JavaScript: The Good Parts読書会(5章)

子供の幼稚園の運動会が流れたので、遅刻せずに読書会に参加してきた。

ProductName JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス
Douglas Crockford
オライリージャパン / 1890円 ( 2008-12-22 )


今回は継承の章(最も重要)という本書でのヤマ場を迎えた。

プロトタイプチェインについての理解は深まったが、逆にあんまクラスを真似ることにこだわらなくてもいいんじゃないかなと思ったりした。

パターンのほうにモダンなやり方いくつか書いてあった気がするのであとで読む

ProductName JavaScriptパターン ―優れたアプリケーションのための作法
Stoyan Stefanov
オライリージャパン / 2940円 ( 2011-02-16 )


それから、コーディング規約ってどうなってんのって話が出てて、tweetされてたのでこれも後で。

懇親会はあずさ。ここはなかなか。そのうち鈴木屋も行くかって話になった。

そういえばその時は僕が富士市民的な事情もあって、ミシマラーを残してちと早くに失礼したのだけど、その後の@bg7860のモテ度の話を聞いたが、あいつそんなことヒトコトも言わなかったよなー。東電並に情報の伝達が悪いです。

あとはYWGPの宣伝を入れときました(参加したことないけど)。吉原バルは行きましたけどねー。

ところで、宣伝といえば静岡でインフラ系の勉強会が立ち上がるそうです。KVMとかHadoopとかPuppetとか興味あるけどなかなか追いかける暇がないので参加してみようかなぁと思ってますが、今のとこ家族の動向次第ですね。

それから、次回くらいに次何するか決めなあかんよねーって話も出てた。個人的にはjavascriptパターンもなかなかいいんだけどテキスト読むのもあれなのでワークショップ的なものを入れてなんか作品を生み出すっていうプロセスを入れてもいい気がする。

または、そういう黙々会的なものをダラダラする場をフォークするか。日曜は空いているので日曜をフルに使ったそんな感じの場が欲しいかも。あと、静岡県東部には隠れパイソニスタがそこそこいるということが判明したのでだらだらpythonも楽しそうですね。

娘がフェルトに目覚めた

割と器用派だった。

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親子テクノ手芸が見えてきた。

ProductName テクノ手芸
テクノ手芸部
ワークスコーポレーション / 3570円 ( 2010-11-29 )


「会社を辞める!」と決めてからの、起業ロードマップ

6,7章が参考になった。

  • 起業とは仕事を会社のためではなく、自分自身のためにすること
  • アイデア発想のためには先入観にとらわれない
  • 企業はニッチが基本
  • リースは避けて自己資金から捻出
  • 資金繰り表
  • 収益不動産
  • 個人事業主のメリットとデメリット
  • 事業の撤退時にはこれまで掛けたお金を惜しむのではなく、これから将来に向けて支払うべき債務を減少させることが重要
  • 追加の連帯保証人は避ける
  • 「なぜ失敗したか」を考えることと「なぜ成功しなかったか」を考えることは、似ているようで実はまったく違う思考パターン

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原子力発電の基礎知識

オーム社から出てた。著者は柏崎刈羽原子力発電所の元所長なので、原発推進派だと思うが、原子力発電の仕組みを分かりやすく書いているので面白い。

また原子力は未来のエネルギー封じ込めなので安全が前提だが、実際に事故が起こった原因を考えながら読んでいくと、そもそも論から色々無理があるよなと思える。仮定が間違っているっていうか、ウランが独占可能な資源であるということも押さえておかないといけないですね。

p.121

兵庫県南部地震が特定の原子力発電所立地点にあり得ることを前提にすること自体が発想の飛躍なのです。

飛躍じゃなくなりましたと。

ProductName わかりやすい原子力発電の基礎知識
榎本 聡明
オーム社 / ?円 ( 1996-04 )


  • 中性子はのりの働き
  • 余剰反応度Δk
  • 原子力発電の立地に必要な条件 (発電所用地の取得が容易, 地質地盤社会的な立地条件が妥当, 設置後の環境影響, 漁業補償を含む地元との合意形成が容易, 送電網整備ができること)
  • 放射線とは一般には物質を通過する際、その物質を校正している原子の軌道電子をはぎとる能力のあるもの
  • 110万kW級プラントは停止させてから一年後でも3MW(こたつ5000台分)の熱を出す
  • BWRのアクシデントマネジメント策

子どもが体験するべき50の危険なこと

自分はど田舎育ちなので、遊びの中でどこまでが危険かという部分を学んだことが多かったような気がする。

どんだけ流れが速いと川が危険かとか川遊びしてると覚えたり、山の中にクワガタ採りにいって迷うと焦るとか。川にサワガニとりに夢中になってたら真っ暗になって危ない思いしたってのもあるし、溜池にカラス貝取りに行って(略)

