会社の外で稼ごうという啓蒙(3年くらいまえの)

大抵陳腐化するが、陳腐化しない部分を汲み取るのと、速読の題材として。アフィリエイトの話はバックリンクをばんばん作ってとかかなり黒に近い内容が書いてあった。これは持続性がないだろうな。

一見面白くないことを経験することがいい方向につながっていく現象を、私は「かかわったことは全部やりきる」と表現しています

会社の仕事を早くこなすコツ

  • 資料はひな形からつくる
  • すぐに決める
  • 極力会議に出ない

Nodeクックブックを予約した

LoLも気になっているが、Nodeクックブックを先に読むべきだなという結論になった(LoLは電子版が出たら買う)。

Nodeクックブックというタイトルだったので、Nodeの本はもういいやと思っていたが、目次を見たら実用Expressのほうがふさわしいんじゃないかと。

  • 1章 Webサーバを立てる
  • 2章 HTTPオブジェクトをより深く
  • 3章 データのシリアル化
  • 4章 データベース接続
  • 5章 Websocketを使ってAjaxを超える
  • 6章 Expressで開発をスピードアップ
  • 7章 セキュリティ、暗号化、認証
  • 8章 ネットワークサービスの実装
  • 9章 自分のNodeモジュールを作成する
  • 10章 本番環境に展開するために

というわけで買いですな。

ProductName Nodeクックブック
David Mark Clements
オライリージャパン / 3570円 ( 2013-02-23 )


Land of Lispを買うべきか?

ジャケ的には買わなければならない(激ヤバ マスト)なんだろうけど。

ProductName Land of Lisp
M.D. Conrad Barski
オライリージャパン / 3990円 ( 2013-02-23 )


とりあえずほしいものリストに入れておこうっと。

デュシャンは語ったが僕にはさっぱりだった

芸術関係をかじってないと、さっぱりだ。

ProductName デュシャンは語る (ちくま学芸文庫)
マルセル デュシャン
筑摩書房 / 998円 ( 1999-05 )


芸術という言葉はサンスクリットに由来しており、作るという意味

ほう、そうなのか。

存在するという概念は、人間が発明したものです

Stylusのフレームワーク

Stylusのフレームワークといえばnibだろうが、他にもいくつかあったので調べてみた。プラグインっぽい拡張とかもあったんだけど、Stylusの公式からリンクも張ってないしnpmも探しにくいしどうしたらいいのかなぁと。

Framework

nib

お約束。でもtext-shadowがないのはちょっと困るかな。

nibble

nibの上にのっかる感じのフレームワークらしい。ドキュメントが殆ど無いけど、foundationに強く影響を受けているらしいので、グリッドシステムとかレスポンシブ・ウェブデザインが充実しているのかな。僕の場合はGridのためにtwitter-bootstrapを使っているようなもんだから、こっちでいけるようだったら乗り換えてもいいかなと思うので、あとできちんと読んでみる。

fluidity

こちらもグリッドシステム。

Unlike other CSS grids, Fluidity does not use the same table-like concept of rows & columns. Instead of the usual print inspired multi-column style grid where the designer has to think about how wide a column is, what margins exist between them, and the usual "wait... how many columns wide is 315px?" Fluidity focuses on the screen and the varying screensizes in our world by describing things in terms of percentage of screen size or exact pixels which is much easier to visualize, plan around, and ultimately understand.

klipspringer

これもドキュメントがない。ソース見た感じではグリッドシステムとレスポンシブ・ウェブデザインは備えているっぽいがどこを目指しているのかちょっとわからない。

プラグインっぽいやつ

フレームワークほど大きくないモジュール

stylus-lemonade

Compass/SASSでいうところのSpritingにあたる機能を提供する。こういうやつだ。

stylus-images

@2xとかをよろしくやってくれるようだ。

  • Merges duplicated data URIs
  • Loads resolution dependent images when available
  • Moves non-inlined relative url's into the output directory

