なんとなく欲しくなって読んでみた。
綺麗なスライドを作る本というよりは、プレゼンテーションで伝えたいことを明確にするためのメソッドと、そのプレゼンテーションをよりつよく印象づけるためのスライドの使い方の本。
良いプレゼンを生で見たことのある人が、ああいうプレゼンができるようになりたいなぁと思ったときに読むと、色々ヒントが散りばめられていると思う。
- コミュニケーションとは、他人に自分の観点を取り入れさせることである
- プレゼンテーションの準備の初期段階で最も大切なのは、コンピューターの前から離れることである
- 核となるメッセージを見出し、それをわかりやすい形で表現することだけでも、プレゼンターにとってはかなりの難題だ
- ムダの無いプレゼンテーションとは、必要な情報をすべて備えており、しかもそれらを心に響くシンプルで具体的なエピソードで伝えたものである
- 簡素とは、最小の手段を用いて最大の効果を発揮することである
- コントラスト、反復、整列、近接
- スライド上でテキストを使って表現した情報のうち、写真で置き換えられるものはなんだろう?