色々思うところはある。
筆者は現在の状況を政治がマジョリティ(高齢化の世代)によっているだけで主権が高齢者にあるわけではないのでシルバー民主主義という立場をとっていない。というより民意が高齢化しているという表現をしていた。
- シルバー民主主義とシルバーファースト減少の違いは高齢者に政策決定の主導権があるかどうか
- シルバー優遇の最たるものが公的年金制度。賦課方式は勤労世代から高齢世代への所得移転
- 賦課方式が可能なのは経済や人口が右肩上がりの場合
民意の高齢化は当分続くわけだから、ドラスティックに変わらない限り色々難しいことになるんじゃないかなぁ。定年引き上げなんて、生産年齢人口をせこく水増ししてるだけだから根本的な解決にならないだろうし、年金だって払い損だろうしねぇ。
- 余命比例投票はどうか?
- シルバー民主主義の下では様々な形で負担の先送りが行われる
- 「若者も安心できる年金制度を」は根本的に誤っている
AIの話に関しては過剰な期待が含まれているので割り引いて考えないといけないが、まぁ読み物としては面白かった
- 少子化の要因が6つくらいある
- 森林税のような少額の課税はこれからも増える
- 社会保険料は本質的に税金なのに会社員は徴収を実感しづらいから取りやすい
- AI創薬の話は盛りすぎ(私の感想)
- 自動車の「所有する価値」は今後どうなるのか?
- テレワークは少子化対策に有効
期せずしてテレワークが増えたので、出生率増えるんでしょうかね?