あおものくんの育て方

小さいポットやエコバッグなどを使って室内とベランダで青物を育てるテク。

  • ルッコラ
  • リーフレタス
  • ニラ
  • スティックセニョール

ルッコラとリーフレタスは定番ですな。

スティックセニョールは、今頃は苗が出回っているので試すのにいいかな。青虫対策もできるし、プランターのほうがいいかもしれない。ちょっとやってみたい。

それからニラは多年草なので家庭菜園で植える場合は気をつかうが、プランターだったらお気軽かもしれないなぁと思った。手入れは大変だろうけど。

ハイポネックスが余っているのでちょっと色々試そうかな

ProductName ハイポネックス 原液 800ml

ハイポネックス / 1029円 ( )


永田農法って水耕栽培と似た感じなのか?

結局肥料の量をコントロールしたいから痩せた土が好ましいわけで、それは結局水耕栽培と同じなのかなと。

ProductName 糸井重里の つくって食べようおいしい野菜
糸井 重里
NHK出版 / 1260円 ( 2005-04-29 )


どんな土が向いているか問われて

養分が少なく、水はけがよく清潔な土です。

と答えてるしな。

素数夜曲: 4章 ゆるやかに等しく

群論の初歩みたいな章。整数論から群の説明に入っており非常にわかりやすい。

要素間にある計算方法があり、それに関して閉じていること、その計算方法が結合法則を満たすこと、単位元が存在すること、及び各要素それぞれに対応する逆元があることの4つを満足するものを群と呼ぶ

合同という概念は特殊なものだと思っていたけど、合同の特殊な概念(0を法とした)が、慣れ親しんだ等号という説明は目から鱗だった(p. 101)。

4.7から偶奇に対する剰余系を例にとって群とは何かを説明しているのだがわかりやすかった。

ProductName 素数夜曲: 女王陛下のLISP
吉田 武
東海大学出版会 / 3780円 ( 2012-06-26 )


これはガロア理論につながるわけですな。あみだくじの操作体系を例にとった理由がなんとなく納得できたが、これは今思うとそもそも閉じているので、閉じているというのはどういうことなのかは剰余群の説明のほうがしっくりきたかも。

ProductName 数学ガール ガロア理論 (数学ガールシリーズ 5)
結城 浩
ソフトバンククリエイティブ / 1995円 ( 2012-06-01 )


結局なんのための群論なのかというと、僕にとっては圏論のためであって。

ProductName Basic Category Theory for Computer Scientists (Foundations of Computing)
Benjamin C. Pierce
The MIT Press / 2302円 ( 1991-08-07 )


インターネットのカタチ

読み物として面白かった。

オススメ。

つながりすぎた世界は正のフィードバックに脆い

僕はFacebookがあまり好きじゃなくて、その理由が、なんとなく雰囲気がポジティブすぎるっていうことなんだけど、元はてな・GREEのプログラマ 伊藤直也が語る、ソーシャルメディアの功罪。を読んで、なるほどと思った。

なるべく個人個人が見たいと思っているものだけが表示されるようになってきている。見たくないものはネットに存在しないかのように。このままいくとコンテンツの中立性もなくなってしまうから、インターネットのアーキテクチャをもっと基本に沿ったものにしろ、と。イーライ・パリサーの『フィルターバブル(邦題:閉じこもるインターネット)』という本でも同様の指摘がされています。そういったインターネット批判というか、以前と比べて良くないものになってきてるんじゃないの、っていう指摘をする方は多くなりましたよね。

というわけで、僕の中ではFacebookの設計思想そのものがダメという結論に達して満足した。強連結ってのは知っている情報しか集まらないし、ムダに増幅しちゃうしね。

そういう視点を持てると、本書は面白いと思う。

ProductName つながりすぎた世界
ウィリアム・H・ダビドウ
ダイヤモンド社 / 1890円 ( 2012-04-20 )


  • インターネットは、帰属感を醸し出す上でこのうえないメディアだ
  • レバレッジに規制を

生体系だと、正のフィードバックってのは血液凝固系とか危機管理のために存在することが多いよね。基本的にシグナル伝達系はデフォルトで負のフィードバック(基本off)がかかっていることが多いし。実際に、正のシグナルが行きすぎると癌化するメカニズムも多いよね。

