なにげにドラッカーを読むのは初めてだったりする。経営者が読むもんだと思っていたので。
社会がどう変わるかという話ですね。モチベーション3.0なんかが語っている世界に近いです。
継続的に学習、教育の必要な社会になるのは間違いなく、知識労働者の資本とは知識そのものであり、知識社会と知識経済においては知識が主たる生産手段だと。
知識労働者として生きていくには3つのことを自答する必要がある。
- 自分の強みは何か、どのような強みを発揮できるか
- 何を期待してもらいたいか、いつまでに結果を出せるか
- そのためにはどういう情報が必要か
- 成熟産業に対する保護は無効
- 鉄道が生んだ心理的な地理によって人は距離を克服し、eコマースが生んだ心理的な地理によって人は距離をなくす。もはや世界には一つの経済、一つの市場しかない
- 製造の力では製品を差別しきれない
- たとえ世界一の研究所を持っていたとしても、業界の景色を変える技術や製品は出てこない、研究所は内側を向いているから
- 命令や管理の時代は終わった
- イノベーションとは、市場に追いつくために自分の製品やサービスを自分で変えていくこと
- 雇用関係は与件であってメンバーは変えられない。したがって、成果をあげるのは指揮者の対人能力
- 高齢化よりも少子化のほうが問題だ