芸術とはルールのあるゲームであり想像力をふくらませる商売であるとあるように、プログラミングもアートの一種と捉えた上で読めば面白く読める。違う視点から見たスタートアップの作り方みたいな本を読んでいるような感じで新鮮だった。
欧米の美術の歴史や文脈を知らないのは、スポーツのルールを知らずにその競技を見て「つまらない」とのたまうのと同じなんです。
まぁ確かにダブステップとかドラムステップがどう違うかとか文脈知らないとさっぱりだし、エポックメイキングな曲が出た背景とかそれに至る歴史を知らないとつまらんしな。
発掘されていない宝を手に入れるためには、
- 自分の興味のある表現分野を探し、その分野の歴史を徹底的に学ぶ
- その分野に興味を持ちはじめた理由を探す。
- 自分の興味のある表現分野を何度も検証し直す
そうすると見えてくるので、リソース(技術、資金)を揃えて航海。
- 価値観の違う人にも話しかけなければ、未来は変わらない
- アーティストにとって作品同様に大切なのは独自のマネジメント哲学の構築なのです
- 入り口を作った人こそが美術の世界で讃えられるものなのです
- 才能よりも物語のほうが重要
- ものを伝えることは娯楽だと割りきる