個人的には、正のフィードバックをデフォルトにもってくアーキテクチャは制御できなくて最終的に破綻するんじゃないの?と思ってる。

リピーターをつくる35のスイッチ

社内サイトの再訪率をあげるということをやっているので読んでみたが、オーソドックスな内容ではあるが、体験に基づいているのでなかなかおもしろかった。

つながりが大切

  • 心のつながり
  • 記憶のつながり
  • モノでのつながり

ニートの歩き方

筆者のスタンスは

人生なんて死ぬまでの間をなんとかやり過ごせればそれでいい

というものだけど、それはそれでひとつの生き方としてありなんだろうと思ったりもする。

終身雇用的な生き方がちょっと破綻してきていて、それじゃ、転職を繰り返して擬似終身雇用を目指すのかというとそれはちょっと違うなぁ的な揺り戻しのなかで、新しいライフスタイルが出てきたのかなぁとも思うが、終身雇用とか年金生活なんて100年も経ってない制度だよね。もっとロバストな生き方もあるんじゃないかなと思う。

半農半Xが、ジョブをある程度固定した感じのリスク分散なのに対して、筆者のスタンスはなんといったらいいのだろうか?生活のクオリティと収入をうまくバランスさせている感じなのかなぁ。そういう意味では学生寮の延長な感じもしないではない。

京大の教養の牧歌的というかなんというか、ゆるやかに時間が流れる感っていうのはあそこでしか得られなかったけど、そういったゆるさを保ったライフスタイルなのかなぁと感じて、昔を懐かしんだ。

そもそも、頑張ったり我慢したりしないと良い仕事ができないという考え方が間違っていると思う。(中略)もっと軽やかに自然な形で作られたものじゃないだろうか。

これは同意できる。つまり、十分に発達した仕事は遊びと区別できないってやつかな。それからモチベーションの仕組みからいっても、賃金でイノベーションが生まれやすいとは思わないなぁ。僕も良いアイデアは会社とは離れたところでの自由な想像から生まれることのほうが多いし。

セミの羽化を観察

犬の散歩してたら蝉の幼虫を拾ったので、家の網戸に貼り付けて観察してみた。

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ちょっと目を離した隙に、ニョロっと出てきた。セミのように蛹を経ずに羽化するのを不完全変態というらしい。

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羽が固まるまで結構時間がかかるみたい。

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朝起きたら抜け殻が残っていた。無事に飛び立っていた。

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娘の模写

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ザリガニさいばん

多数決というのは少数の反対意見を握りつぶす行為であって、合意の形成(全員の落としどころをみつける)とは違うというか、そういう皮肉はこめられているよなぁと。

子どもが読んでも面白さは伝わらないけど、大人(ちょっとすれた)が読むと面白い。

ProductName ザリガニさいばん (どうわがいっぱい)
阿部 夏丸
講談社 / 1155円 ( 2001-07-12 )


ストーリーはナマズにこぶができてて近くにザリガニのハサミが落ちてて、犯人としてザリガニが疑われたんだけど、嫌いだという心情で多数決で有罪にされたけど、ロジカルに突き詰めていくとなんかおかしいと。結局ナマズがザリガニを食べた時に抵抗して暴れた時の傷だったというオチ。

その過程が面白い。

東京都知事選の泡沫候補の政見放送がループすんね。

WEB+DB PRESS Vol.70

オートマトンの特集が読みたくて買ってしまった。

ProductName WEB+DB PRESS Vol.70
成田 一生
技術評論社 / 1554円 ( 2012-08-24 )


WEB+DB PRESSの特集は、その性格上妙に入門っぽい部分が多かったりして、思ったより満足感が得られなかったりするから最近はあまり買ってなかったんだけど。

どっちかっていうと、数ページくらいの連載とかコラムのほうが好きだったりするが、今回もそんな感じだった。

オートマトンの特集以外では

  • Software is Beautiful
  • Comparators
  • Perl Hackers Hub
  • フロントエンドWeb戦略室

が面白かった。