マインドマップでセミナー参加メモを

いつもはclmemoでメモってるんだけど、ふとマインドマップでメモをとろうかなぁと(新幹線のなかで)。

その時点では単なる思い付きであったが、会場まで歩いていたら、結城浩さんがfreemindを紹介してたのを思い出したので、部屋についたら、LANにつないで探してインストール。

学会のプレゼンは大体流れが決まっているのでその流れに沿って子ノードを追加していけばそれっぽくなって使いやすいなぁ。放射状に広げていけてノード間をいったりきたりできるのが単なる箇条書きのリストと違って便利なところ。あとはpngに出力できるので貼り付けるとき楽。

しかし、ちょっと使い方に分からないところがあったので、補うべく帰りに本屋に直行して本を一冊買ってみたのであった。

ProductName ザ・マインドマップ
トニー・ブザン,バリー・ブザン
ダイヤモンド社 / ¥ 2,310 ()
通常24時間以内に発送

本質的な話が多いので、すぐに役立つという本ではなかったが、基本的な理念をよく解釈して、自分なりのルールを見出せばよいのであろうということでOK。

ただ、ハードカバーでちょっとでかいので持ち歩きにくそう。ビジネス本のサイズでいいじゃんと思った。

水平思考というもの

行きの新幹線の中でイノベーション・シンキングを読んだ。

ProductName イノベーション・シンキング
ポール・スローン
ディスカヴァー・トゥエンティワン / ¥ 1,680 ()
通常24時間以内に発送

実験を束ねてプロジェクトなんかを進める場合、論理的に理詰めで考えていく(まぁ一応サイエンスなので)。でも、プロジェクトの進め方を判断する場合はリソースとかは常に足りないし、また、常に壁が立ちふさがっているし、論理だけでは先に進めないような場面のほうが多い。ブレークスルーが必要なんだ。

とか思っているヒトにはオススメの本。

  • Yes,Noで答えられる質問でなく自由回答方式の質問をしよう。
  • ランダムワード
    • シニフィアンいじりで発想の飛躍を強引に
  • 今の仕事で抱えている問題を他のヒトも経験し既に解決している可能性は高い
    • 同業かもしれないし、問題は似てても別の業界かもしれない
  • ビジネスにおいてはルールは破られるためにある
    • イノベーションにより価値をもたらした反則者には罰則でなく報酬が与えられる
  • 創造的な人とそうでない人のいちばんの違いは「自分が創造的であると思うかどうか」

マインドマップとかもシニフィアンいじりだと思うんだけど、イノベーションにおいてはシニフィエって結局どうでもよいのだろうか?なんて思った。

ソフトウェアライセンスの基礎知識

買って会社においておいた。

ProductName ソフトウェアライセンスの基礎知識
可知 豊
ソフトバンククリエイティブ / ¥ 2,415 ()
通常24時間以内に発送

ライセンスはややこしいです。というより、(うちの知財だけかもしれませんが)ソフトウェアのライセンスとかの、そういうこと知らなくて、自分で説明しないといけなかったりするので、書籍が一冊あるっていうのは非常に大きかったりするわけです。

気分的にも楽になれますし。

「弾言」を読んだ

寝る前にさらりと。

ProductName 弾言 成功する人生とバランスシートの使い方
小飼 弾,山路 達也
アスペクト / ¥ 1,500 ()
通常24時間以内に発送

自分の価値をバランスシートとしてよく考える。

プッシュ型の情報は断ち切る(情報に対して受け身であることはダメ。)

あー確かにそうだよなぁと思う。RSSリーダーとかプル型だけども、絶対に使わないヒトがいるよね(かといって他の手段で情報をゲットしてるわけでもなく)。多分IT嫌いなんじゃなくて、そもそも情報に対する姿勢がプルじゃないんだと理解した。

逆に考えればこの本のように実践しない人に対しては、プッシュ型は非常に有効に働くのではないかと思った。例えばはてブとかああいった集合知系の仕組みであがってきたデータをプッシュでダラダラと再配信するとか。

研究所だったら実験机の上にchumbyみたいなのを置いといて延々とそれっぽい情報を流しておくと。新幹線にくっついている電光掲示板みたいなやつでもいいよね。

WEB+DB PRESS Vol.47

最近定期購読だなぁ

ProductName WEB+DB PRESS Vol.47
WEB+DB PRESS編集部
技術評論社 / ¥ 1,554 ()
通常24時間以内に発送

バックアップ特集のrdiff-backupは家のサーバーで使う。Baculaは職場のサーバー群で試す。

「実践的BPMのための 業務プロセスの設計作法」は面白かった。ちゃんと理解できたわけではないのだけど。ミクロワークフローは結局インターフェースのデザインをしっかりやっとけってことなのかな。

  • 結局アプリケーション仕様のほとんどがユーザーの恣意でしか決まらない
  • 実業務のさまざまな例外をコンピュータ上に乗せるか否か

創薬研究なんて例外がやたらと多い一方、高度に機械化されてIT管理されたラインの後ろに平気でバッドノウハウ満載の薬理試験がくっついてたりするし、データに対する研究員の意識も差が激しいので、ゆるく(そして確実に)つないでおかないと、突然情報が途切れて大変(だった)。

