31 12 2020 chemoinformatics bioinformatics Tweet
去年の振り返りはこちら。今年は色々あった気がする。特に後半は常にいいことと悪いことがセットでやってきて トータルちょっといい みたいな感じがデフォルトになってしまったので、まぁそういうもんかなと思うことにした。
仕事関連
組織とチームが大きく変わった。今まではcomputer chemistryのチームとして合成部門の中で適当に成果を追求していれば良かった、つまり、メディシナルケミストとしてプロジェクトにどう関わっていけばいいかを考えていれば良かったのだけど、上司も変わって、bioinformaticsのチームもマージされて幅広くマネジメントしなければいけなくなり苦労した。特に、Lead FindingとかLead Optimizationだけでなく5RでいうところのRight Target, Right Patientも担当範囲になったのでなかなか大変な一年であった。とはいえ、computer chemistryチームはプロアクティブに動けるメンバーばかりだったので相当助かった。新しく一緒に働くことになったbioinformaticsのチームはモチベーション高いし、薬理学の知識は十分あるので方向だけ揃えればとりあえずうまく成果がでそうなので良かったが、来年はもう少しBioinformaticsのコード書くスキルを上げていってなにか新しいことをやりたい。コンピューターサイエンティストはコードに自分の新しいアイデア込めてなんぼやしね。
それから、夏前にcomputer chemistryのチームに日本語をほとんど話せないインド人の方がジョインした関係でチームの共用語が英語に切り替わった。企業年金とかコンプライアンス教育とか賃金制度とかそういった日本語の文書を英語で説明しないといけなくて、どうすんのこれ?と思ったけど意外と慣れたw。それから彼はアカデミアからの転職なので色々刺激を受けているし彼のpaperworkにかける思いは非常に強くて「やっぱ論文書かないとなー」という気分にさせられる。
ちなみに、英語で表現できなくてもどかしい思いをするのはなぜかと考えた場合に、一番大きいのは使えるverbが少ないなーとかいうことかなと思ったので使えるverbを増やすようにしている。グラマーもっとちゃんと勉強しないとあかんなという気持ちになるのも良かったけどもSとOはなんとなく表現できるしな。以下の本は役に立った。
今年は低分子以外のモダリティに関してもSBDDで成果を出したし、X線結晶構造やクライオ電顕によらないSBDDにもチャレンジしたし、来年も引き続きSBDD力を高めていきたい。そしてcomputer chemistryとbioinformaticsのチームにもう少し人を増やしたいと思っている。
仕事以外
前述したようにうちのチームにジョインしたインド人の方が南インドの出身なので、そのあたりの食べ物に関してネホリンハホリンしたため南インド力(食)が向上した。それから色々本場のスパイスミックスを頂いたので新しい料理や調理法などを色々覚えた。コロナが落ち着いたらインドに舌の修行にでかけたいところ。
それから在宅勤務がデフォルトになったおかげで毎日ぬか床をかき混ぜる余裕を持てて、今年はぬか床と年を越せたのは嬉しい。来年はもう少しいい感じに漬けられるように精進したい。
他にはホームメードベーカリーのコネ機能を使えばラーメンの手打ちが簡単にできることに気づいて、パスタマシンを併用してラーメン作りが本格化したことか。加えてリパブリューの店長にラーメン指南を受けているし、静岡のエンジニアはカレーとラーメン作れてなんぼっていう風潮が出来上がっているっぽいのでこちらも精進必須ですな。というより、静岡のエンジニア界隈はいつも仲良くやれていて良いですね、素晴らしい。
悲しみとしてはmacのOSをアップグレードしたらTraktor Kontrol S4が動かんようになってしまったことでmk3買うかどうか本当に悩んでいる。
Native Instruments / ¥87,041 (2018-11-01)
今年はコードを書く暇が殆どなかったのも振り返ってみると大変残念なことであったので、来年はもう少し書けるように工夫するというか書く。書かないといいアイデアも浮かばないし、ネタとして発表も出来なくて悲しい。
海外に遊びに行けなかったのは辛かった。かろうじてホーチミンに行けてラッキーだったがその後に予定していた台湾、バンコク、モントリオール、スペインは無理であった。
多分来年も似たような感じだろうから、沖縄にいってやちむん爆買したい。