最近の私

最近はなんだかんだと飲みに行っていました。

先週は私の同級生の東大のセンセに講演をお願いしてたので、夜は懇親会も兼ねて彼と繋がりのある人達を囲んでビール飲んできました。楽しかった。招聘の不手際や、職階相当のオーラが出ていないといじられたり、昔話をしたりで大変盛り上がり、やっぱサイエンスの話をガッツリできるのは楽しいですねーと強く思いました(1回目)。

まぁ最後は色々大変だけど頑張っていきましょうということでお互いを労い合いました。

今週もスタートアップに移った元同僚とビールでも飲むかーって感じで突然飲みに行くことになり、あの会社はヤベーとか、裏話の情報交換をしながら、こういうサイエンスがしたいよねーっていう話で盛り上がってました。 やっぱサイエンスの話をガッツリできるのは楽しいですねーと強く思いました(2回目)。

そして今日は、会社の研究発表会で発表しつつ色々な方と情報交換をしたり、プレゼンテーションを聞いたりしながら、やっぱサイエンスの話をガッツリできるのは楽しいですねーと強く思いました(3回目)。

結論:手動かそ

穢れを祓った

最近は、色々あったり、急に熱くなってやる気が出なかったりしたので、夏越の祓をしてみた。あとこういうのやっとくと英会話のスモールトークのネタになるし、そのために色々調べるので結果として知識が増えたりするので良かったりする。

走ってリフレッシュするようにしているのですが、距離が伸びていくのなんでなんかなぁw

マネジメントばっかりしてないでそろそろサイエンスやろうっと。

マニラ1日目

去年度は忙しくくて、休みが取れなかったので今年はまとめてとるぞと意気込んでいたらこの時期に大きな会議のない日が続きそうだったので、余りまくったマイレージの消費がてら急遽どこかに行こうと色々探した結果フィリピンに行ってみることにしました(最終的に決めたの2週間前なんだけどw)

ちなみに検討したのは

  • シンガポール:一人の場合宿泊費が高すぎるのと今度息子つれてお船のホテルに泊まろうってことで却下
  • シドニー: オーストラリアに住んでた人の話を聞いたらなんか違う(食でもないし観光でもない)ので却下
  • 台湾: 桃園はチケットとれない、高雄は早朝便しかないのでマイルじゃなくてLCCの安売りでいいじゃんとなりパス
  • プノンペン、スリランカ:ここらは興味があったのだけど、治安とかどうなんやろかでパス

飛行機は4時間のフライトだったので、10時半に飛んで現地に13時半に着いた。台風の影響でちょっと遅れたけど、ホテルにチェックインしてから、ぶらぶらして色々見に行く時間があるだろうと思っていたけど、なんか思ったより時間がなかった。というより、grabにクレジットカードが登録できなくて四苦八苦してたのだけど結局諦めた。現金払いかーめんどいなーってなっている。

チェックイン後、ホテルの隣が巨大なショッピングモールだったらしく、ウロウロしてたらあっという間に日が暮れた。結局うろうろして最後にジョリビー行っただけだった。帰りにスーパーに寄ってサンミゲル全種類買って飲みながらこれ書いてる。

ジョリビーで注文したのは チキンジョイ with バーガー + coca colaで140ペソ(350円弱)だった。チキンジョイってのはフライドチキンにライスとグレイビーソースがついているやつで、これが美味しかった。チキンは脂っこさと味の濃さを抜いたKFCって感じで個人的にはこっちのほうが好み。あとグレイビーソースが美味しいのとライスがフラッフィーなんだけど日本の米に近くて食べやすかった。 バーガーの正式名称はyumburgerっていうのだけどyumって感じではなかった。 次回注文するならチキンを2ピースにするか、ライスをダブルにすると思う。

ビールはサンミゲルとRED HORSE。どっちも飲みやすい。あと安い。

本日感じたこと

  • クーポンタクシー思ったよりも高かった(マカティまで960ペソ)。grab使うべきだったとあとから後悔した。
  • フィリピンのひとはまじで鼻歌多い。空港の清掃スタッフも、ホテルのスタッフも歌ってた
  • 部屋はお約束のように寒い。あと便座が冷たくて久しぶりに、「昔懐かしの便座だー!」ってなった。
  • レジは普通に行列するというか、効率よくさばく気がない。一つのレジに2,3`人ついていておしゃべり担当の人がいる感じ。客も「そんなもんだろ」って思っているのか、イライラした空気は醸成されないのはちょっと感動した。
  • H&Mの品揃えもフィリピン人の好みに寄せている感じがする。派手めな柄が多かった。
  • ホテルの近くだけかもしれないけど、コンビニが無いのでビール買うのにちょっと困った。
  • 超巨大ショッピングモールなのに、案内板がなくてどこに何があるのかわからない。あと迷う。それからレストランが固まっているようで固まっていなくてあちこちのフロアに分かれているので、結局お目当てのレチョンレストランを発見することができなくて、自分の中では「閉店したんだな」ということで片付けた。

