IT業界に限らず、変化が激しい業界では短期的な成果を出すことも、長期的な視野での成果(つまり自分の成長)もきちんと考えることが大切だと思う。
一方、変化の激しい業界では短期的な成果を継続的に出し続けることが求められ(成果主義とか)、企業自体が長期的な視点での人材育成的なもののプライオリティを下げているように感じる(もちろん口では重要っていうんだけど)。
結局、長期間、個人が学習し続ける仕組みを作ることが非常に重要だし、早い段階から意識しとかないとアレな感じになっちゃうので、こういう書籍が出るということは良いことだなぁと思う。
個人的には実践していることが多いので、新たな発見的なことはそれほど多くなかったのだけど、最終章の「家庭を持っているヒトの勉強の仕方」は面白く読めた。これから変化のゆるい業界ってのはあんまないだろうから、ずっと継続して勉強することが求められるのだと思うのね。そうすると結婚したりとか子どもが出来てからのほうが人生の長い時間を占めるよね。
さて、僕のいる業界はどうなるんだろうなぁ?なんてことを考えながら。