エディタとか更新時コンパイルするもの

stylusにはwオプションがあって、これを使えば更新時にコンパイルしてくれる。

lyvus

これはstylusのwオプションに加え、ブラウザもリロードしてくれる。利用するためには10行くらいのjsコードを埋め込む、lyvusコマンドで表示されるのでそれをコピペすればいい。

lyvus

ただ、僕がよく使うpyhttpd(python -m SimpleHTTPServerのalias)だとsocket.ioに対応してないからreloadしなくて残念。と思ったが、これのせいではない気もしているので後でちょっと調べる。

styler

こちらはオンラインエディタ。触ってみたところ良い感じなんだけどEmacs使いたいからなぁ。

Haskellでbrewのcurlを使おうとしたが

Haskellでscpを使いたいなぁと思い、色々と調べてみたがヨサゲなのが見つからなかった。

そこで、あーそういえばcurl使えんじゃんと思い出して、職場のlinuxではcabal install curlでokだった。この勢いでMBAにも入れようとしてハマった。

osxに最初から入っているcurlはscpに対応していない

$ /usr/bin/curl -V
curl 7.24.0 (x86_64-apple-darwin12.0) libcurl/7.24.0 OpenSSL/0.9.8r zlib/1.2.5
Protocols: dict file ftp ftps gopher http https imap imaps ldap ldaps pop3 pop3s rtsp smtp smtps telnet tftp 
Features: AsynchDNS GSS-Negotiate IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz

というわけでbrewで入れた(libssh2が必要)。ちなみにこんなのが出るのでln -sした。

$ /usr/local/bin/curl -V
curl 7.28.1 (x86_64-apple-darwin12.2.1) libcurl/7.28.1 OpenSSL/0.9.8r zlib/1.2.5 libssh2/1.4.3
Protocols: dict file ftp ftps gopher http https imap imaps ldap ldaps pop3 pop3s rtsp scp sftp smtp smtps telnet tftp 
Features: IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz

curlのほうはコレでOK。

続いてcabal installでcurlを入れるわけだが、brewのlibとかincludeを指定できないみたいなので、ソースを読んでみる。

curlc.cのincludeが

#include <curl/curl.h>

と決め打ちなので、ちょいと書きなおしてやる

#include "/usr/local/Cellar/curl/7.28.1/include/curl/curl.h"

これでコンパイル通るかなーと

通らない。

/usr/local/Cellar/curl/7.28.1/include/curl/curlrules.h:143:0:
     error: size of array ‘__curl_rule_01__’ is negative

/usr/local/Cellar/curl/7.28.1/include/curl/curlrules.h:153:0:
     error: size of array ‘__curl_rule_02__’ is negative
cabal: Error: some packages failed to install:
curl-1.3.8 failed during the building phase. The exception was:
ExitFailure 1

negativeってなんだよ?とググってみたらヒットした。要するに64bitのlibcurlを32bitのghcで使おうとしてエラーになっているらしい。

が、32bitじゃないと現状Yesodがうまく動かないのでこれ以上はどうしようもない感じ。

5月にHaskell Platform 2013.2.0.0が出たら再チャレンジするかな。またはlibssh2とかsshでなんとかするか。

空洞化のウソはウソなのかホントウなのか

空洞化のウソ / mark-wada blogで触れられていて気になったので読んでみた。

筆者は新興アジア推しの現地化推し。

著者は空洞化を3つに分解する

  • 雇用の現象
  • 国内技術水準の停滞
  • 海外で稼いだ金が国内に還流しない

雇用の減少

筆者は現地化すれば企画立案部門とか新規開発部門のような付加価値の高い分野に雇用拡大(国内)できると論じているが、これは案にブルーカラーは仕事がなくなると言っているようなもんですね。逆に国内の教育も付加価値の高い人材をつくることに焦点をあわせないといけないが、実際はそうなっていないから、ホワイトカラーの人材も国内外問わずに取ってこないといけないでしょう。

まぁこうなるわな。

国内技術の水準の停滞

こっちのほうが重要だと思うんだけど、現場と離れたところに企画立案部門をつくると官僚化しておかしくなることが多いと思うが、開発力だって落ちていくでしょう。

第一三共とランバクシーの話が出てたけど、創薬知らなすぎなヒトの考えるストーリーだよな。コレに関してはお話にならない、イノベーションが求められている部分がそもそもずれているので。

