ネガティブ視点から入っていく。やるべきことをやれじゃなく、やらないべきことは何かを語ってる本。40代の会社にしがみつきたいヒトには参考になる本なのかな?
逆にそういうヒトの思考をちょっと知るにはいい本。まぁ一緒に仕事したくないけど。
部下が報告しないのは、報告の意義を知らないとか、怠慢といった意識の問題ではなく、保身を目的とした意図的な情報隠し、すなわち「情報の私物化」だからである
こんな感じのちょっとネガティブめなのがひたすら書いてある。
- スポーツや音楽の分野で第一級のプロで構成されたグループの事例をもとにしたアンチ管理論やリーダー論に惑わされてはいけない
- 成果主義は本質的に経営者の経営責任や経営リスクを社員に転嫁する制度でもある
- 真面目さを一度失えば回復が難しく、成果主義で会社がつぶれた後の転職が難しくなる
著者は成果主義嫌いなんだろうなー(僕もだけど)