15 09 2009 chemoinformatics DMPK Tweet
Part 3はDMPKとtoxicity。QSPR的というよりはもうちょとケミストよりのそういったissueに対してどういう骨格変換のアプローチをするかといった内容。
なので、経験則的なものが若干多め。ケミストリー的には量子化学計算的な手法を用いながら適切な修飾を選ぶといったものももうちょっと入ってきてもいいんじゃないかなぁと思うけど。一方、インフォマティクスとかのコンピュテーショナルケミストは、パラメータとフィルタリングとかそういうのばっかりに行きがちで、リアルな化合物を出すという視点が失われがちだからこういった本は読みやすくてよいと思う。
結局、メディシナルケミストってのはwhat's to makeであってHow to makeじゃないんだよね。とか考えると解析的な側面から入るか、合成可能性の制約から入るかの違いで行き着くところは同じような気はするんだけど。
Drug-like Properties: Concepts, Structure Design and Methods: from ADME to Toxicity Optimization
Edward Kerns,Li Di
Academic Press / ¥ 9,177 ()
在庫あり。
Edward Kerns,Li Di
Academic Press / ¥ 9,177 ()
在庫あり。
- Transporters
- Blood-Brain Barrier
- Metabolic Stability
- Plasma Stability
- Solution Stability
- Plasma Protein Binding
- Cytochrome P450 Inhibition
- hERG Blocking
- Toxicity
- Integrity and Purity
- Pharmacokinetics
- Lead-like Compounds
- Strategies for Integrating Drug-Like Properties Into Drug Discovery Methods
さて、このPartに関してはvitroに近いところは理解できるんだけど、生体に近いところはイメージが掴めない。もっと毒性とか解剖学に近いところも勉強しないと、全体を見渡せないかもしれないなぁと思った。