このまとめは面白かったのだけど研究職として働くなら危機感としてとらえたほうがいいのかなぁと。
これは面白いと思うが、為替と学力のミスマッチから来てるわけであって、いつまで続くのかなぁっていう。あと英語できれば日本にいる必然性もないよねとか。
まず最初に、自分の業界のグローバルカンパニーのアジア拠点は日本にはないですね。それは英語も含めた人件費と質のバランスがペイしないとか色々あると思います。では逆に日本の労働賃金が低くて英語が出来ればOKなのか?つまり、「日本の研究職の質が高いか」と問われるとそんなことはないですね。
国内企業の仕組み、つまり年功序列的な制度や労働組合の存在のせいで、能力ベースでチャレンジできるような柔軟なプロジェクトチームの組み立て等は難しいでしょう。外資からの人材が上の方に入ってくると、アジャイルな手法やアサーティブな表現を推奨したりと、マネジメントの質は上がって、研究員のモチベーションはあがるのだけどセクションをまたいで影響が及ばなかったり、人事部依存で年齢で給料を決めるという慣習が抜けきれないために金銭的なインセンティブがついてこなかったりします。
そろそろ20歳(X進数で)になるのだけど、この先国内企業で働き続けるリスクを取れるか?という問いに答えを出さないといけないですね。