Subject To Changeを予約

さくっと。

ProductName Subject To Change -予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る
Peter Merholz,Brandon Schauer,David Verba,Todd Wilkens
オライリージャパン / ¥ 1,890 ()
近日発売 予約可

Subject To Change――予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作るより

  • はじめに
  • 1章 体験こそ製品だ
  • 2章 戦略としての体験
  • 3章 人間を理解する新しい方法
  • 4章 複雑さを捉えて共感を生む
  • 5章 「製品」をデザインしてはいけない
  • 6章 デザインコンピテンシー
  • 7章 アジャイルアプローチ
  • 8章 不確かな世界
  • 参考文献
  • 索引 訳者あとがき

「ライフハックのつくりかた」を読んだ

ライフハックを抽象的な側面から捉え直した。メタ・ライフハックとでも読んだらいいのかな。

ProductName ライフハックのつくりかた
小山 龍介
ソフトバンク クリエイティブ / ¥ 1,260 ()
通常24時間以内に発送

オートポイエーシスという言葉を知った。

抽象的な話が多いが、最近組織をハックすることに凝っているのでとりわけ楽しく読めたのかも

第三世代のライフハック

  • 教える立場に身を置く
  • 教えられる側からの問いを引き出して、それを自分に問いかける
  • 答えではなく、問いをたくさん持っておく
  • 問いでつながっていく人脈を大切にする。

なんか言語のコミュニティがこれに近いかもなんて思った。

里山ビジネス

ワークライフバランスというと、仕事と家庭を対立するものと捉えて上手にバランスさせることを意味するように思うが、著者のスタイルはワークとライフを同じ軸、方向に向け且つ融合してしまうような生き方。

里山ビジネスと銘打っているが、ライフスタイル的。

ProductName 里山ビジネス (集英社新書 448B)
玉村 豊男
集英社 / ¥ 714 ()
通常24時間以内に発送

最初のほうはよくある感じの体験談なんだけど、3章の後半からが面白い。

  • 地産地消といいますが、私はその地産を、自分の畑でつくっているもの、軽トラックで取りにいくか持ってきてもらうか、直接に運搬できる範囲で作られているものとかんがえています
  • そもそも単一品種の大量生産というのは、植民地の農業のやりかたです
  • 森と人との境界線を探り、周囲の自然との折り合いを付けながら暮らすための知恵がしめしているように、持続するためには拡大してはいけないのです
  • 知らなければ存在しない、知られてだめなら致命傷

疎結合が重要ということですな。

ウェブ時代 5つの定理

素敵な言葉集

ProductName ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!
梅田望夫
文藝春秋 / ¥ 1,365 ()
通常24時間以内に発送

大学や研究所はハッカーに科学者たることを強要するが企業はハッカーにエンジニアたれと強要する - ポール・グラハム

ProductName ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち
ポール グレアム
オーム社 / ¥ 2,520 ()
通常24時間以内に発送

製薬業もある種アートな部分が大きいのになぁといつも思うので、技術も含めて評価してくれる会社に魅力を感じますのう。

帰りの新幹線で

丁度通勤時間帯の18時くらいに、三人がけの窓際に座っていたのだけど、通路側に座ったおじさんがむやみやたらと書類を広げて困った感じのヒトだった。

で、さらに困ったことに書類を真ん中の席に置くわけ、混むに決まってんのに(それで新横浜までガードしてた)。まぁ、それはいいんだけど、中央の座席に置いてた書類が公開特許公報なのね。知ってる会社の。

さらに、いっぱい広げている書類が、僕もよく読んでいる論文で、しかもSAR表がどかんとでていて、それに蛍光ペンで一生懸命マークしてんの(あーケミストなのねと)。

とこまでわかっちゃうと、東京に新幹線通勤していて(っていう製薬企業の研究所ってあそこらくらいしか、、、)で明らかにケミストで、論文と公開特許公報からああいうプロジェクトにタッチしてんのか

なんて、意外に簡単にわかっちゃうよー、バカだよーこのおっさんと、ちょっとびっくりした。で、そんな僕は一体何をしていたかというと、「ウェブ時代 5つの定理」を熟読中で好きを仕事に!なんてやっていたので、そのミスマッチ具合がまた微笑ましかったのであった。

ProductName ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!
梅田望夫
文藝春秋 / ¥ 1,365 ()
通常24時間以内に発送

この出来事はちょっとした教訓として残しておく。

  • 新幹線通勤という情報は情報量的にどうか?
    • もし新幹線通勤でなくても会社名が推測できたか
    • 仮に出張で大阪まで帰る途中の場合は会社が特定されるか?
    • 自由席に座るのがよくないのか?
  • 特許公報という情報は?
    • 一部抜き出しはどうか
  • もし有機合成反応という技術的な論文を読んでいたら?
  • 今回ピースをはめることのできたキーは?
    • どの情報が欠落してたら、なにがわからなかったか?

