ワンクリックというジェフ・ベゾスの話を読んだ

ジェフ・ベゾスって実はエンジニアだったのね

ProductName ワンクリック―ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛
リチャード・ブラント
日経BP社 / 1680円 ( 2012-10-18 )


後悔最小化理論ってのは面白かったが、それ以外は読み物っぽかったかな。

一つ、心に残ったのがp.210の「小さな書店はアマゾンと共存」っていう節で

今後どうなるのかは-いま、どうなりつつあるのかは-リアル書店のい心地がもっとよくなる、だと思います。ソファが増える、おいしいラテが飲める、店員の質が上がるといった具合です。すぐれた書店は、20世紀のいま、コミュニティーセンター的な役割を果たしています。

これは図書館でも言われていることだけど、それは本を売る場所ではなくてスタバとかそっち方面と競争していくことになるのかなぁ。

例えば、高校生なんかは休日に図書館に勉強しに来ているけど司書に混じって教師の役割をデキる人がいるような場になってもいいんじゃないかなぁー。

というか、小学生とか中学生が集まれるようなコミュニティセンターを目指すべきなんじゃないかと思ったりもする。

図書館っていうのは本の博物館じゃなくて、知識を得る場所であるべきであろう。

Blogとは情報収集ツールであり自分のための反芻ツールでもある

zenbackの何がいいかというとSNSのボタンというより関連記事をまとめてくれることだ。

僕の場合は筆頭想定読者が自分なので、昔考えてエントリにしたことが関連記事で出てくると、思いがけず反芻することができたりして、そのおかげで当時よりも理解がすすんだり、もう一歩踏み込んだアイデアが浮かんだりするので重宝している。昨日再発見したこれなんかもエレベータで数階上がった感覚が得られた。

思考というか課題というのは螺旋を描きながら前進するものだろ思っているので、一周廻ったあたりでタイミングよく振り返るツールとしてzenbackの関連記事はいい機能だと思うんだがどうなんだろうか?

そしてblogは情報発信というよりは情報収集のためのアンテナとして優れているのだと思う(たぶん昔書いたような気もするが)その当時はコメントとかトラックバックでエントリ以上の質のレスポンスがあって、非常に勉強になったわけだが、いまはそれらはtwitterが担っているのだと思う。

というのは、ちょっと前に隠れフォロワー(twitterのアカウント持たずにtweetを補足するというアレ)に補足されるのが嫌になって鍵をかけたらレスポンスが激減していいことがなかったのでもとに戻したんだけど、その結果twitterはコメントツールの役割も担っているんだなぁ認識したので。

一方でfacebookは思考の幅を広げるには大して役にたたない(すくなくともblogのレスポンスとしては役に立ったことがない)。というか「いいね!」を押したからといって何がどうなるんだという。

そんな感じのことを考えながら澤の花を呑んでた。

「ウェブ分析論」を読んだ

web分析系はよくわからない三文字表記が多いので、それらを覚えるのに都合が良かった。内容も基礎的だけど丁寧に解説されていたので、わかりやすかった。

ウェブ分析では、サイトの目的・目標を「KGI(Key Goal Indicator)」と呼びます。ここで重要なのは目的を数値化することです

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CSF(Critical Success Factor)とはKGIに決定的な影響を及ぼす要因。これをさらに具体的な数値目標に落とすとKPI(Key Performance Indicator)になる。

talknoteで聞いたユーザータイムラインは本書で言うところのコンセプトダイアグラムと同じものかな。

統計の基礎知識

統計のあたりは流し読みで十分だった。

ウェブに関するデータで正規分布するものはほとんどない

と触れられていたが、正規分布がどういう分布か知っていればまぁそうだろうなと。それからP.90の時系列データを多項式近似するのは乱暴だなと思ったけど、入門者向けの説明だからいいのかな。逆にそのくらい粗い近似でいいというのが不思議な気もするがそういうもんなのかな。

サイトの課題発見

検索ワードには来訪者の「目的」や「期待」が表れる

ソーシャルメディア分析

検索エンジンからの流入分析じゃなくてソーシャルメディアの分析も面白いなと最近思うようになってきたので、facebookインサイトの説明は役に立った。

まぁ試行錯誤するタイプの分析は本読むよりは自分でやってみるに限るなとというか数をこなさないとダメだな。

さようならザリオ、こんにちわメダカ

消防祭りでメダカすくいをして10匹くらいゲットしたのだが、水槽がないのでザリガニ(ザリオ、脱皮三回)を逃してメダカを飼うことにした。

ザリオは6ヶ月くらい飼っていて一週間くらい前に脱皮をしてなかなかいい感じのザリガニに育ったので若干愛着が湧いていたのだけど、子供たちが全然世話をしないので、逃がしてやろうかっていう話をしてたのでいい機会だ。

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メダカすくいで、一緒にもらってきたホテイアオイを浮かべているが、物足りないのでジャンボエンチョーで水草と貝でも買ってきてビオトープっぽくしたい。