6/2追記

grabの登録のときにフィリピンのsim入れちゃうと日本発行のクレジットカードが登録できないみたい。もちろんその前に試したんだけどサインイン時に自分の携帯番号のショートメッセージに暗証番号送られてくるらしいので+91で送ったけどそれがあかんかったのかも。単に91で良かったのだと気づいた。あとは、grabの設定は空港でやりきらないとトラブルということがわかった。

スーパーでもホテルでもエントランスで荷物の中身検査と金属探知徹底しているのだけど、歴史的経緯からそうなっているのだろうか?後で調べてみよう。

‘Too Busy’ is a Bad Excuse / リソースが足りないからやるべきことができない症候群

忙しくて(時間というリソースが足りないから)論文を読む暇がない

このような不満を漏らす人は一定数いますし、そういう人たちは自分の主張が正しいと信じて疑いません。 一方で、そのような主張をする人に「仮に『忙しいから論文を読めない』って言う人がいて、彼らの仕事を20%無くしたら論文読みますかねー?」と尋ねるとほぼ100%が「いやーならないでしょうね」と答えますので、論文を読まなくていい理由に"忙しい"を言い訳に使っている自覚はあるようです。

アカデミアからインダストリーに移った人でも同じことを平気でいうのでちょっと驚きましたが、「それってちょっと優秀な(博士持ちの)テクニシャンって感じ?」って笑顔で返したら、めっちゃ嫌な顔をされたあと、「わかったよ。ちゃんと読むよ」と言ってくれたので良かったです。

逆に、ハードワークしているけど論文読みまくっている人に何故かを聞けば、「そんなの当たり前だからでしょ」って返ってきますね。私も同じような感覚で、「論文読むのやめたら研究者人生終わりでしょ」と思っているので普通に読んでいます。

論文は読まないけど研究者として評価されたいとか、企業研究者として昇進したいとかはありえないですね。

人がいないから(人的リソースが足りないから)新しいことに取り組めない

ここからが本題でもうちょいややこしい人的リソースの話になります。

「人が足りないから(減ったから)、なにか新しいことができない / 残業せざるを得ない」という主張も似たような構図なのかなと気づきました。

新しいことにチャレンジしないとか残業を正当化する言い訳として「人が足りない」を持ち出しているのだろうなぁと。実際、人を入れたからといって解消しないです。

結局「忙しい」か「まじで忙しすぎる」の2つの状態しかないのかなぁと。

おまけ

自分にとって「暇だなぁ」は「やることはあるけど、それをやる気が起きないので、現実から目を逸らしている」状態ですw

We are hiring medicinal chemists and X-ray crystallographers

Finally, we have an opening for employments.

The recruitment site is in Japanese due to the company's policy of requiring a minimum level of Japanese reading ability, but registration and interviews are also available in English. The work place is a bit rural area, but you can enjoy Japanese culture, and if you want to go to Tokyo, it takes less than an hour by Shinkansen bullet train, so it is not so difficult to live there.

If you have any questions please feel free to message me.

華味からのRepubrewという昼飲みコース

プロジェクト採択祝いと昇格祝いを兼ねて華味からのRepubrewという昼飲みコースを楽しんできました。

ビール飲むのが決まっていたので華味では水煮肉片麺にしておきましたが、案の定水煮肉片の汁がシャツに飛んでしまいちょっと凹みました。

水煮肉片の作り方はこのあたりを見ればいいです。四川は一度行ってみたいと思っているんですよねぇ。

華味でランチを楽しんだあとはRepubrewに移動してビール三昧

途中さらにひとり乱入してきて楽しい飲み会となりました。やごみもリクエストされたのでまた今度行きましょう。

Mefjus & Camo & Krooked - Break Away

I've been into d'n'b since 1995. This tune is, imo, in the top 10 of all time d'n'b tunes!

そもそもMefjus好きすぎて前職の基幹システムは名前をもじってmefjuzにしたくらいだしな。

「もっとホメて欲しい」の心理について考えてみた

先日ツイートした件について深く考えてみる機会があったのでメモ。

私は褒めることと叱ることはだいたい同じ行為だと思っています。ある行動があったとして、褒めるというのは良い面に目を向けてそういう行動を奨励するという外的動機づけであり、叱るというのは悪い面に目を向けて、その行為を繰り返さないような外敵動機づけだと考えています。どちらも上下関係を前提とした行為であり、部下は上司を叱ることもないし、また褒めることもないでしょうから、トップダウンな組織構築を意図しているように思います。

私はそういう組織構造が好きではないので、上司部下同僚にはかならず「さん」という呼称を使いますし、呼び捨てにしたり君付けで呼ぶ部下が管理職に昇格した際には「さん」で呼ぶように強くお願いしてきました。そして、ホメたり叱ったりせずに感謝するという行為でフィードバックを心がけるようにしています。

という状況で「もっとホメて欲しい」という訴えを聞いて

なんで上下関係を欲しがるんや!、そいつらだけ明日から「君」づけで呼んだろかー?

