世界の農産物輸出は「隠れた」輸出補助金に満ち満ちている。
ブッシュ前大統領が発言したように
「食料自給は国家安全保障の問題であり、それが常に保証されているアメリカはありがたい」
というように「食料による他国のコントロール」という国家政策的な側面や経済学的な観点から食料について考えていく
筆者は、こういった点を踏まえて日本の補助金制度を肯定するような投げかけで閉めているが?EUの高くても自国の野菜を買う例にあったようにそういうマインドを醸成するほうがいいんじゃないかなぁ。個人的には弱者救済のための農業補助金は反対だなぁ。だったらベーシック・インカムでいいじゃんと思うね。
食料自給率の定義からいうと、家畜の飼料が分母に乗ってきているので畜産やめると食料自給率があがるというあたりは考慮すべきというか、食料自給率ベースの議論というのは意味ないと思っている。他国に食料コントロールされないという自衛的な面から考えておけばいいんじゃないのかなぁ。
- そもそもバイオ燃料振興策は、穀物の過剰在庫の削減策
- 耕作放棄地が増えるのはそこで生産しても採算がとれないから
- 輸出市場間におけるダンピングは存在する(オーストラリア)
- 農業の6次産業化