個人的には熱帯魚とかには興味ないんだけど、メダカの飼育は楽しいと思う。バランスの取れた生態系というか、バランスをとることが好きなのかもと自己分析してみたがどうなんだろ?

talknote Vol.6に参加した

主催者、講演者、参加者のみなさまお疲れ様でした。僕はかなり楽しめました、というより価値ある半日だった。

1ランク上を目差すためのWeb配色入門 坂本 邦夫さん

もともと、ウェブ配色 コーディネートカタログの著者が公演するということで、行こうと決めたので、坂本さんの話は非常にためになった。

企業内のウェブサービス設計だと、(キャズム理論でいうところの)ラガード対応が非常に重要だったり(年とってて偉いし)、デザイナーさんを雇えるはずもないので、こういうあたりをプログラマーがカバーしないといけないので。

色々な気付きやヒントがちりばめられていて、ちょっと試してみたいことが幾つかできたので職場で試してみようっと。

talknote 配色

「つくること」から「つたえること」へ ~価値をつたえる情報設計 藤田 淳子さん

こちらも示唆に富んだ内容で、非常に面白かったが感想だけ。

僕はどっちかというと反復型の開発手法が好きなので、演者の使っているような手法がどれだけ取り入れられるかよく考えてみる必要があるかなと。ユーザータイムラインは「あー、そういうやり方があるのか!」と思った(これは面白そうなので取り入れてみる)。

ペーパープロトタイピングよりは作ったほうが速いしユーザーフィードバックを受けやすい気もするんだけど、自分の仕事はイントラでの設計で、そもそもターゲットのユーザーを理解しているからそう感じるのかも。あと、ペーパープロトタイピングの経験がないので機会があればやってみたい。

Nexus7 便利だ

今回はコーディングがないのでノートを持っていかずにNexus7にSimpleMindを入れていったのだけど、これが非常に便利だった。軽快に動くし、pngに書き出してgoogle driveに送れるし、学会とかこれでいいやと思った。

というわけで、7インチタブレットは便利だ。

ProductName ウェブ配色 コーディネートカタログ
坂本 邦夫
技術評論社 / 2604円 ( 2011-02-23 )


トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる

飲食店経営者の成功自慢的なエピソードかなと思って読み始めたんだけど、全然違って、商売とはどういうものかということが分かりやすく書かれている(が実践するのは難しいんだろう)。さらりとやってのけるあたりがすごいなぁと思う。

店を作るときは、どんな店をやったら流行るかばかりを考えるんじゃなく、自分自身が心から楽しいと思える店をやる。それが、長く商売を続けていく基本

売るということ

  1. メニューを企画して
  2. 仕入れをして
  3. 作って
  4. それをPRして
  5. お客さんに「どうですか?」ってアフターフォローをする

創薬もいっしょですな

飼い犬が8歳になった

すっかりおばさん顔

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ジャーキーがろうそく代わり

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ナノブロックが面白い

子どもと一緒に作ってみた。

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子供の手伝い専門だったが、これはなかなかはまりそう。ハロウィンな感じのもあった。

ProductName nanoblock ジャック・オ・ランタン2012

カワダ / 777円 ( 2012-09-13 )


東京スカイツリーって難易度高そう

Titanium Mobileで計算カードアプリをつくってみたわけだが娘に不評だった

IT技術の教育応用は最近興味がある分野です、というよりも自分の技術適用の動機付けとしてちょうどいい。

例えば、けいさんかあどなど、シャッフルするのが面倒くさいし、隣でストップウォッチ構えて張り付いてあげないといけない。

これはTitanium Mobileでつくる動機としては正当なのでプロトタイプをつくってみた。

calc_cards

が、これは不評だった。電卓っぽいボタンだと数字の位置を知らないので探して押すのに時間がかかる。娘はイライラしだして途中で投げ出してしまった。

結局、シャッフル機能と、カード送りする機能(正解の時のみ次に進むのは要らない)、計測する機能があればいいだけということを理解したので、CoffeeScriptで書きなおすことにした。

応答の早いsiriがあれば面白いのにと思ったが。

かんたんティッシュ工作は簡単だ

クロワッサンとか奥が深い。フンワリ感を出しつつ、曲げてこよってリアルな形にするのがなかなかハマる。

ProductName かんたん ティッシュ工作 (はじめてでもできる)
駒宮 洋
学研マーケティング / 980円 ( 2012-09-11 )


後半の上級のページは折り紙のドラゴンとかと大差ないんじゃないか?

ProductName Mythological Creatures and the Chinese Zodiac Origami (Dover Origami Papercraft)
John Montroll
Dover Publications / 1340円 ( 2010-10-18 )


ティッシュよりは折り紙のほうが楽しいかな。ティッシュは制約が少ない(丸めたりできる)ので中途半端な粘土みたいな位置づけになってしまうよね。