先週はCBI年会に参加していました。
初日の火曜日はキリンシティホール
二日目の水曜日は春菜でハゼの唐揚げ
三日目の木曜日は大松でイワシ
金曜日は経営層に近い若い方々と綾ですき焼きというハードな一週間でしたが、たくさん学べたので良かったです。
で、金曜に話したことがちょっと残っていて、このツイートを読んで考えさせられたことです。
現場の人は無邪気にサイエンスをするのが仕事で、一方で「どうしたら、それテーマ化できるかな?ビジネスにできるのかな?」て考えるのがマネジメントの仕事かなと思います。
— kzfm (@fmkz___) October 29, 2022
まぁでも無邪気なままでは狭い世界しか見えない気もします。
例えばプロジェクトを10個走らせて、「サイエンティフィックに熟慮してやめるべき」と早期に10個終わらせるのは現場の人は褒められるべきことだけど、成果としては0なのでマネジメントとしては無能の証拠なわけです。
研究職の人達はたいていどこかで管理職に上がっていくので、そのキャリアパスの中でどこかでビジネスを強く意識したマインドにドラスティックに変えないとならないポイントが有るように思うんだけど、そんなの研修とかでいちいち習わないから、暗黙のうちに理解することを期待されているような気がします。
となると実際のところ、無邪気なまま大人になる管理職もいるわけで、そういう人は成果を出さないことを特に問題だと思わなかったり、ちょっとストレスが加わると数値目標を満たすことを目標にしがちになるなのかなぁと思ったりするわけです。管理職は数字をコンスタントに達成できるような強い組織づくりを要求されているのに、無邪気系管理職はそこまで思いが至らないような感じがします。
なかなか難しい問題ですねぇ。