ISMBに行く前に少し知識を足しておこうと読んでおきました。深層学習の知識があればわかりやすく読める本だと思いました。低分子化合物の生成モデルとか理解していればその知識をもとに容易に理解できるようになっています。
- ポランニーのパラドクス
- 大規模言語モデルが人のように対話できるようになっていることから、その仕組を研究することで、人が言語をどのように理解し(略)
あとはタンパク質の言語モデルも面白かったです。ここの会社の知り合いもISMBに来ていたので色々話せて満足です。
それから、実際ISMBで講演を聞いていた感じだと、
- AF2はphysicsを学ばないっていうのは研究者の中では共通認識になっている
- シングルドメインの予測精度は十分なのでprotein-protein interaction, domain-domain interactionの予測に興味が移っている
というような印象を受けました。
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