タイトルと内容が全然あってないような、、、、、それ以外は面白い内容の本だった。
中身は経営者よりの視点での精神論的な話が多いが、今の社会が成果主義だ裁量労働だと、企業自体が個人のマイクロな経営的視点を求めているという状況を考えると、この本の内容はかなり勉強になるところがあった。
- 管理職になりたいと思わなければ、なおさら、企業に対する忠誠心はなくなります
- 終身雇用制は、右肩上がりの経済成長が前提のビジネスモデル
- 成果主義で評価される社員は、会社に対する忠誠心よりも、自分自身のスキルアップに関心をもつ
- 成果主義の名のものとにキャリアプランを自己責任化した結果
- 自分と会社との関係に関してよく考える様になって良かった(個人的に)
- 真のキャリアアップとは「エース」の領域に入ること
- 師は自分以上に優秀な弟子を残すことを使命とし、弟子は師を超えることを目標としなければならない
- PDCが繰り返されることでしか「学習する組織」はつくられない
- 結果だけの判断では戦略の検証は不十分
- 自分の影響力が及ばない他人の問題でなく、対処可能な自分の問題に集中する
- タイムマネジメントの本質は「長期目標の実現」
- 人間はずっと成長し続けられるのだろうか?
- ビジョンは、イメージした時に周りのヒトを魅了するものでなければならない
- 強みによってしか差別化戦略をとることはできない
- 会社をやめて大きな成果が得られないのであればそれが本当の自分の実力
- 経営者マインドの本質は、「すべては自分の問題」と認識するところ
- 自分のほうが社会に価値を提供できると思えば、その時こそが「起業」を行うとき
師と弟子の関係ってのは精神的なものだろうと思うんだけど、重要なんだろうなぁと、そういう関係性の梯子を外されてから強く認識させられたかも。