分散なのに対して、筆者のスタンスはなんといったらいいのだろうか?生活のクオリティと収入をうまくバランスさせている感じなのかなぁ。そういう意味では学生寮の延長な感じもしないではない。

京大の教養の牧歌的というかなんというか、ゆるやかに時間が流れる感っていうのはあそこでしか得られなかったけど、そういったゆるさを保ったライフスタイルなのかなぁと感じて、昔を懐かしんだ。

そもそも、頑張ったり我慢したりしないと良い仕事ができないという考え方が間違っていると思う。(中略)もっと軽やかに自然な形で作られたものじゃないだろうか。

これは同意できる。つまり、十分に発達した仕事は遊びと区別できないってやつかな。それからモチベーションの仕組みからいっても、賃金でイノベーションが生まれやすいとは思わないなぁ。僕も良いアイデアは会社とは離れたところでの自由な想像から生まれることのほうが多いし。

セミの羽化を観察

犬の散歩してたら蝉の幼虫を拾ったので、家の網戸に貼り付けて観察してみた。

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ちょっと目を離した隙に、ニョロっと出てきた。セミのように蛹を経ずに羽化するのを不完全変態というらしい。

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羽が固まるまで結構時間がかかるみたい。

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朝起きたら抜け殻が残っていた。無事に飛び立っていた。

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娘の模写

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ザリガニさいばん

多数決というのは少数の反対意見を握りつぶす行為であって、合意の形成(全員の落としどころをみつける)とは違うというか、そういう皮肉はこめられているよなぁと。

子どもが読んでも面白さは伝わらないけど、大人(ちょっとすれた)が読むと面白い。

ProductName ザリガニさいばん (どうわがいっぱい)
阿部 夏丸
講談社 / 1155円 ( 2001-07-12 )


ストーリーはナマズにこぶができてて近くにザリガニのハサミが落ちてて、犯人としてザリガニが疑われたんだけど、嫌いだという心情で多数決で有罪にされたけど、ロジカルに突き詰めていくとなんかおかしいと。結局ナマズがザリガニを食べた時に抵抗して暴れた時の傷だったというオチ。

その過程が面白い。

東京都知事選の泡沫候補の政見放送がループすんね。

WEB+DB PRESS Vol.70

オートマトンの特集が読みたくて買ってしまった。

ProductName WEB+DB PRESS Vol.70
成田 一生
技術評論社 / 1554円 ( 2012-08-24 )


WEB+DB PRESSの特集は、その性格上妙に入門っぽい部分が多かったりして、思ったより満足感が得られなかったりするから最近はあまり買ってなかったんだけど。

どっちかっていうと、数ページくらいの連載とかコラムのほうが好きだったりするが、今回もそんな感じだった。

オートマトンの特集以外では

  • Software is Beautiful
  • Comparators
  • Perl Hackers Hub
  • フロントエンドWeb戦略室

が面白かった。

ポケモンタイピングDSのbluetoothキーボードは安くて便利

以前購入したのだけど、予想通り遊ばなくなったので、僕のiPhone用のキーボードとして職場に持ち込んで使っているが便利だ。

iPhoneに認識させるのも簡単で、iPhone側のbluetoothをONにしておいて、キーボードのfnを押しながら電源を入れるだけで認識する。

「渋滞」の先頭は何をしているのか?

最後のほうは生産方式のボトルネックを潰す話になってて面白い

ProductName 「渋滞」の先頭は何をしているのか? (宝島社新書 291)
西成 活裕
宝島社 / 756円 ( 2009-06-10 )


渋滞の種類

  • 自然渋滞
  • ボトルネック渋滞
  • ダンゴ型渋滞

自然渋滞をなくすには、

  • 不安定な流れをなんとかして安定化させる
  • 不安定な流れをつくらない

その他

  • 人間は立ち止まっていると体感待ち時間が増え、それがストレスにつながる
  • タクトの重要性

学校は誰のものか

本書は2007年に出版されているが、最近の学校絡みの事象はその当時に指摘されまくっていて改善なんかこれっぽっちもされてないのがわかる。

親、子ども不在の不毛な議論はもうごめんだ「よい先生」のいる「よい学校」に学びたい。こんな簡単な望みがどうして叶わないのか。学習者の立場から教師、校長、教委の「しがらみ共同体」にメスを入れる。

