ユーザー会お疲れ様でした。私の同僚の内容の思想的な部分はRESTful Webサービスのリソース指向アーキテクチャの章を読めばいいかなと。
いまだとJSON返してjQueryとかで組み立てるような仕組みを採用するかなぁ。iPad対応とか(無駄に)してみたいし。
さて、自分の内容で「ハイパーグラフは使わんのか?」という質問があったのだが、ピンとこなかったので、帰ってきてから調べてみた。
グラフとは異なり、ハイパーグラフは紙上に図示するのが困難である。そのため、グラフ理論のような図解をされることは少なく、集合論の用語で表される傾向がある。
ハイパーグラフは他の数理科学分野では別の名前で知られていることも多い。たとえば協力ゲーム理論で「シンプルゲーム」(投票ゲーム) とよばれる概念がそれに該当し、社会選択理論の重要な問題を解くために応用されている。
あーこれだと複数のグラフをまとめて扱えますね。でも、薬理活性、ADME,in silicoのネットワークから、共通部分グラフを取り出したいだけだったら、別にHypergraphを使う必要ないからなぁ。実際に具体的な事例があるともうちょい理解度深まるかな。
- Rahnuma: hypergraph-based tool for metabolic pathway prediction and network comparison.
- Hypergraph-based anomaly detection of high-dimensional co-occurrences
- A topological approach to chemical organizations
- Hypergraph model of multi-residue interactions in proteins: sequentially-constrained partitioning algorithms for optimization of site-directed protein recombination
- A hypergraph-based method for unification of existing protein structure- and sequence-families