30 09 2011 chemoinformatics DMPK Tweet
今日のPBPKのセミナーはおもしろかったけどつまらなかった。
おもしろかった部分はまぁどうでもいいとして、つまらなかった部分を書いとくが、例えるならば、セミエンピリカルな分子軌道法を肯定してる的な。
今日の発表の全てからab initio的な理論計算の至高が感じられなかった。
PBPKにフィッテイング許したらそれは論理コンパートメントモデルと同じレベルに堕ちちゃうじゃん、堕落じゃねーの?と。自分でPBPKモデリングをやったときに、実測のlogDとかcLogPとかけ離れたパラメータを投入しないと、実測のPKに合わなくて、非常に気持ち悪いと感じていたのだけど、どこもそんな感じでやっていた。
理論計算やっているひとから見ると非常に気持ち悪いですね、そもそもチョイスしたモデルがダメなんじゃねーの?みたいな。
結局そういうダメなモデルをフィッテイングで合わせるんだったらin vitroのデータ必要ないじゃんとか思うんだけど。QSPRと整合性の取れないモデルってことは結局in vitroとin vivoの関係性を捕まえてないってことだしなぁ。
そこを肯定しちゃうと前進なんてしないんじゃないかなぁ。in vivoを排除するからこそのPBPKだ!みたいな気概が感じられなかった、プラクティカルでイイじゃんみたいな。
Pharmacokinetic-Pharmacodynamic Modeling and Simulation
Peter L. Bonate
Springer / 10339円 ( 2011-06-30 )
Peter L. Bonate
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Structure-PBPK relationshipは遠いなと思った。