プルプッシュはMapReduceとかをイメージしたほうがわかりやすいのでそっちから生産管理のイメージにつなげていく。
- 「プッシュ」スタイルはHadoopがmap関数に1行分のレコードを渡してくれるが、複数行に対しての処理ができない。
- 「プル」スタイルは複数行に対しての処理が可能だが、map関数のレコードのフェッチを制御する必要がある。
- お客様は常にプル
- 後工程は前工程に必要な物をとりにいく
- プル生産がチェーンシステムとよばれるのは、鎖を引っ張ればピンと張ってスムーズに動き、止めると全体がさっと止まるから
- 生産リードタイムの長い製品をプッシュで流すと異常や変更があった場合のフォローが大変
個人的にはプルプッシュの話は色々参考になることが多くて、お願いします脳なんてプッシュ方式についてまわる弊害の1つなんじゃないかなと思いながら読んでた。
アッセイ系を依頼書方式(つまりプッシュ)で回していくと、後工程はお願いされる立場になるので
お願いされたらやる -> お願いされたことしかやらない -> お願いされなきゃやらない
ってマインドになっていって、保守化したのち、考えることをやめる。そういう人達と話すと頭がクラクラして精神衛生上よくないのでなんとかしたい。
例えばプル方式にして常にMAXまでアッセイ系をまわすのを奨励するようにすれば、生産性は上がるんじゃないかなぁと思うんだけど。