原子力発電の基礎知識

オーム社から出てた。著者は柏崎刈羽原子力発電所の元所長なので、原発推進派だと思うが、原子力発電の仕組みを分かりやすく書いているので面白い。

また原子力は未来のエネルギー封じ込めなので安全が前提だが、実際に事故が起こった原因を考えながら読んでいくと、そもそも論から色々無理があるよなと思える。仮定が間違っているっていうか、ウランが独占可能な資源であるということも押さえておかないといけないですね。

p.121

兵庫県南部地震が特定の原子力発電所立地点にあり得ることを前提にすること自体が発想の飛躍なのです。

飛躍じゃなくなりましたと。

ProductName わかりやすい原子力発電の基礎知識
榎本 聡明
オーム社 / ?円 ( 1996-04 )


  • 中性子はのりの働き
  • 余剰反応度Δk
  • 原子力発電の立地に必要な条件 (発電所用地の取得が容易, 地質地盤社会的な立地条件が妥当, 設置後の環境影響, 漁業補償を含む地元との合意形成が容易, 送電網整備ができること)
  • 放射線とは一般には物質を通過する際、その物質を校正している原子の軌道電子をはぎとる能力のあるもの
  • 110万kW級プラントは停止させてから一年後でも3MW(こたつ5000台分)の熱を出す
  • BWRのアクシデントマネジメント策

子どもが体験するべき50の危険なこと

自分はど田舎育ちなので、遊びの中でどこまでが危険かという部分を学んだことが多かったような気がする。

どんだけ流れが速いと川が危険かとか川遊びしてると覚えたり、山の中にクワガタ採りにいって迷うと焦るとか。川にサワガニとりに夢中になってたら真っ暗になって危ない思いしたってのもあるし、溜池にカラス貝取りに行って(略)

致命的でない小さな失敗は子供のうちにしといたほうがいいかなと思う。今だと、小学校で小刀つかって削ったりしないのね。それってどうなんだろうって思う派。

体験を通して得られるものであれば、まぁ与えておきたいなとは思う。

ProductName 子どもが体験するべき50の危険なこと (Make: Japan Books)
Gever Tulley
オライリージャパン / 2100円 ( 2011-05-26 )


娘からの手紙

妻が喜んで張っていた。

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パパ頑張るよとしか言えない

レアジョブのヒトが書いた英語の勉強法の本

前半英語の勉強の話で後半起業の話になるというか、ゆるくダビーに始まって最後ジャンプアップジャンプアップな感じ。

ProductName 129円のマンツーマン英会話 スカイプ英語勉強法
加藤智久
幻冬舎 / 1000円 ( 2011-04-07 )


目次が読めるのでそういう構成だとわかった上で購入した(実際後半に興味があった)。前半も参考になったけど。英語には基底能力と駆使能力があって、「今持っている基底能力の範囲の中で駆使能力を伸ばしましょう」はそうだよなぁと。

久々に東京

openeyeのユーザー会に来ています。

今日刺さりまくった言葉

テクノロジーが進歩して弱いバインダーを捕まえて強くしていくことができる状況でリードライクとかどの程度意味があんのか?(意訳)

rule of 5は結果論ですね。モキュモキュの平均をとると200ぐらいだからリードは300くらいが望ましいってのは、確かにスキーム依存だな。FBDDでつなげてHTSヒットよりも有利な位置に付けることができればリードライクよりももっとドラッグライクな化合物からスタートできますなぁ。

測定系の進化が起こっているんだからラテラルっぽいシンキングが必要なんだろうなぁ。


どうでもいい話

昼はトナリでタンメンを食べた。ツケタン、タンカラ、タンメンと食べてみてタンメンの量で十分であることに気づいた。

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openeye日本法人のトップが、研究室の大先輩であるばかりか、教授の同期であるということが判明してビビった(これが一番の収穫)。

H川さんと話していて、@bonohuさんと接点があるのを不思議がられたが、スポッポとかバイオインフォマティクスだったらつながりますよって言っておいた。

トキシコゲノミクス絡みの接点でつながっていた人とも会った。ヒタチLSなくなっちゃったよねーっていう話をしてたけど、うちの会社であのプロジェクトに関わっていたのはすでに僕しか残っていない。というよりも所謂バイオインフォマティクスを理解できるのは僕一人です。僕の消失と同時に緩やかな死を迎えることでしょう。

DSに移った元同僚の部下のヒトとも話したが、上司(つまり元同僚)は気配りのできるイイ人だと褒めていた。確かにそうだよなと思った。ちなみにDSのヒトは次から次へと新しいヒトが出てくるので面白い、ネタの宝庫ですね。

あといくつか面白話があったが略。

で、相変わらずワインは美味い。

南アフリカ産

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ワインは世界中にあるのだから日本酒だって世界中に広まってもよかろうとおもった。タイ米で醸した日本酒とかおもしろそうじゃないか?


