職場のLAN環境はセキュリティがどうのこうのという理由で有線ですが、これは色々致命的な差となって効いてくるような気がしますね。有線でつながるスマートフォンなんて想像できないように、インフラが無線化しないとその先に意識がすすまないので、未来がどうなりそうかなんて理解できっこないし、議論すらおこらないですね。
個人的には、そもそも研究所の研究員のパソコンなんか必要なくてタブレット端末のほうがあってると思っているし、そういう制約与えたほうがシステム全体として余計な入力を必要としない方向に進むから、結果としてタイポが減ったり、余分な文書作成作業が減って効率化するんじゃないかなぁと。あと、マウスでお絵描きのように化合物の構造ちまちま描いてるのだって結構頭悪いよねとか思うけど、そういう部分も効率的に進めようという意識が働くんじゃないかなぁと。
本書は「これからスマートフォンが起こすであろう社会の変化」を記述しています。それは自分の生活にどういう影響を与えるのかを考える機会になるので良書だと思いますね。スマートフォンを使ってないヒトが読んでもわかんないような気がするので、スマホ持ちが対象読者ですね。
本書はスマートフォンが市場の中に投入されたことで実際に起こっている化学反応を捉え、その化学反応がもたらす次のステップを示唆している
- コンパニオンデバイス
- 個人が自分の為に道具として使うコンピューターとは、クラウド型のウェブサービスの利用に特化した製品
- タイムラインの共有こそが、スマートネイティブたちが相互に交流する上で、もっとも重要なこと
- デジタル配信のコンテンツはオーナーシップが低い
- ソーシャルメディアは生活の一部になっていく
読めばなるほどと思うが、じゃぁどういうユーザーインターフェースが来るのかとかには殆ど触れられていない。でも、読み終えたらまぁわかる。