最近ここらへんやり遂げた感があるので、そろそろ違う仕事してみたいなぁ(マーケティングとか)。または、今の職場でやりきれなかった、研究所のインフラのプログラマブルウェブ化とか。イントラのURIがCOOL URIで且つWebAPIもってたらさぞかし気持ちよく仕事できるじゃろうなぁ。

そういうこと指向している製薬企業はないもんかなぁ(別に製薬系でなくてもいいけど)。

「インタラクションデザインの教科書」を読んだ

今の仕事で、data preparationのための効率的な仕組み(インタラクティブなサービス)が必要だろうなぁと感じているので、8章のサービスのデザインが参考になった。

ProductName インタラクションデザインの教科書 (DESIGN IT! BOOKS)
Dan Saffer
毎日コミュニケーションズ / ¥ 2,940 ()
通常24時間以内に発送

デザイニング・インターフェースも併せて読むとおもしろい。

ProductName デザイニング・インターフェース ―パターンによる実践的インタラクションデザイン
Jenifer Tidwell
オライリー・ジャパン / ¥ 3,990 ()
通常24時間以内に発送

コトラー教授『マーケティング・マネジメント』入門〈1〉

これはわかりやすくてよかった。

ProductName コトラー教授『マーケティング・マネジメント』入門〈1〉 (ビジネスバイブル)
グローバルタスクフォース
総合法令出版 / ¥ 1,680 ()
通常24時間以内に発送

  • 3C
    • Company
    • Competiter
    • Customer
  • 4P
    • Price
    • Place
    • Product
    • Promotion

シャープの謎

ブックオフ105円コーナーから。

子供の頃、シャープの工場の近くに住んでいたという経緯もあって、興味本位で買ってみたのだけど、単なる謎の精神論だったというオチ。

ProductName シャープの謎―勝ち続ける日本力!凡人が天才に勝つ仕事術 (President books)
長田 貴仁
プレジデント社 / ¥ 1,000 ()
通常24時間以内に発送

凡人には毒電波が強すぎて正直読めんかったが、読むと眠くなるのでお休みようにはちょうど良かったかな。

プレジデントってなんか暑苦しくて敬遠しがちなのだけど、danchuの軽やかさが欲しいところです。

あー、そういえばdanchuといえば富士宮が14p近くもとりあげられるらしいので今から期待度大な感じ

「レバレッジ・リーディング」と「ブログ・オン・ビジネス」

今日読んだ本。レバレッジ・リーディングは僕が論文読む時に実践している方法とよく似ていた。

ProductName ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティング

日経BP社 / ¥ 1,575 ()
通常24時間以内に発送

2章のプランナーの話が面白かった。それ以外の部分はちょっと情報的に古くなっている感はあるかな。

ProductName レバレッジ・リーディング
本田 直之
東洋経済新報社 / ¥ 1,523 ()
通常24時間以内に発送

  • ビジネスパーソンにとっての読書は、スポーツ選手の練習だ
    • 研究者の論文読みは、スポーツ選手の練習だ
  • 本のストックをきらすな
    • 論文のストックをきらすな(気がのらないときとか論文を読み進めることができる)
  • 最重要な読書後のフォロー
    • 論文読んだら反芻して練ってみないといけませんね

僕の場合は長文をmarkdown形式でコメントできる文献専用のイントラSBSをつくって、アイデアを膨らませたりとかいろいろ書き込んである。あと、pdfを一緒に管理できるようにしてあるので本棚とかはいらない。

特に紙の打ち出しは、常に数百報くらい積んでおいてある。時間が空いた時にすぐ読めるようにしておくためで、基本的に読み終えた打ち出しは捨てる。ストック自体もイントラのFastladderにジャーナルのRSSとpubmedのキーワード検索のRSSが30くらい突っ込んであって、今は積むのには大して困らない。あと捨てるのが前提なのでホチキスも針のいらないやつを使ってます。

これだと、さっさと読んで捨てようというインセンティブが働くので良いですよ。針で止めて整理しちゃうとそれだけで、なんか仕事した気分になっちゃうので、、、

イントラのFastladderは自分と興味の範囲のかぶらないような臨床寄りの人々の啓蒙をよくやっている。そういった人の読むRSSは自分の知らないことが多いので自分の幅を広げるのにかなり役にたつ。

これには結構驚かされたわけで、イントラSBSよりはイントラRSSのほうが知の共有化的にはいいのかもと思ったが、よくよく考えると、情報に飢えているほうがより効率的に食えるようになっているだけで、富めるモノがより富めるようになるシステムなのかなと。僕にとっては快適なのでよしとしている。

ビジネスリーダーの創り方

武田の会長さんのお話が特に興味深かった。

他にはコマツの話も結構心に残った。

あと立ち読みできるといっても目次だけなのは如何なものかと思った。