思うに、今のネットワークというのは入社して数年以内に出来ていたというかメキメキしそうなヒトの間で緩やかにつながっていたような気がします。ホップしたとすれば世代間のネットワークが繋がって広がったくらいかな。twitterとかfacebookの出現でそれが前倒しで形成される可能性はあるかもしれないが、そのタイミングでネットワークに組み込まれないと後々難しいのかもしれないのかなぁと思った。

検索エンジンはなぜ見つけるか?を数式を使わないで説明するには

本書を読めばいい

検索エンジンに関して何もしらないのであればこういう本はとっかかりとしては非常によいですね。一般教養として知っておいたほうがいいレベルの内容かなぁと。また、ある程度知識があったとしても、(子供とか)そういうレベルの人に分かりやすく説明する時に非常に参考になると思う。

特に3章のSuffix Array,TRIE,N-gram,BWTのインデックス作成の章と5章のページランクのところは数式なしで丁寧に解説している。

一方で、ページランクの説明で酒樽とフキ(一定量漏れる)とゴムホース(漏れない)で収束する、しないの説明があったんだけど読者は理解出来ないだろうな。注釈に著者が苦しい説明だったと書いて参考文献明示してるけど。

ただ、個人的には数式があったほうが分かりやすい部分は多くあるかなぁ。

Blue NoteのTシャツ

ユニクロに行ったらBlue Note Tシャツが売っていて、Cool Struttinのやつを買った。

ProductName Cool Struttin
Sonny Clark
Blue Note Records / 780円 ( 1999-04-07 )


Midnight Blueも良かったな。

ProductName Midnight Blue
Kenny Burrell
Blue Note Records / 780円 ( 1999-02-04 )


原子力の再処理問題

山名先生は、原発推進派ですね。

(原子力を使うなら)蓄積する使用済み核燃料を次の世代に先送りすべきではないことや、使用済み核燃料をいつまでも保管すべきでないという観点からリスクも含めた状況をきちんと認識しようという本です。

あくまで、前提は原子力を利用推進するという立場で再処理をどうするかという内容です。

ProductName 間違いだらけの原子力・再処理問題 (WAC BUNKO)
山名 元
ワック / 945円 ( 2008-05 )


一秒間に一回放射性壊変が起こることを一ベクレルと呼ぶ

ベクレルが同じであっても放射性壊変の中身、放射線の当たる部位、距離によってヒトへの影響は大きく違ってくる

Sv = A.K.W.Bq

という式になる。ここで

  • Aは1壊変あたりに人体に吸収される放射線量
  • Kは放射線の種類による違い
  • Wは対象臓器の違い

確率的影響と確定的影響。前者は短時間に強い放射線を受けた場合に起こるもの、後者は確率増加するもの、例えばガン発生率とか。

再処理工場の使用済み核燃料には半減期の長いものが主なもの。内在するハザードは原子力発電所のほうが大きい

二人で時代を生き抜くお金管理術

アクセスログを見てたら著者からリンクを張られていたので、チラ見したらいいかげんな書評書いてたので萎えた。

最近、思うことがあるので少し読みなおしてきちんと書きなおしてみた。

尚、著者の方がblogのタイトル間違えてますが「澤姫」ってのは栃木の酒蔵です。美味いです。東北の酒が話題になってますが、この酒蔵も被災しているので見かけたら買うといいと思います。Save The 栃木酒ってことで。僕も夏休みに実家に帰ったら栃木の酒を飲みまくる予定ですよ

ProductName 夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術
花輪 陽子
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 1365円 ( 2010-06-16 )


まず背景として、日本は緩やかに衰退していていて止まる気配など見せてませんね。最終的にはアジアの勢いのあるところに抜かれていくか、抜かれないにしても漸近的に近づいていくことになるんじゃないかなぁ。

あと、年金は僕らの世代は「もらえない前提」でしょう。人口減少しているのに若者世代が老人を支えるというのはかなり無理があると思いますね。ゆるやかにベーシック・インカムに移行しつつ、相続税100%くらい課さないと所得の世代移転がなされずにかなり硬直化するんじゃないかなぁ。せめて土地だけでももっと流動化して欲しいですよねー。

労働に関しては、一昔前のようにずっと同じ会社に勤め上げたとしても、退職金2000万円なんて難しいでしょう。労組の資料をよく見れば分かると思いますが。労組自体も若者から老人に所得移転しつつ逃げ切る組織になっているところが多いんじゃないでしょうか?能力があって本来もっと高い賃金で労働力を売るべき人間がロックされているのはよろしくないことだと思います。

そこで、なぜロックされているのか?ライフプランが間違っているけど修正できないのはなんでじゃろかなー。どうしたらこの閉塞状態からぬけだせるかのぉ?と思ったときに読めばいいのが本書ですね。

本書自体の主張は夫婦で600万円を目指すにはどうしたらいいかということを説いているのだけど、基本的にリスク分散するにはどうしたらいいかということです。二人で手堅く行くなら600万円を目指す路線ですが、ある程度の収入を片方が担保できればもう片方は積極的に攻めていくというのもありだと思います。むしろそうやって閉塞状態からの脱却を模索するというのも夫婦のライフプランというか戦略のひとつであるように思います。

本書は手堅く生きていく方法論だと思いますが、これを踏まえた上でどういうアグレッシブさを醸しだしていくかを考えてみると結構面白いと思います。

守破離ですよ、奥さん!

みたいな。