「会社のつくり方」を読んだ

会社の作り方のポイントを20代、30代、40代、50代と世代ごとに書いている。

ProductName 会社のつくり方 (日経文庫)
成毛 眞
日本経済新聞社 / ¥ 903 ()
在庫あり。

  • 社員や株主は自分の会社のイメージを持てないからこそ、他所のイメージにのっかる
  • 会社にいると入ってくる情報が多く独立すると情報が激減する
    • 職種と情報によるだろう。
  • 起業年齢的に一番中途半端なのが40代
  • 大企業の中間管理職固有の病
  • 自営業はあくまで個人がおこなうもので会社ではない
    • LLCはどうなんだろう?
  • 50代で起業する場合、人生をどう締めくくるかも意識する必要がある
  • ニュースリリースに関して
  • 月次予算より月次決算
  • 顧客獲得

「ライフログのすすめ」を読んだ

現代は"Total Recall"つまり完全記憶能力

ProductName ライフログのすすめ―人生の「すべて」をデジタルに記録する! (ハヤカワ新書juice)
ゴードン ベル,ジム ゲメル
早川書房 / ¥ 1,470 ()
在庫あり。

すでに、僕らは検索エンジンの助けを借りて、辞書的な記憶能力にはあまり価値を見出さなくなってきているし、記憶するのは外部記憶装置にどんどん移譲している。こういう状況のなかで、情報の記録をもっと個人的なものにまで押し進めて、見聞きしたものや、体調のイベントすべてを突っ込めるストレージとそれらの情報を瞬時に検索できるような状況になったとき、ヒトの生活様式はどう変化するのだろうか?そういう兆候はいくつも現れてるでしょ?よし、「俺がいっちょ押し進めてやってみたで」という話。

個人的には、働きすぎで体調がおかしくなってから血圧を記録している。当初は医者に半ば強制的にやらされたのだけど、実際に付けてみると、自分のライフイベントをうまく表現しているので今ではほとんど人生の補助記録的な意味でつけている。5章の健康の章とか共感して読んだ。

働いてる時間の会話記録を全録音すればいいじゃんなどと普通に思うし、こういうのあれば素敵だなぁと考えているので、何でも記録するという方向は色々出来て面白かろうと思っている。

新書本サイズなのに300ページ超えてるのでなかなか読み応えがあった。

  • 何を記録するかとか、記録自体をすべきかどうかを決める際の要因にならない世界に向かっている
  • センスカム ViconRevueとして商品化
  • α派のログ情報を利用してイベントの重要度の評価
  • たいていの人はすでに、自分の脳の記録を、何らかの形の電子記憶に委ねている
  • 電子教科書の方が多くの点で優れている
  • データの増加によって、意思決定の質が向上するというわけではない
  • 写真が撮れる鏡
  • ナチュラルユーザーインタフェース

「つまみぐい勉強法」を読んだ

IT業界に限らず、変化が激しい業界では短期的な成果を出すことも、長期的な視野での成果(つまり自分の成長)もきちんと考えることが大切だと思う。

一方、変化の激しい業界では短期的な成果を継続的に出し続けることが求められ(成果主義とか)、企業自体が長期的な視点での人材育成的なもののプライオリティを下げているように感じる(もちろん口では重要っていうんだけど)。

結局、長期間、個人が学習し続ける仕組みを作ることが非常に重要だし、早い段階から意識しとかないとアレな感じになっちゃうので、こういう書籍が出るということは良いことだなぁと思う。

ProductName IT業界を楽しく生き抜くための「つまみぐい勉強法」 (技評SE選書 15)
奥 乃美,渋川 よしき
技術評論社 / ¥ 1,764 ()
在庫あり。

個人的には実践していることが多いので、新たな発見的なことはそれほど多くなかったのだけど、最終章の「家庭を持っているヒトの勉強の仕方」は面白く読めた。これから変化のゆるい業界ってのはあんまないだろうから、ずっと継続して勉強することが求められるのだと思うのね。そうすると結婚したりとか子どもが出来てからのほうが人生の長い時間を占めるよね。

さて、僕のいる業界はどうなるんだろうなぁ?なんてことを考えながら。

一般化線形モデル入門

入門と銘打っているだけあってかなりわかりやすかった。

ProductName 一般化線形モデル入門 原著第2版
Annette J.Dobson
共立出版 / ¥ 3,885 ()
在庫あり。

g()は連結関数であり、非線形関数。これを利用して指数型分布族を線形モデルで扱う。

1-5章が基本的な内容でそれ以降がそれぞれのモデルに関して。最後のほうはちょっと駆け足になっているけど、全体的にわかりやすくて良書だと思う。

ただ、実際に練習問題を解いてないので二周目は問題解きながらもう一度読みなおす予定。ちなみに解答はここ

一般化線形モデルと一般線形モデルはちょっと違うけど、これもそのうち読んでおく。 (一般線形モデルとは一つの連続的な反応園数と複数個の説明変数の関係を分析する種々の方法を包括したもの。)

