薬物動態解析と統計の基礎から始まる概論的な読み物。
- 序論
- 薬物動態解析の概略
- 統計理論の概略
- 情報量規準
- 母集団薬物動態解析
- 血液中薬物濃度推移のベイズ推定
- おわりに
1-4の概略はまとまっていてわかりやすいんだけど、5,6の実例がいきなり難しくなるという。MCMCとかPPKがどういった場面で使われるかとかそういうことが知りたい場合には役立つが、実際どうやって使うかとかは他の本のほうがよいかな。
- Kullback-Leibler情報量の解釈
- AICはその値に意味があるのではなく比較するモデルのAICの差に意味がある
- ベイズの定理を利用して推定されるものは薬物動態パラメータの事後分布