24072011 work
ポジショニングの要諦
- なぜ創業者はその組織を立ち上げたのか
- なぜ顧客はその組織をひいきにすべきなのか
- なぜすぐれた人材はそこで働くべきなのか
人材探し
- その人はあなたが必要とすることをできるか
- その人はあなたが考える事業の意義に賛同しているか?
- その人はあなたが必要とする強みがあるか?
- 組織が成功するのは事業計画が優れているからではない。実行力にたけているからだ
- 外部の資金を1ドルでも入れたら、その瞬間にあなたは「支配権」を失う
24072011 work
ポジショニングの要諦
人材探し
23072011 work
SCMのはなし。なかなか面白かった
19072011 work
ニューノーマルを化学反応のコンテクストで考えれば遷移状態を経て、より安定な生成物に移行することかなと。まぁそもそも反応系には戻らんだろうと思うので、環境の変化に即した形で生活様式が変わるのはまぁ普通かなと。
変化が激しいってことがこういう認識になるのかな。
あと、これはそうだと思うなぁ。強く感じる
ニューノーマルでは、企業に雇われることと自営の境目は急速に消えつつある
オールドノーマルでは、「タコつぼ」で身をかがめていれば、温情主義の上司があなたを引っ張り上げ、現在の仕事を一生のキャリアへと転換する軌道に乗せてもらえた。
後半は投資色が強くなっていたので斜め読みしただけ。前半が面白い。
12072011 work
分析を活用すれば質の高い決定とよりよいパフォーマンスにつながる。本書では組織が分析をうまく活用できるための重要な5要素を、その頭文字をとってDELTAと表現している。DELTAとはつまり
である。さらにそれぞれの要素について5段階の成長ロードマップを提示している。
自分が創薬研究所での経験によれば、頑張った結果ステージ3くらいまでしかいかなかったので、ボトムアップ的なアプローチだとここらへんが限界かなと。統一が取られるような組織になるにはさらなる経営陣の積極的な関与が必須だと思うし、情報システム部とは別のスキルセットを持った分析系のチームがいないと難しいと思う。結局突き抜けるためにはDELTAのLが最も重要なんじゃないかなと思う。
個人的には、データをいつでも分析できる状態にしておくことは極めて重要であると考えていたので、研究所全体でそういった環境を維持することに関わってきたと。で、そういう環境になってログ分析してみると、分析する人はまぁ2割もいないですね。思うに分析に関する教育が足りないんだろうなぁと思っている。(実際に信頼性区間を観測値のmin-maxだって強固に主張していた薬理系のマネジメントもいたし、どんだけ異界やねんとげんなりさせられたこともありました。)
という理由で、DELTAにAが入っていることが非常に納得で、特に日本の企業はアナリストというジョブをもっと優遇して最大限活用しないといけないんじゃないかなぁと思ったりする。大体製薬企業で分析者の求人とかないからね。
というわけで、LとAさえあればData,Enterprize,Targetはなんとかなるんじゃないかなぁというのが私の意見。
すっきりとまとまっていて分かりやすい内容の本だった。どっちかというと組織戦略をどうするかっていう内容で、現場に分析力をどうやって持たすかな?という内容ではないけど、全体を見渡すには中々良いですね。
06072011 work
書評サイトに「一気に読み終えた」とか書いてあって、「ビジネス本なのに一気に読み終えるとかどういうこと?」とか思ったのだが、How Toな内容でなくて、体験談みたいな内容だったので確かに一気に読み終えた。
逆に言うとHow Toじゃないので、自分の仕事に活かすにはよくよく考えないとダメですな。
チェックリストというものはルーチンワークを確実にこなすための手段だと思っていたのだが、コミュニケーション活性化の手段として使えるという話にはちょっと感動した。
建設業界では現場に確実にコミュニケーションを取らせるためのチェックリストを導入することで予想外の困難にも確実に対処するようにしているらしい。
現状把握とコミュニケーションの円熟化こそが、ここ数十年の建築の最大の進歩だ
つまり、作業とコミュニケーションの両方をチェックすることで複雑性に対応していくわけですな。
05072011 work
煽り度高めだけど、割と遠くない未来から振り返ってみると本書の内容は正しいんだろうなぁと思える。オープンイノベーションだって突き詰めていけば技術をもったベンチャーではなく、独自の才能をもった個人に行き着くわけで。均質な労働力を抱えるというビジネスモデルにロックされた今の企業は崩壊していくんだろうなぁと思うわけです(自分のいる業界も含めて)。
マルクスによれば無産階級(労働者)と有産階級(資本家)に分けられるのだけど、最近は無産階級の人も生産手段を持つようになった(知識資本)わけで、最近だと信用それ自体が資本(ウッフィー)だという考え方もあるようですな。
結局、資本とは何か(今後は何になるのか?)ということを考えながらその資本を効率よく増やすということを考えないといけないよなぁと思ったのであった。
04072011 work
今日は通院の日だったので、病院の待ち時間で本を2冊読んだ。一冊はwork3.0ですぐ読み終えた。
もう一冊は読みかけだったドラッカー。7章の成果をあげる意思決定とはが一番深く心に残った。
意思決定とは「かなり正しいものとおそらく間違っているであろうものからの選択」であり、事実ではなく意見からスタートする。ただしそれは事実による検証を求めなければならない。創薬研究でも検証できない仮説をスタートにおくヒトは多いですね。経験的にそういう場合はまず間違いなくデスマる。
もう一点は意見の不一致を歓迎しない傾向がある。叩くだけ叩いておけばいいのにと常々思うんだけど。本書ではこのような不一致は想像力を刺激するので良いとしている。不一致こそ想像力を出すためのひねるべき栓だと。
筆者のバックグラウンドは外務省の大使館勤務だったそうで、そういった経験から語られる対話の本質については非常に面白かった。
価値観や信条が異なり相入れることはないというのが前提で、相手を否定せずに妥協点を目指して摺りあわせていくプロセスが対話。
ビジネス本にありがちなタイトルと内容があんまり一致しないけど中身は面白かったので、興味があれば読んでみるといいと思いますね。特に日頃サイエンティフィックな議論をしているヒトこそ対話を重視すべきかなと最近思うこともあった。
ビジネスシーンだとアサーティブな態度とかもセットだな。
03072011 work
部下いないけど。
テクニカルな内容を期待してたけど、ごく普通のよい上司を目指しましょう的な内容だった。
01072011 work
インド人完全無視カレーっていうものがありまして、腹を抱えて笑いながらあのインド人の立場だったらどういう気分なんだろなーと思ったことがありましたが、実際に自分が似たようなシチュエーションに遭遇するとは。
結果としてそうなったというか、誰にも悪意はないのはわかるんだけど、結果不義理というか、完全に無視された結果になったというのは初めてだった。自分はチョコチョコ不満を言えば、まぁいいかなーと思って切り替えるほうなんだけど、これはさすがに無理ですな。