と憤慨していたのが先日のことでした。

で、上記のことをネタにコーチングを受ける機会がありまして、コーチからいくつか指摘されました。その一つが、

「会社へのエンゲージメントを感じる2つの要素として「貢献実感」と「成長実感」がありますが、fmkzさんは貢献実感に偏っているように思います」

というものでした。

確かに、貢献実感は成果とか昇給昇格に強く結びつくもので、行動承認は軽視しているなぁとは思います。でコーチにこのあたりを食って掛かって見たのですが、コーチいわく

「褒める必要はないんですよ、成長したという事実の指摘にとどめればいいのです」

と言われて、ハッとなりました。

叱らない系のビジネス本だと、「叱らず事実の指摘に留める」と書いてあるように「ホメずに事実の指摘に留めれば」いいんだ!と。

よくよく考えて見ると「褒める」「叱る」は表裏一体なのでそりゃそうだとAha体験を得ました。そういう指摘は積極的にフィードバックしようと強く思いました。

しかしながら、自分にとってそもそも成長実感は自分だけが感じられれば満足できるものであり、他人から指摘されるべきものという認識がまったくなかったので、人生の意義を他人に委ねて何が楽しいのん?という憎まれ口だけ残しておきます。

そういう人たちはSOTAに近づくことはできても超えることは無理よね?

Looking Back on 2022 and New Year Resolution

あけましておめでとうございます、今年も良い一年でありますように。

去年を振り返ってみると、実のところ数ヶ月くらいしか立っていない気がします、、、そのくらい忙しかったです。 もともと専門職のラダーを登っていく予定だったのですが、予定外のイベントによりマネジメントのポジションもあがったせいで、やらなきゃいけないことと気を使わなければいけないことが急激に増えました。

まぁ今のところはこなせているので良いのですが、きちんと振り返ってみるとマネジメントに時間を取られすぎていたなぁと思いました。管理職なんだからそりゃそうだろっていう話ではあるのですが、どっちかというとしょうもない人間関係の調停とか、トキシックな人材のコントロールとかに忙殺されていたと。そういったあたりを今年はやんわりではなくて強めに変えていきたいなぁと思っています。あとは自分の部署の(チームではなくて)英語力を上げないとなぁと切実に感じています。プロジェクトにアサインしたら、英語で議論できない人が多すぎてせっかく採用した海外の方に退職されてしまったのでそこは改善しなきゃなぁと思っています。それは他社も似たような状況だと聞いていますが、製薬会社もグローバル化している状況でどうなんだろうねーと思わないことはないですね。尚今年は、上級専門職という地位を活用して海外の国際学会にたくさん行く予定です。マネジメントばっかりしていると技術のキャッチアップができなくてちょっと危機感を抱いているので。あとはちょっと試したいアイデアがいくつかあるので、チームメンバーの皆さんに振ってみようかなぁと考えています。

去年は「同僚、部下、上司を尊重できるような組織になろう」っていうことをスローガンに組織の立て直しを図ってきたのだけど、今年はここで書いたように「周りの人を尊重し率直な意見を言える状況で如何にサイエンティフィックな高みを目指すか」っていうことをやっていきたいなぁと思っています。

そのためには新しい人をバスに乗せなきゃなーと思っていて、質量分析系は求人出しましたが、以下の職種も募集する気がするのでもし興味があれば私まで連絡くれると色々答えられると思います。

  • 構造生物学者(結晶・電顕)
  • 合成力のあるメディシナルケミスト
  • 創薬ドメイン知識が十分なバイオインフォマティスト

それでは今年も頑張っていきましょう!

同僚、部下、上司には敬意を払いましょう

タイトルの通りシンプルなメッセージですが、採用にちょろっと噛んでいる側の視点からちょっと書いてみたいと思います。

社内で激昂したり、同僚や上司部下に暴言を吐いたり、傍若無人な振る舞いをしたりするのは本人の自由だと思います。 まぁ嫌がられるでしょうし、居場所が狭まるでしょうけど。

で、居場所がなくなったら転職して人間関係をリセットできると考えがちなのですが、最近はそういうハックは非常に難しくなっていると思います。人の流動性が高まっているせいで、仲のいい元同僚はだいたいどの製薬会社にいますし、その結果、人物像に関する情報が回りやすくなっています。実際トキシックな人の情報は飲み会でも入ってくるし、なんかあると直接情報を仕入れたりしてるので裏履歴書的についてまわるようになっています。

「経歴は優秀だけどトキシックな人物は結局トキシック」ということなので、特に優秀だと自認(自称?)しているけど他人にアタリが強いと自覚している方は気をつけると良いかと思います。

「お前が言うなー!!!」と全力で突っ込みたいひと(元同僚とか)もいるかもしれませんが、色々と思うことが立て続けに起こったので書いてみました。

自分の仕事に対する姿勢としては「いつでも転職できるようなキャリアを築いたうえで、現環境で最高に頑張る」ということを常々部署の人達には説いているのですが、標記の「他人をリスペクトする」っていうのもこの中に入っているよなぁと再認識しました。