ProductName 一般線形モデルによる生物科学のための現代統計学―あなたの実験をどのように解析するか
アラン グラフェン,ロージー ヘイルズ
共立出版 / ¥ 5,040 ()
在庫あり。

こういった本だったら社内勉強会とかしてもいいんだけどなぁ。でも、こういうの興味あるヒトがいなくて結局独習会になりそうだけど。

経口の2コンパートメントモデルの初期値を求める

nlsでフィッティングする場合には初期値を決めないといけないのがちょっとめんどくさい。ivは簡単に初期値が決まるんだけど、poはたまにうまくいかなくて困る。

今日も残差法でいいんだっけ?みたいな感じになって結局うまく初期値を決められなかったので、帰ってきてから読んだ。

ProductName はじめての薬物速度論
加藤 基浩
南山堂 / ¥ 1,995 ()
通常2~5週間以内に発送

で、結局経口は1コンパートメントモデルでいいんじゃないか?という結論に達した。

まだまだ修行が足りん。

明日からお前が俺の上司だ

うん、合格だ よくここまで成長したな、、、 明日からお前が俺の上司だ。

コレが笑い話ではなくて、割と身近な感じになってきているなぁと感じている。

2010.04.24

そういえばFMLでも、「俺がメンターやってるやつが昇進試験パスして、自分の上司になりやがった」とかいう投稿みたな。

ワークライフバランスのアナロジーとしての天秤

僕はジャグリング派なのだけど。

天秤のアナロジー使う人が多くて、結局何を暗示したいのか理解に苦しむことがある。

例えば、こんなのだと、「家族と遠く離れて単身赴任でもすれば、少ない家庭の絆とオーバーワークが釣り合うよ」とも受け取れるよね。

wlb1

家庭と仕事の重さを支える支柱の強度を強くするということが何のアナロジーかよくわからんし、

wlb2

支点を動かすのも何を意味するか分からない。

天秤でうまいこと説明しているサイトはないものか。

アサーティブ関連な本

アサーティブって僕が娘に接する態度みたいなもんか、、、

ProductName アサーティブ仕事術―気持ちが伝わる!意見が通る!
畔柳 修
PHP研究所 / ¥ 945 ()
在庫あり。

  • 感情は感じている本人のものという自覚を持とう
  • youメッセージからIメッセージへ
  • DESC法

ProductName いい仕事をする人の3つの断り方!
臼井 由妃
青春出版社 / ¥ 1,365 ()
在庫あり。

  • 「断ったほうがいい」とか「断らないほうがいい」という問題でなく長い目でみて自分はどうなりたいのか
  • 「どうせ断るのだから」とおざなりな対応をしたり、「嫌いな相手の誘いだから」とバカにした態度をとってはいけません

「アサーティブ・コミュニケーション」を読んだ

アサーティブ期

ProductName アサーティブ・コミュニケーション―言いたいことを「言える」人になる
岩舩 展子,渋谷 武子
PHPエディターズグループ / ¥ 1,260 ()
在庫あり。

  • 私を主語にすればスッと伝わる
  • アサーティブな対応というのは必ずしも自分の伝えたいことを言うことではない

「小さなチーム、大きな仕事」を読んだ

働き方に関して。サステナビリティって言葉が頭をよぎった。

ProductName 小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
ジェイソン フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤー ハンソン
早川書房 / ¥ 1,155 ()
通常2~5週間以内に発送

会社は大きいほうがいいなんて幻想だ。今日では誰でも自分のアイデアをもとにビジネスを始められる。高価な広告枠、営業部隊、オフィス、いや、会議も事業計画もいらない。昼間の仕事をしながら、初めは週末の数時間を費やすだけで十分だ。小さな所帯で、シンプルに、迅速に、臨機応変に—それで僕らは成功している。二つの大陸に散らばった十数人のメンバーだけで数百万人のクライアントを抱えるソフトウェア会社37シグナルズは、その優れた製品だけでなく、常識破りな会社運営法でも、業界観測筋の目を釘付けにしている。その創業者とカリスマ開発者が、いまのビジネスに真に必要な考え方を示す。

  • ワーカホリックは馬鹿げている
  • イーベイのアイデアと実際にイーベイを作り上げることは関係がない
  • 中途半端なひとつのものよりも、とても良く出来た半分の大きさのモノのほうがよいに決まっている
  • 「あとで決める」を積み重ねていくことはできない
  • TODOリストもより短く
  • マーケティングは部署ではない