個人的にはTPPはどうなのかぁと思っている派です。現状の経済としては明らかにゼロサムゲームっぽいのに、win-winなんてあるわけないでしょうから、単にアメリカに有利な政策なんじゃないかなぁと。客観的にみれば普通にそう思う。
実際にアメリカとFTAを結んだ韓国がどうなったかと、日本はどこが同じになりそうで、どこが異なる結果を迎えそうなのかとかそういう議論がないのが気持ち悪いですね。
日本のマスコミには、「韓国に学べ」などと主張するヒトが少なくない。実は、筆者もその意見に大賛成である。日本は韓国に学ぶべきだ。お手本ではなく、反面教師として。
- 法人税減税とは政府から民間企業への贈与そのもの
- グローバルスタンダードの猛威のもと、たとえば日本の製造業が人件費の安い中国に企業にビジネスをうばわれたとしても、「地球全体の付加価値」は変わらない
- 付加価値の源泉とは「人間のアイデア」
- 「物の生産が増えるほど、国民の幸福が高まる」条件とは、物不足の環境下でなければ成り立たない
- 近隣窮乏化政策とは、各国が相互に通貨安を仕掛け、自国の失業を相手に押し付ける
近隣窮乏化政策とかみていると、結局関税を撤廃して輸入の障壁を無くしたいのかなぁと思ったり。あとはさらに失業が押し付けられることになるのかもしれませんねぇ。
自分たちの目指す生き方は、グローバルスタンダードの影響を受けにくいような付加価値を作り出すようなジョブとかNPO的な労働を選択する方向にいくのかなと思う。
行き過ぎた資本主義がさらに行き過ぎると進化すんのかね?ポケモンみたいに。