macbookでpymol

trunk(Rev: 3829)をDLしてきてコンパイル

svn co https://pymol.svn.sourceforge.net/svnroot/pymol/trunk pymol

freetypeがらみのヘッダーがないとかいうエラーがでてきたので

cd /usr/X11R6/include
sudo ln -s freetype2/freetype freetype

とsymbolic link張って解決

ProductName Bioinformatics Programming Using Python
Mitchell L. Model
Oreilly & Associates Inc / 5075円 ( 2009-12-23 )


fpocket

コマンドラインでタンパク質のポケットを探索してくれる。

fpocket

論文によるとVoronoi tesselationをつかってalpha sphere detectionをやるみたい。

1R39に対して試してみた。

実行は

fpocket -f 1R39.pdb

と叩けば、ディレクトリが出来てPyMol,VMD用のファイルが出力される。

1r39

フッ素の役割

昨日、ワークショップで雑談してて、メディシナルケミストリーにおけるフッ素の役割がとか。

ハロゲンのくせに、Cl,Brとはちょっと違うよねとか。

ProductName Bioorganic and Medicinal Chemistry of Fluorine
Jean-Pierre Bégué
Wiley-Interscience / 11185円 ( 2008-05-27 )


Pharmacokinetics and Metabolism in Drug Design

DMPK,TKを考慮したドラッグデザインの際に考慮することなど。

多分メディシナルケミスト向けなんだろうなと思うんだが、コンパクトにまとまっているので、chemoinformaticsのヒトが読んでも参考になることが多い。

ProductName Pharmacokinetics and Metabolism in Drug Design (Methods and Principles in Medicinal Chemistry)
Dennis A. Smith,Han van de Waterbeemd,Don K. Walker
Wiley-VCH / ¥ 12,813 ()
在庫あり。

  • 2.11 Slow offset compounds
    • フレキシブルな化合物はassociation-disassociationが素早くおこる可能性がある
  • 3.6 Estimation of Absorption Potential
    • AP =logP + logFnon + logS(So . Vl/Xo)
  • Distribution and Tmax

薄いわりにはちとお高めだが、投資と思い割り切った(今回は)。

分子エディタ

Avogadroだとタンパク質のアミノ酸とかを簡単にエディットできないな。

1r9l

スクリプト書いてリガンドから半径なんぼ以内の残基を切り出すようにすればさくさく動くかも。

leadhoppingのこと

リードホッピングとはつまるところ、選択されなかったより良い未来を、過去にさかのぼり選択しなおすことだと思うのだ。または、現在の結果が(成功にせよ失敗にせよ)選択されたことで、過去の時点の確率が変化したというベイズっぽい解釈でもよいかと。

leadhopping

上の図でいうと外側のサークルを類似性とかで辿ったとしてもホッピングなんて成し遂げられなくて、もっと、最初の化合物に近いところにさかのぼりつつうまい分岐点で辿りなおさないといけない。

そのためには化合物のデータベースがここの化合物がどう継承されるかを記録されプロジェクト毎にツリーとして表せるようにしておかないといけないんだろうなぁ、なんて思うわけだ。

OSRAにPipelinePilotのプラグイン

1.2.0からつくようになったらしい

OSRA: Optical Structure Recognition

まぁ、みんなやることは一緒なのね。

はじめての薬物速度論

はじめて読むならこれがお薦めか。ケモインフォマティクスな僕にとってはある程度数式とか統計の話がくっついていたほうが、知識と照らし合わせながら覚えていけるので分かりやすかった。

ProductName はじめての薬物速度論
加藤 基浩
南山堂 / ¥ 1,995 ()
在庫あり。

  • クリアランスは薬物消去能を血液量で表現
  • AUMCは血漿中濃度に時間をかけたもの
  • 肝クリアランスと肝固有クリアランスの違い

ちょっと7章だけプロットしてみた。

Cp <- function(t){86.22 * exp(-4.55 * t) + 13.63 * exp(-0.438 * t)
Cppo <- function(t){456700/(9128*(4.567-0.438)) * (exp(-0.438 * t) - exp(-4.567 * t))}
par(mfrow = c(2,1))
plot(Cppo,0,10)
plot(Cp,0,10)

po,iv

演習の多そうなこっちもやっとくべきか。

ProductName ファーマコキネティクス―演習による理解
杉山 雄一,山下 伸二,加藤 基浩
南山堂 / ¥ 6,300 ()
在庫あり。

PBPKモデルのシミュレーション

我が国における医薬品開発に関する提言探索的早期臨床試験とPK/PD 試験の推進という資料で。

PB-PKモデルは概念的なコンパートメントモデルを仮定せず,薬物が経口あるいは非経口で投与された後に起きる吸収,分布,代謝及び排泄を,薬物の分子特性(蛋白結合,膜透過性,酵素親和性等)と生理学的・解剖学的データベース(組織容量,血流速度等)により表現した物理学的な薬物動態モデルである.

これを、思いついた時に試せるような状況にしておきたいのだが、なかなか良い書籍がみつからない。

RでDMPK

chemoinformatics的には最もlateなフェーズである、QSPkRとかモデル動物からヒト外挿あたりにブームがやってきたので、色々と調べたりいじったりする日々を。

どっちかっていうとPK/PD,PBPKのようなモデルに興味があるのでそういったパッケージがないかと、CRANを漁った。

CRAN Task View: Analysis of Pharmacokinetic DataによるとPK/PD modelはnlmeODEパッケージを使えばいいらしい。

PBPKに関してはR-ForgeにRDynamicってのを見つけた。

ちょっとnlmeODEのサンプルを

data(Theoph)
TheophODE <- Theoph
TheophODE$Dose[TheophODE$Time!=0] <- 0
TheophODE$Cmt <- rep(1,dim(TheophODE)[1])
OneComp <- list(DiffEq=list(
dy1dt = ~ -ka*y1 ,dy2dt = ~ ka*y1-ke*y2),
ObsEq=list(
    c1 = ~ 0,
    c2 = ~ y2/CL*ke),
    Parms=c("ka","ke","CL"),
    States=c("y1","y2"),
    Init=list(0,0))
    TheophModel <- nlmeODE(OneComp,TheophODE)

Theoph.nlme <- nlme(conc ~ TheophModel(ka,ke,CL,Time,Subject),
data = TheophODE, fixed=ka+ke+CL~1, random = pdDiag(ka+CL~1),
start=c(ka=0.5,ke=-2.5,CL=-3.2),
control=list(returnObject=TRUE,msVerbose=TRUE),
verbose=TRUE)

plot(augPred(Theoph.nlme,level=0:1))

indometh

よくよく考えてみるに、既に3年くらい前にはこういうことに必要性を認識していたのだけどなぁ。