03 03 2010 chemoinformatics DMPK Tweet
最近の僕の興味は探索フェーズで最も複雑な事象であろうPK/PDとかTK/TDのようなものに移ってしまっている。SBDDを量子化学計算の枠組みで解釈して行くのも楽しいんだけど、どうしても基礎研究寄り過ぎてしまうのと、成果主義的な主張をしづらい(理解されにくい)ので、時間に余裕のある時の知的欲求を満たすための余興的なあつかいになってしまっている。
上司に紹介してもらった本が素晴らしい。
Preclinical Development Handbook: ADME and Biopharmaceutical Properties (Pharmaceutical Development Series)
Wiley-Interscience / ¥ 18,701 ()
通常2~4週間以内に発送
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概論多めだけど、1200p超え。
この二冊も良かった。
Pharmacokinetic-Pharmacodynamic Modeling and Simulation
Peter Bonate
Springer / ¥ 8,626 ()
通常1~3週間以内に発送
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臨床系のための解析的な本は多いんだけど、それを探索段階のDMPK解析、コンピュテーショナルケミストまたはインフォマティストが使うための本があればいいなぁと。
実際、探索段階だと実験計画とかいい加減だったりとか、データポイントがやたら少なかったりして、ハードル高いうえに、そういう知見はノウハウ的なものなので外に出にくくなっているんだろうなぁと。そこが強いというのは、最終的な強さにつながるのかなぁと、最近強く思う。
ぶっちゃけSBDDなんておまけだよな。QSAR,QSPkR,QSTkRとか分析能力を如何に強くするかが重要なんじゃないかなぁと。
how to makeよりもwhat's to make
そういう気概で来年度は頑張る。