ワークライフバランスというと、仕事と家庭を対立するものと捉えて上手にバランスさせることを意味するように思うが、著者のスタイルはワークとライフを同じ軸、方向に向け且つ融合してしまうような生き方。
里山ビジネスと銘打っているが、ライフスタイル的。
最初のほうはよくある感じの体験談なんだけど、3章の後半からが面白い。
- 地産地消といいますが、私はその地産を、自分の畑でつくっているもの、軽トラックで取りにいくか持ってきてもらうか、直接に運搬できる範囲で作られているものとかんがえています
- そもそも単一品種の大量生産というのは、植民地の農業のやりかたです
- 森と人との境界線を探り、周囲の自然との折り合いを付けながら暮らすための知恵がしめしているように、持続するためには拡大してはいけないのです
- 知らなければ存在しない、知られてだめなら致命傷
疎結合が重要ということですな。