製薬会社だと、会社に縛られる要因ってのは
- 会社にいないと実験できない(設備の関係)
- 会社でないとディスカスできない事柄(社内的なノウハウ)
- 論文の量(知識の吸収)
最初の設備に関してはコンピューター系にとってはもう関係ない。むしろ自宅のマシンで小さいサンプルのコードを動かして、会社のクラスタではrunするだけみたいな。職場というのは、スケールとデータの違いのみ。
二番目も、ディスカスなんて週一でいいし、社内でするより社外でのつながりを重視したほうが得るものが多い。社外で得た情報やアイデアの中から会社にとって良さげなものを選別してコミットしとけば良いような。結局、会社は共有レポジトリみたいなもんで、pushとpullしに出かけていくところ。そしてpullの頻度が出社の頻度なのが理想。得るものがなければpushだけして帰ればいいんじゃないの?それが裁量労働+成果主義のあるべき姿だと思うけど。
(研究者として)会社に縛られる最大の要因が、論文アクセスだ。他人の知識を書物として吸収できるのは重要だが、会社の資産故に外部との議論に使えない。しかし、オープンアクセスになったら気兼ねなく意見をブログに載せられるし、横のつながりも増えるだろう。現実に、open accessの論文をもとにディスカッションするのが一番盛り上がるし。
とか考えると、会社のこじんまりとしたキャリアパスとかアレだよね。SOHOとかベスト