僕はKindle版で読んだけど、これは読んでおくべき良書だと思う。個人的にはウェブで動かすのは地方政治であるべきかな。facebookあるしね。
政治家は、政策を実現するための道具です。その道具を使いこなすためのメディアとして、インターネットは公開性が高く、コストもかからない。さらに、各委員会、審議会は公開の場で行い、テーマごとに議事録も整理して、インターネット上で閲覧できる仕組みを作るべきだと考えます。
デモとは
個人的にはデモの意義は勉強になった。
フランスの市民デモに「異議申立てのため、ただ、参加するだけでいい」「デモは楽しいもの」という共通点があることを我々は知っておくべきだ。
民主主義というのは多数派が少数派の意見を効率良く無視するためのシステムだというのは周知のとおりであり、小選挙区制というのはそれが顕著に現れていると思う。
デモとは何か。それは、もはや暴力に訴えかけていかなければ統制できないほどの群衆が街中に出現することである。
そして、選挙区を超えて、密度を高めて主張する手段がデモなのかなぁと思った。少数派の意見を効率良く無視させないシステムだな。そう考えるとウォール街を占拠せよなんかは興味深い。
双方向性
地方政治にこそ双方向性を持ち込む必要があるよなぁと思う。
ホームページというのはもう古いんですよね。更新は遅いし、双方向性も共有性もない。要は石器のようなものです。
まぁ、富士市のtwitterもFacebookも双方向性を完全にシャットアウトしていてどうしようもないなぁと思うんだけどリノベートできるようにある程度API的なものを整備してくれないかなぁと思っている。
そんだけやれば市民で勝手に仕組みを作るでしょ。
追記 13.01.02
双方向の仕組みも模索しているようだ。頑張って欲しい。