Drkcore

11 11 2010 work life Tweet

「起業のファイナンス」を読んだ

先週のIBISに持って行って新幹線とホテルで読みきった。

IBIS開催中に起業して何期目かの学生時代の同窓と飲んだのだけど、この本とほとんど同じ主張をしてたのでおもろかった。会話のなかでビジネスモデルが大体どのくらい固まっていればいいのかが感触としてつかめたので有意義な飲みだったかな。あとはまぁ、今関わっているプロジェクトというかシガラミから同時に解放されそうなので、今後の人生を考えるに色々惹かれたという部分もあるけど。最近は意識的に会社とは疎な結合をしているというのもあるな。製薬業界どうなんだろうねぇ。イノベーティブな人材流れてきてないんじゃないかなぁ(特にIT)

さて、本の内容は「起業した人だったら当たり前に思うようなことを書いてある」のであろうと思うが、それを見落とさずに分かりやすく記述しているのがいいのだと思う。大体、会社がオープンイノベーションとか成果主義とかフラットな組織とかいって、組織を中央集権的なものとして機能するよりは個々人がセルとしてゆるくつながったものと捉えるような方向に進んでいるから、その目指すところは擬似起業だよね?と思うのであれば起業を考えてない人でも是非手に取るといいと思う。

ProductName 起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと
磯崎 哲也
日本実業出版社 / ¥ 2,310 ()
在庫あり。

  • リターンが見込めない人に、お金がでるわけもないし、出してはいけない
  • なぜ株式で資金調達するかというと、それはベンチャー企業のリスクが高いから
  • 法人化するのは、まだ赤字か利益が出てない段階が望ましい
  • イケてるベンチャー、イケてるソーシャルグラフ
  • 事業計画書
  • 経営は数字だけでは出来ないが、経営の結果は必ず数字
  • 予言の自己成就
  • DCF法
  • クリフとべスティング
  • 上場時の時価総額はどれくらい必要か

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