2004年の本。図書館で原発関連のコーナーがあったので借りてみた。ま、レポートみたいなもんでした。
日本の発電能力はやや不足と考える人が減るとともに、原子力発電への納得出来る賛成意見として石油資源の節約になる、をあげる人も減っている。
あと、
電力次自由化は原子力発電の今後に大きな影響を与える可能性がある。原子力発電は他の発電方法に比べて初期の設備投資が多額になり、その投資は長期間発電することによって回収することができるが、短期間の利益が追求されがちになる自由化にはなじみにくいと言われている
ってあるので、電力自由化を推し進めれば結果として脱原発の流れに向かうのかなぁ。あと、電力の不足を懸念とか言ってるけど、電力を消費するようにオール電化だとか推進した結果の今の電力需要だからなぁ。あれってどうなんだろうね?
- 電力自由化を進める上での大きな課題は、競争原理を導入することと、電力の安定供給を両立させること
- 原子力の利用態度「やむを得ない」が六割以上