13 04 2020 bioinformatics Tweet
COVID-19による在宅勤務が増えるに従い、ネットワークの帯域の奪い合いが激化してネットが激重で昼間は仕事にならないことが多い。
イライラしながら計算流すよりも、新しい知識を仕入れるためのまとまった時間と考えたほうが生産的であろうと、普段読めない本や論文を読むようにしている。
というわけで、最近は遺伝統計学の勉強をしている。
最初の方の章を丁寧に数式を追いかけて理解した。これは非常にわかりやすかったのでおすすめ。 それから8章の連鎖不平衡を用いた解析や、11章のノンパラメトリック連鎖解析、12章のQTLあたりが良かった。特に家系を追いかけたりしないけど、一応知識としては頭に入れておかないといけないことを理解した。
実験医学のGWAS特集もタイミングが良かった。ただ、読み物としての側面が強いので、遺伝統計学入門のような教科書っぽいGWASの本があれば嬉しい。
以下、参考になった特集(あとで読み直すリスト)
- GWASを読み解くための戦略
- Genetics of rheumatoid arthritis contributes to biology and drug discovery
- トランスクリプトームとGWASの統合的解析
- 転写性エンハンサーから紐解くGWAS-SNP (エンハンサーはエンハンスの物理化学的なメカニズムが判明しているのか?)
次はこのあたりでも読む予定