成長力より面白かった。持続的なモチベーションのためには金銭的なインセンティブよりも、承認欲求に訴えるほうが効果があるってのはモチベーション3.0でも触れられていたとおり。あっちは自分で自分をマネジメントする系だけど、こちらの本は外からどう与えるかという視点で書いてある。
7章の「つき合いにくいひととつき合う」という章が勉強になった。
イエスマンが好きな上司が多い。彼らは近視眼的人間で、たぶんあまり出世はできない
部下に反論されるのを嫌がるような上司は、マンネリにおちいり成功できない。
会社の仕組みや労組的な年功序列マインド的には受け皿としての中間管理職が必要悪として存在するけど、確かに能力的に残念度が高いのが多い。「対人力」の中ではそういう人達とうまくやっていくことを奨励しているのだが、果たしてそれでいいのだろうか?とも思っている。
それは幸せな働き方なのだろうか?
- 苺で魚は釣れない(ように餌は相手に合わせて変える)
- 相手が必ずイエスと答える質問をし続ける
- 批判せず質問する
- 議論に勝つ唯一の方法は議論しないことだ