そば打ちをしながら、来年の目標などを考える

今年も蕎麦打ちで(菊練りは出来ない)。

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来年はまた少し違う言語に慣れ親しみたいところ。

  • Processingを真面目に触る
  • Common Lispを覚える

lispでbiomedical informaticsを説明しているPrinciples of Biomedical Informaticsが面白そうなのでとりあえずこの本を読む

ProductName Principles of Biomedical Informatics
Ira J. Kalet PhD
Academic Press / 8335円 ( 2008-10-15 )


「見える化仕事術」を読んだ

思考のボトルネックを解除しよう!の著者の新刊。見える化に絞って系統立てて分かりやすく説明していく。

個人的には4章の計画と実行の見える化が面白かった。1-3章は結構基本的な内容だけど、このレベルの内容を読ませたい人間は周りにいっぱいいるので、そういう風に考えると結構ニーズはあるのかな。僕自身が説明しなきゃいけない立場になっても、「これ読んどけ」とか言えるのでよいかもと思った。まぁ、説明できないってのは自分の中できちんと消化しきれてないとも言えるので、基本的なことと言いつつも、本書で頭の中が整理された部分は少なからずあると思う。

ProductName 「見える化」仕事術
石川 和幸
ディスカヴァー・トゥエンティワン / ¥ 1,512 ()
通常24時間以内に発送

  • どんな人が行っても、仕事の結果がある一定レベルになるように、やるべきことを「見える化」する
    • 仕事に習熟していない人でもすぐにそれなりの仕事のレベルに引き上げる
    • 仕事の質を、個人のレベルや状態の左右されずに一定水準に保つ
  • 見える化メリット
    • 自分の考えが整理される
    • 自分の考えが俯瞰できる
    • 自分の考えの範囲(スコープ)が明確になる
    • そして、その考えを操作して改善できる
  • ミッションやビジョンもあるべき姿の「見える化」
  • (PDCAにおける)WBSは、タスクとして実行可能なレベルまで展開することで、この後のDOを確実なものにする
  • コミュニケーションプラン

惜しいのは5章かな。デバイス関連は色々あるので、もっと掘り下げないと物足りなく感じしまうかなぁ。1-3章あたりがためになったとかいう人達はおそらくパワーポイントの左スペースのタイトル箇条書き機能で章立てするということすら分からんでしょうし、MSのプロジェクトでWBSが何のためにあるのかわからんでしょう。そういうレベルの人にはWikiみたいな構造化された文書を保守することも見える化的には結構役に立つと思う。

あと、サポートサイトがマインドマップになっているとかwemaみたいにKJ法の付箋紙ソフトっぽくなっているとかそういう仕掛けがそろそろ出て来てもいいんじゃないかなと思ったりする。

最近読んだ本

ブックオフの100円本は岩波新書とか、日経文庫みたいに、多少日が経っても面白そうな本を選んでいる。ブックオフではビジネス本とかは基本買わない

ProductName となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ)
関根 眞一
中央公論新社 / ¥ 756 ()
通常24時間以内に発送

読み物として面白かった。

ProductName ロジスティクス入門 (日経文庫)
中田 信哉
日本経済新聞社 / ¥ 872 ()
通常24時間以内に発送

教科書的。あまり勉強にはならなかった。

ProductName 内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 (ペーパーバックス)
城 繁幸
光文社 / ¥ 1,000 ()
通常24時間以内に発送

これも、読み物として面白いが、読んだからといって前向きになるようなことが書いてある訳でなくて、愚痴っぽさに共感するだけ。 成果主義とか裁量労働とか導入するとそうなる方向に進むよと。そうなっていく状況で自分のキャリアをどう考えんのかとかはまた別の話だけど、客観的な把握のために読んでおくと面白い。

なんか最近読書ブログみたいになっている

なんか本をどんどこ読んでますねーとか言われることがあったのだけど。あんま大した理由じゃなかったり。

  • ここんとこ、日本酒が美味しくてつい飲み過ぎて、コード書く気力はないけどなんかやんなきゃなぁと積んである本を読んだりとか。
  • 赤ちゃんをあやしながらプログラミングできないという理由により、だっこしながら読める本として小さめのビジネス本がチョイスされたりとか。
  • 最近出張が多かったので、行き帰りの新幹線の中で一気に読んだ。

あと、積んどく本が多いと読書量も増える気がする。

「逆転発想の時間術」を読んだ

非効率と無駄の定義がいまいちよくわからなかった。あと、若干くどめなのは、テーマがあってそれに対して内容くっつけていった感があるからかなぁ。例え話も、入社5年めくらいに受けた外部コンサルの例え話みたいで面白くなかった。

ProductName なぜ、仕事ができる人は「効率」を無視するのか?―逆転発想の時間術
夏川 賀央
アスペクト / ¥ 1,500 ()
通常24時間以内に発送

目標とか効率とか非効率が平面にのっていて薄っぺらいなぁというイメージを持ってしまった。効率の否定集合が非効率でしょ?だから非効率はやっぱ非効率だし、それを無駄っていうんじゃないの?みたいな。そういう意味では出来るヒトが効率を無視している訳ではないと思うんだけど。

まぁ、著者の言いたいのは必ずしも最短を目指すのが最良じゃないって言いたいんだろうと思うんだけど、言葉の使い方とか、たとえの部分がほとんど共感できなかっただけなのでしょう。

結局はこういうことでしょ?