というような、教師が如何に駄目かを語る本だった。

個人的には教育バウチャーは賛成かな。弊害があるとしても、今より悪くなるってことはないだろうし、そのうえで揺り戻しがあってもいいのかなーと。教師は聖職者じゃなくて労働者だという認識を持ったほうがいいでしょう。

公立学校はお客が増えようが減ろうが、あるいはまったくこなくても統廃合すればいいし、校長、教員は転勤すれば済む

僕は分校みたいな小さな小学校を出たのだけど、そういう学校にはちょっと頭のおかしい教師が送られてくるんだよね。お盆に実家に帰った時もばぁば(つまり母)がその当時の話を語ってたけど、自分の記憶とほとんどズレてなかった。「お前の学年は1,2年生の時はマトモな授業してなかったんだよねー」とか語りだして、「もうちょっと問題にしとけよ」と思った。まぁ、田舎の学校はPTAの癒着もすごいからねー。

で、多分小学校一年のときは担任が三人くらい変わっていて、そのうちの二人(一人は確実)は精神病院に入った気がする。二年の時も一回代わってたかなぁ。まぁそんな感じでw

結構色々、覚えてるんだけど幾つか。

二年の時のおかしい男性教師は、あるひ女子生徒がいたずらでおとなしい男子生徒の椅子を休み時間中に隠しちゃって、授業が始まっても椅子が見つからず困っているその生徒に対していきなりブチ切れて、すげー勢いでぶん殴られ突き飛ばされて、まぁ当たり前に鼻血はでてまわりの机もドンガラガッシャンで。その後少し経ったら消えたんだけどw。なんだったんだろあれ?とか書いてたら思い出したけど臨時教師だったかもしれん。

一年生の時のも覚えていて、更年期障害みたいなばあさん先生が、下校中に奇声を発しながらいきなり追いかけてきて、同じ下校グループの女の子を道路から1メートルくらい下にある田んぼに着き落としてた。

たしかその女教師はすぐに消えたはず。

あーいうの経験してるから、教師は選べるようにして欲しいなぁと思うし、選べないなら何かあった時のペナルティを厳しくして欲しいなぁと思うんだけどね。

学校はムラ社会

  • ムラ長に異議をとなえない
  • 二重規範になっている
  • 内部の恥を外部に晒さない

ふもとっぱらにキャンプにいってきた

夏休みの最後のイベントとして、ふもとっぱらにいってきた。去年はこどもの国に泊まったけど、今回はこどもの国とちがって犬連れオッケーなので、犬同伴で。

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だだっ広い原っぱの好きなところにテントを張れる。途中によった青木養鶏場の焼き鳥を焼きながら、夕食の準備。

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夜は、八月の終りでもかなり冷えるのでフリースか、それなりの寝袋は必須。震災時のことも考えていいやつを買っておくとよい。子供もどうせ大きくなるので大人用を買っておくのがコスパがいいらしい。

朝起きて、椅子に座りながらtwitter+日の出待ち。

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日が出たので撮った。

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カモが隊列を組んで池に向かって歩いていったので、息子と娘が最後尾からついていった。

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帰りにミルクランドでジェラートを食べて終了。

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社長は労働法をこう使え!

労働法に関して。組合が強すぎるのはいいことなのか悪いことなのかよくわからないが、僕は組合が嫌いだ。

会社にもめやすい土壌があり、そこにもめやすい社員が種をまき、労働組合や弁護士などが水をあげることで、揉め事の芽が出て花が咲く

権利ばかり主張して「いいから働けよ、おっさん」って言いたくなるようなバブル以前のたいして働かない社員もみてるし、そういう人達の雇用を守るために一生懸命組合を頑張る若手社員を見ててもなんだかなーと思ったりするし。

結局労使は労働法というルールを使ったゲームだな。だからルールは熟知しておく必要があるだろう。

ProductName 社長は労働法をこう使え!
向井 蘭
ダイヤモンド社 / 1680円 ( 2012-03-09 )


  • 日本の場合、賃金さえ支払えば労働者に仕事をさせなくてもかまいません。
  • 労働法では、「労働者は工場で働く弱者と考えている」「裁判官の常識でふれる」
  • 労働法は労働者の能力不足には寛大だが、遅刻や欠勤などの勤怠不良には非常に厳しい
  • 数億円の損害を出すのは許しても、数千円の横領は許されない
  • 会社の利益を労働者に還元する場合には、むやみに手当を増やすより、賞与を利用するのが安全
  • 日本の場合、使用者に義務付けられているのは労働組合との話し合いのテーブルにつくことだけ