あー、これってなんか論理パズルみたいですなぁ。

ProductName 史上最強の論理パズル―ポイントを見抜く力を養う60問 (ブルーバックス)
小野田 博一
講談社 / ¥ 788 ()
通常24時間以内に発送

ワンランク上の問題解決の技術

一章が一番面白かった。

ProductName ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ
横田 尚哉
ディスカヴァー・トゥエンティワン / ¥ 1,785 ()
通常24時間以内に発送

要するに良く考えろってことですな。ワンランク上かどうかは正直よくわからない。昔はそうだったのかもしれないが、今ここに書いてあるようなことが実践できないと落ちていくだけだよなぁとも思ってしまった。

「発想の道具箱」と「ハイスピード仕事術」

仕事を休んで時間があったので読書多めで。

ProductName 発想の道具箱
中島 孝志
青春出版社 / ?円 ( 2008-07-25 )


なんか色々まとめた感じでさらっと読むにはいい感じ。新しいことを吸収するというよりは知っていることを整理するような読み方。

こちらは「ヒトをうまく使う」という部分で参考になった。

  • 部下に自分と同レベルを求めない(6割やれれば上出来)
  • 結果だけを求める(やり方には口を出さない)

昔の上司も「自分なら1週間でできるけど任せたら3ヶ月かかる仕事」でもすすまないよりはましなんだからやらせればいいんだよ。と言ってたな。そんな仕事の与え方だと成果どうすんだよ(責任持てないじゃないか)とそんときは思ったが、それは仕事振るほうにとっては努力目標というかむしろオプションで、成果の主張それ自体は本人がやるべき必要最低限の仕事かなと今は思う。正直、個人が労働力を(会社に)いくらで売るかは他人にはまるで関係ないよね。

ビジネス仮説力の磨き方

上へのプレゼンにはPDCAサイクルとか使うわけで、入社したときに感じていた研究者としての創薬研究よりは、創薬研究ビジネスっぽい方向に興味がうつってきてるのを感じる。

ProductName ビジネス仮説力の磨き方 (グロービスの実感するMBA)
グロービス,嶋田 毅
ダイヤモンド社 / ¥ 1,680 ()
通常24時間以内に発送

最近は、そういった方向で考えた場合のインフラの在り方を模索したりとかしているのでこういった本をよく読むようにしないとな。

4章の「スピードを重視し走りながら仮説検証を繰り返す」が参考になった。

「史上最強の人生戦略マニュアル」読んだ

この一点が一番心に残った

行動を選ぶときあなたは結果も選んでいる

ProductName 史上最強の人生戦略マニュアル
フィリップ・マグロー
きこ書房 / 1785円 ( 2008-09-27 )


それだけで、僕には買った価値があった。

ページ数が多い(400p超)のと、ちょっと自己啓発の匂いが強いのが気になったけど。

もう一点、人生の指針のようなものを北極星に例えたり、まっすぐに且つしなやかに的な人生をあり方を指向する部分は参考になった。そういえば宗教にもそういう側面はあるな。あんま考えたことなかったけど

the currency of exchange is credibility

ソーシャルブックマークやブログのデータの交換可能性が重要なのは明らかだ。それが信頼性を保証する。通貨の場合は通貨それ自体の信頼性だろうけど、SBSやblogの場合は信頼性はどこに付与されるのであろうか?ブログのデータは交換を目的としたものではないから貨幣とは同じようには考えられないなぁ。また、為替のレートのようなデータの交換に伴い価値の変動はどこでおこるのかな?なんて考えたらこれは受け手(読み手)だろうなと。あーでも、貨幣の信頼性は国家に依存するから、通貨そのものの信頼性というわけではないのか。

むしろ、データをサービスに預けると、レスポンスやトラックバックという利息がついて戻ってくるというモデルで考えたほうがいいのかなぁ。