良い本を効率的に読めというが、読んでみるまで何がいい本かなんて分からない。結局乱読気味に幅広く読むのが読書の正解でしょう。もちろん仕事とか研究の幅を広げるってのもそういう部分なしには語れないし、キャリア形成にも必須ですよと。ヒーヒーいってるひとにはそういう部分が無駄とか非効率に見えてしまうと。

「野菜ソムリエの美味しい経営学」を読んだ

農業を(マーケティングも含めて)きちんとやりましょうという本。ユニクロもやって撤退した(SKIPだっけ)けど、農業はまぁチャレンジしてかないといけない思うし、消費側もよく考えていかないといけないと思うんだよなぁと。

ProductName 野菜ソムリエの美味しい経営学 (幻冬舎セレクト)
福井 栄治
幻冬舎 / ¥ 1,000 ()
通常2~5週間以内に発送

  • 小売価格が100円の農産物の生産者出荷額20-30円
  • トレーサビリティは結局のところ、安全の確保じゃなくて安心感の確保
    • 単なる企業イメージ戦略
  • 大規模化によって余った労働力をどこにまわすかが重要な問題
  • 会員制の八百屋

日本酒も地元産の米をつかうとかテロワールだとかそういう意識は高まってるようにも思えるし、そういう酒造とか農家のヒトのblogとか読むのは楽しいので、その流れでこういう本読んだりしてる気がする。

冊子小包の着払い

amazonのマーケットプレースで購入した本が不良品だったのでその旨連絡したら、「返金するので着払いで送り返してくれ」と。

いままでamazonで買った中古本を送り返したことないよー?というわけで調べたところ、+20円で冊子小包(ゆうパック)を着払いに出来るらしいので郵便局に持っていってみた。

担当のヒトは手慣れた感じでシールみたいなのを貼ってくれたので、ついでに預かり表みたいなのはくれないのか?と聞いたところ、あくまで普通の郵便と一緒なのでそれは出ないとのこと。

送った事実を証明する手段がないので若干不安は残るが、シール張った時点の郵便物を写写真に撮らせてもらうとかすればよかったのかな?

「クレーマー時代のへこまない技術」を読んだ

ちょっと波動の話というか「ありがとう」「ばかやろう」の声のかけかたで植物の成長がちがうとかいうあれげな話がちょこちょこ出てくるのだけど、参考になる部分もあった

ProductName クレーマー時代のへこまない技術
林恭弘
阪急コミュニケーションズ / ¥ 1,575 ()
通常24時間以内に発送

  • 仕事にはもともと意味はない。どんな意味にするのは自分の考え方
  • 現実の社会は非常識という理不尽さに溢れているのは常識
  • ABC
    • A:adversity, B:belief, C:consequence
  • 怒りの感情は、感情でなくて反応

ABCの話が面白かったかなと思ったけど、よくあるネタなのね。

「できる若者は3年で辞める」を読んだ

タイトルと内容が全然あってないような、、、、、それ以外は面白い内容の本だった。

中身は経営者よりの視点での精神論的な話が多いが、今の社会が成果主義だ裁量労働だと、企業自体が個人のマイクロな経営的視点を求めているという状況を考えると、この本の内容はかなり勉強になるところがあった。

ProductName できる若者は3年で辞める!―伸びる会社はできる人よりネクストリーダーを育てる
久野 康成
出版文化社 / ¥ 1,575 ()
通常24時間以内に発送

  • 管理職になりたいと思わなければ、なおさら、企業に対する忠誠心はなくなります
  • 終身雇用制は、右肩上がりの経済成長が前提のビジネスモデル
    • 成果主義で評価される社員は、会社に対する忠誠心よりも、自分自身のスキルアップに関心をもつ
  • 成果主義の名のものとにキャリアプランを自己責任化した結果
    • 自分と会社との関係に関してよく考える様になって良かった(個人的に)
  • 真のキャリアアップとは「エース」の領域に入ること
  • 師は自分以上に優秀な弟子を残すことを使命とし、弟子は師を超えることを目標としなければならない
  • PDCが繰り返されることでしか「学習する組織」はつくられない
  • 結果だけの判断では戦略の検証は不十分
  • 自分の影響力が及ばない他人の問題でなく、対処可能な自分の問題に集中する
  • タイムマネジメントの本質は「長期目標の実現」
  • 人間はずっと成長し続けられるのだろうか?
  • ビジョンは、イメージした時に周りのヒトを魅了するものでなければならない
  • 強みによってしか差別化戦略をとることはできない
  • 会社をやめて大きな成果が得られないのであればそれが本当の自分の実力
  • 経営者マインドの本質は、「すべては自分の問題」と認識するところ
  • 自分のほうが社会に価値を提供できると思えば、その時こそが「起業」を行うとき

師と弟子の関係ってのは精神的なものだろうと思うんだけど、重要なんだろうなぁと、そういう関係性の梯子を外されてから強く認識させられたかも。

「おカネになる企画力」を読んだ

当たり前のことを当たり前にかいてある本だった。

  • 時代の半歩先をいけ
  • どんよりした人間関係からはいい企画はうまれない
  • ミーハーになることは企画力トレーニングになる

ProductName おカネになる「企画力」
和田 秀樹
新講社 / ¥ 1,365 ()
通常24時間以内に発送

「企画力をあげたい人はもっと読むべき本がたくさんあります」というamazonのレビューに妙に納得。