04032009 work
予約した。
04032009 work
予約した。
「おわりに」が一番面白い。他の章は「おわりに」を読んで素晴らしかったなぁと思うための前置きなのかもしれない。個人的には働く理由と働く目的の章が面白かった。
でも一番最後に2000年に執筆されたものだと書いてあって、悩ましい。今こういう本が受け入れられるってことは、そういう生き方を模索して社会全体が進んでいるのではなくて、むしろ社会全体がこういうマインドセットを形作るように仕向けているのかなぁと。なんとなくマインドセット遅行型なのは嫌だなぁとも思う。
ワークライフバランスはワークライフシナジーのジャグリングというバランス感覚と似たような意味合いで使ってるような。 また革新的ソフトウェア企業の作り方でのISVに近いような生き方に近い気もする。
ワークとライフと天秤にかけるような仕事を選択するような生き方ではなくて、ワークとライフのベクトルが同じ方向に向いていて且つそれらをうまくお手玉のように切り替えていけるような生き方ができればいいなぁと思った。
のめり込む時期というのは多分必要なんだろうなぁと思う。
でも、ずっとアンバランスっていうわけにはいかないですよねぇ。あと、全員がモチベーション高いわけではなくて、ある日突然チームの不均衡さに愕然としたりとか。
僕のいる業界は、より高い場所を目指すっていうキャリアパスがないのが辛いよな。規模が大きいところに移ればいいのかと言えばまたそういうわけでもないしなぁ。優秀な研究者とかメディシナルケミストと切磋琢磨してみたいなぁ。
とかいいつつ、とりあえず市民農園の一区画をゲットするのが当面の目標だったり。
軽い読み物
新人採用の際の試用期間でも簡単に解雇できないという話と経歴を低く詐称してもダメなところは知らなかったので面白かった。
あと副業が禁止かどうかは単に契約上の問題で、長期雇用を前提としない流れだと、副業禁止で縛るほうが問題になってくるのかなぁと。
非常に興味深く読んだ本。出版された当時(2006)だったら分からなかっただろうけど、今読むと非常に面白く読めたのは、自分の考え方が変わってきたのもあるんだろうけど、新しい農業の在り方を考える人が結構ブログを書いていてそういうのをちょこちょこ読んでるのが大きいのかも。
自己の競争優位の源泉をよく考えながら、自己研鑽をはかりつつ、ベストを尽くすのは重要なんだろうけど、僕のいる業界はなんというか嫌な方向に収斂しているし、研究職というライフスタイルも、(以前はそうだったのかもしれないけど)今は持続可能なモノではないだろうと思っている。
そんなわけなので、もうちょっと独立度の高いライフスタイルはないもんかなぁなんて考える日々だ。
山を垂直に登る的な達成感はなんともいえないものがあるのだろうけど、一方で、ゆるゆるとしたハイキングコースのような登山道を、木々や花、小動物の営みなどを楽しんだり愛でたりしているうちにいつの間にか登っていたという道もあると思うのだ。
螺旋階段を自分のペースで登っていっても、(それが自分にとって必要なマイルストンであれば)必ずたどり着くと思うんだよね。
避けなければいけないのは、結局たどり着かなかったという結果だけであって、鍛えなければいけないのはどの道を通るのが自分にとってベストかという判断力(直感?)なのかなぁと思ったのであった。
23012009 chemoinformatics work
製薬系のアプリケーションの充実っぷりはなかなか凄くて、コードなんかかけなくてもGUIのアプリをいじっているだけで労働ができる(not研究)。さらにアイコンをつなぎあわせるだけで、ワークフローが構成できるyahoo pipesみたいなのもあって、スクリプトなんて書く必要もなかったりとか。
そういう人達を(コードなんて書かないで)アプリケーションを専門に使うヒトという意味を込めてアップユーザーとか言ったりする。昔はアップユーザーにもノウハウが必要だったり経験がないとうまく結果を出せなかったりしたのでジョブとしても重要だったりしたんだけど、アプリケーション自体がどんどん賢くなってきててノウハウなんかなくてもボタン押すだけである程度だれでも使えるようになっている。で、そういう機械に使われる系の労働力はものすごいコモディテイ化してるよなぁっていう話はたまにされていたり。
上のエントリを見てふと思い出した。
インタビュー集
最初の三人(御立尚資,本田尚之,勝間和代)が面白かった。このうち後ろの二人は本読んでるから、大体言ってることはわかった。
時間がないから本を読めないのではなく、本を読まないから時間がなくなる
半歩先にいる会社にIRの勘所を学んだ
ブランド戦略に関して
これまで一般的に、ブランド戦略とは「デザイン戦略のこと」と理解されてきました。もちろんビジュアル面の強化は「お客さまに上手に伝えること」という点で大切です。でも単に会社のロゴを変えたり、印刷物をオシャレにしたりするだけでは、絵のような 「矢印が内向きの状態」に会社はなっていきません。
会社にまつわる見えない矢印を内向きにしていこうと説いている。
15012009 work
最初のほうは製薬業界のヒトだったらまぁ普通に知っていることだが、
の二つの章は特に面白かった。出版が2006年で、規模メリットが必ずしもいいわけではないという筆者の主張は、最近のメガファーマはリストラが多いという今の状況を割と反映しているのかなぁ。
結局、持続可能性を求めるならば、競争優位の源泉を良く考えて、それに特化したスモールビジネスのほうがいいのかなぁなんて最近強く思う。dryの分野なんて水平化したほうがいいだろうしなぁ。
Eric Sink on the Business of Software 革新的ソフトウェア企業の作り方というあたりも考えながら今年を過ごしていく。