Drkcore

09 01 2010 life Tweet

「容疑者ケインズ」を読んだ

少し経済のほうにも寄っておこうというか、マクロな視点はいろいろ役に立つので。

国全体の企業部門の設備投資の総量は利子率だけで決定するという仮定とか面白い。

ProductName 容疑者ケインズ (ピンポイント選書)
小島 寛之
プレジデント社 / ¥ 1,200 ()
在庫あり。

  • 投資需要が決まると、家計部門の貯蓄の総額がその投資と同じ額になる
  • 格差社会における所得移転が有効需要を作り出す
  • 貨幣は決断の留保に用いることができる
  • リスクとは確率論を総動員することで制御できるものであり、不確実性は確率がわからないから手の打ちようのないもの
  • エルスバーグのパラドックス
  • ジニ係数でバブルの状態を評価する
  • ノイジートレーダーの行動の合理性
  • 確率とは「論理的な推論のプロセスで得られる数値」

さて、リスクとは確率論を総動員することで制御できるものであり、不確実性は確率がわからないから手の打ちようのないものであるならば、リードオプティマイゼーションはリスクマネジメントの範疇でやらんと駄目だよなとか思った。

ProductName 不確実性のマネジメント 新薬創出のR&Dの「解」
桑嶋 健一
日経BP社 / ¥ 1,680 ()
在庫あり。

不確実性っていうのは、ターゲット探索とかHTSあたりにしかあらわれてはいけないのだと思う。

About

  • もう5年目(wishlistありマス♡)
  • 最近はPythonとDeepLearning
  • 日本酒自粛中
  • ドラムンベースからミニマルまで
  • ポケモンGOゆるめ

Tag

Python Deep Learning javascript chemoinformatics Emacs sake and more...

Ad

© kzfm 2003-2021