今日のマンションの理事会は最終回で決算の説明が主な内容。
ちょうど一年くらい前に簿記の三級を取ったのだけど、貸借対照表がサクサク読めて、疑問点も鋭く質問できて、初めてその効果を実感したのであった。同時に貸借対照表読めてもコスト削減につながらないというかそれはまた別の話だよねと感じたのであった。
例えば去年は消火器の総入れ替えしたけど、相場がどんだけでどこで買えばコストをどんだけ削減できるとかそういう情報は数字からはわからないし、管理会社のほぼ言いなりになった。そういうのは地区の会合で色々情報交換してみないと全然つかめない(先週そういう情報が出てきたのでタイミングが悪かった。)。
マンション理事が任期一年というのはマンション管理会社にとっては扱いやすい仕組みなんだなぁと改めて感心した。任期二年だったら二年目かなり口出すもんな。
それから役員の選出を階ごとに回していくというのが一般的に行われていることだと思うが、役員に前向きでない(地域にあんま関わっていないとか、法人契約で借りているだけとか)戸の対応とか結構悩んだ。ペナルティはあまり効果ないし、理事会出席に報酬を導入するというのもあまり意味が無い。そもそも、出ないのは出ないことによるデメリットがないわけでそういう人達に協調を説いても仕方ないよなぁと。自分もそういう立場だったら、気持よく無視するしなぁ。
今年マンションの理事長になってみて、住民どうしのトラブルとかには遭遇しなかったけど、仕組みとして色々裏側から眺めることが出来たのはかなり勉強になった。マンションに入居したら理事長を経験するのは割と有効なことだと思い知らされた。
大変だったけどねー
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