今日は通院の日だったので、病院の待ち時間で本を2冊読んだ。一冊はwork3.0ですぐ読み終えた。
もう一冊は読みかけだったドラッカー。7章の成果をあげる意思決定とはが一番深く心に残った。
意思決定とは「かなり正しいものとおそらく間違っているであろうものからの選択」であり、事実ではなく意見からスタートする。ただしそれは事実による検証を求めなければならない。創薬研究でも検証できない仮説をスタートにおくヒトは多いですね。経験的にそういう場合はまず間違いなくデスマる。
もう一点は意見の不一致を歓迎しない傾向がある。叩くだけ叩いておけばいいのにと常々思うんだけど。本書ではこのような不一致は想像力を刺激するので良いとしている。不一致こそ想像力を出すためのひねるべき栓だと。
- 何をしたいかではなく、なされるべきことを考える習慣を身につける
- 人事がうまく行かなかった場合には、単に人事が間違っただけ
- 会議には、成果をあげるものとあげないものの二つに一つしかない
- 趨勢よりも趨勢の変化が重要
- 成果をあげる人のタイプなどというものは存在しない
- 何に自分の時間が取られているかを知ることは重要
- 貢献に焦点を合わせよう(特に知識労働者)
- 知識労働者は自らが自らに課す要求に応じて成長する
- 強みを知ろう
- 意思決定はエグゼクティブの仕事の一つにすぎない