致命的でない小さな失敗は子供のうちにしといたほうがいいかなと思う。今だと、小学校で小刀つかって削ったりしないのね。それってどうなんだろうって思う派。

体験を通して得られるものであれば、まぁ与えておきたいなとは思う。

ProductName 子どもが体験するべき50の危険なこと (Make: Japan Books)
Gever Tulley
オライリージャパン / 2100円 ( 2011-05-26 )


娘からの手紙

妻が喜んで張っていた。

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パパ頑張るよとしか言えない

レアジョブのヒトが書いた英語の勉強法の本

前半英語の勉強の話で後半起業の話になるというか、ゆるくダビーに始まって最後ジャンプアップジャンプアップな感じ。

ProductName 129円のマンツーマン英会話 スカイプ英語勉強法
加藤智久
幻冬舎 / 1000円 ( 2011-04-07 )


目次が読めるのでそういう構成だとわかった上で購入した(実際後半に興味があった)。前半も参考になったけど。英語には基底能力と駆使能力があって、「今持っている基底能力の範囲の中で駆使能力を伸ばしましょう」はそうだよなぁと。

久々に東京

openeyeのユーザー会に来ています。

今日刺さりまくった言葉

テクノロジーが進歩して弱いバインダーを捕まえて強くしていくことができる状況でリードライクとかどの程度意味があんのか?(意訳)

rule of 5は結果論ですね。モキュモキュの平均をとると200ぐらいだからリードは300くらいが望ましいってのは、確かにスキーム依存だな。FBDDでつなげてHTSヒットよりも有利な位置に付けることができればリードライクよりももっとドラッグライクな化合物からスタートできますなぁ。

測定系の進化が起こっているんだからラテラルっぽいシンキングが必要なんだろうなぁ。


どうでもいい話

昼はトナリでタンメンを食べた。ツケタン、タンカラ、タンメンと食べてみてタンメンの量で十分であることに気づいた。

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openeye日本法人のトップが、研究室の大先輩であるばかりか、教授の同期であるということが判明してビビった(これが一番の収穫)。

H川さんと話していて、@bonohuさんと接点があるのを不思議がられたが、スポッポとかバイオインフォマティクスだったらつながりますよって言っておいた。

トキシコゲノミクス絡みの接点でつながっていた人とも会った。ヒタチLSなくなっちゃったよねーっていう話をしてたけど、うちの会社であのプロジェクトに関わっていたのはすでに僕しか残っていない。というよりも所謂バイオインフォマティクスを理解できるのは僕一人です。僕の消失と同時に緩やかな死を迎えることでしょう。

DSに移った元同僚の部下のヒトとも話したが、上司(つまり元同僚)は気配りのできるイイ人だと褒めていた。確かにそうだよなと思った。ちなみにDSのヒトは次から次へと新しいヒトが出てくるので面白い、ネタの宝庫ですね。

あといくつか面白話があったが略。

で、相変わらずワインは美味い。

南アフリカ産

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ワインは世界中にあるのだから日本酒だって世界中に広まってもよかろうとおもった。タイ米で醸した日本酒とかおもしろそうじゃないか?


思うに、今のネットワークというのは入社して数年以内に出来ていたというかメキメキしそうなヒトの間で緩やかにつながっていたような気がします。ホップしたとすれば世代間のネットワークが繋がって広がったくらいかな。twitterとかfacebookの出現でそれが前倒しで形成される可能性はあるかもしれないが、そのタイミングでネットワークに組み込まれないと後々難しいのかもしれないのかなぁと思った。

検索エンジンはなぜ見つけるか?を数式を使わないで説明するには

本書を読めばいい

検索エンジンに関して何もしらないのであればこういう本はとっかかりとしては非常によいですね。一般教養として知っておいたほうがいいレベルの内容かなぁと。また、ある程度知識があったとしても、(子供とか)そういうレベルの人に分かりやすく説明する時に非常に参考になると思う。

特に3章のSuffix Array,TRIE,N-gram,BWTのインデックス作成の章と5章のページランクのところは数式なしで丁寧に解説している。

一方で、ページランクの説明で酒樽とフキ(一定量漏れる)とゴムホース(漏れない)で収束する、しないの説明があったんだけど読者は理解出来ないだろうな。注釈に著者が苦しい説明だったと書いて参考文献明示してるけど。

ただ、個人的には数式があったほうが分かりやすい部分は多くあるかなぁ。