お金の還流の問題

「日本入っている」戦略で現地化をうまくやってという話は正しいのだろうなと思う。結局人口分布に基づいた戦略は必要になるしなぁ。

お金の流れ的には空洞化していないってのが正しくて、雇用と技術に関してはどうなのかな?っていう印象。

というより、空洞化しているかどうか議論するということが些細な事なのかなと。

あわせて読みたい感じの対談

A/Bテストを超え、学習しながらウェブを最適化させる手法 (Bandit Algorithms for Website Optimization)

ふと気になったので読んでみたら、当たりをひいた。

強化学習をウェブサイトの最適化に利用する方法に関しての本で、A/Bテストの何が問題かを説明してそれを克服するためのアルゴリズムを3つ紹介している

  • Epsilon-greedy
  • SoftMax
  • UCB1

コードはPythonで書かれているので読みやすい。

ProductName Bandit Algorithms for Website Optimization
John Myles White
Oreilly & Associates Inc / 2000円 ( 2012-12-31 )


実際のビジネスでは、A/Bテストで等確率でAB振り分けるために劣っている方のテストの分だけ収益が減ってしまうし、かといってテストをしないと、よりよいサイトを見出す機会がなくなってしまう。つまりexploreを最大化するか、exploitを最大化するかというようなジレンマを抱えることになる。

求められているのは、劣っているサイトデザインに対するテスト(損失)を最小にしつつベストなサイトデザインに収斂していく手法である。そういう問題をMultiarmed Bandit Probremと呼ぶらしく、上の3つはそういった問題を解くためのよく知られたアルゴリズムだそうだ。

最初の2つはランダム性を使う(Softmaxは焼きなまし法だ)のに対し、UCBはつかわない。UCB1は明らかに期待を持てないオプション以外のものを選択しつつ、期待値を更新していくという方法で、駄目なオプションをドンドン脱落させていくイメージに近い。

UCBはちょっと前までコンピューター囲碁にも使われていたらしい。コメントで触れられているpdfがわかりやすい。

局面を上手にスコア化して期待値の高い手を選択していくという手法は結構面白いかもしれない。例えば創薬のプロジェクトを将棋とか囲碁のようなものと捉えて、これから合成しようとしている化合物群が、求めるプロファイルにどんだけ近づいているかとかそんな期待値をスコア化して、exploreとexploitをバランスよく取り入れるとかはやれるんじゃないかなぁ。

ビッグデータの衝撃というよりデータ分析の仕事が重要になるよっていう話

ビッグデータとは

  • Volume(データ量)
  • Velocity(データの生成頻度)
  • Variety(多様性、構造化できないという意味も含む)

のいずれか、またはそれらの組み合わせ。

構造化できない大量のデータがリアルタイムにどんどん生成されていくような状況だと、RDBに収めにくいし、処理するのにも新しい技術や手法が求められるということ。

ProductName ビッグデータの衝撃――巨大なデータが戦略を決める
城田 真琴
東洋経済新報社 / 1890円 ( 2012-06-29 )


本書では上に書いてあるビッグデータは狭いと考えていて、データ処理技術、ヒトを含めた組織まで含めてビッグデータとして捉えているが、そっちの話は分析力を駆使する企業のがずっと詳しいし、分析という観点から書いてある。

分析が先なのか、データが先なのかという話に関していえば、優秀なデータサイエンティストを有していればデータを与えれば意味のある分析結果がドンドン精製されてくるが、分析するヒトがいなければデータ生成はムダなコストにしかならないので、分析(者)ファーストだろうなと。

「Data is the new oil」とは良い例えだと思う。結局精製技術次第だし。あとは原油にあたるようなデータの入り口付近にいる業者も有利なんだろうな。

CROSS 2013でデータサイエンティストのセッションがあったみたいですね。

2011年 新聞テレビは消滅したのか

検証的に読みたかったので。

タイトルは煽りだったが、マスメディアのdisっぷりは激しかった。方向性としてはまぁ間違ってないよなぁと。2009年にこれを書けたのはすごいなとは思う。

ProductName 2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)
佐々木 俊尚
文藝春秋 / 788円 ( 2009-07 )


本書ではサイトの有料化は逆効果だけど日経の有料化はまぁOKなんじゃないのと論じていたが概ねそんな感じ。朝日の有料版なんてだれが申し込むんだろ?

新聞のビジネスモデルは構造的に厳しいんだろうなぁ、これからも。

  • メディアはゼロサムゲーム