29 06 2008 chemoinformatics life Tweet
かなり消化不良だが読み終えた。
一応、僕はデザイン関係ではなくて、製薬の企業でデータマイニングとかの研究がメイン。マイニングするためのデータが欲しいという理由で、webのシステム組んだり、データを集約するための仕組みをあれこれ考えたりとかしている(今は)。だから、ターゲットとしている読者からは離れているかもしれない。
概要は正直辛かった。バックグラウンドが乏しいので、「誰の何とかが提唱したなんとかは」みたいに書かれても、なかなか自分の中でつながっていく感がなかった。ある程度分かっているヒトが読むとつながっていく感が感じられて面白いんだろうなとは思ったんだけど。第一部の概要は読んでて辛かったので途中で投げ出した、二週間くらい。他の本(ロベールとか)読んでて読むものがなくなってまた読み始めたって感じだった。
で、実践編はなかなか面白かった。ポストイットを張りながら読んだ。こっちを読んで考えながら一部の概論に立ち戻るという読み方が正解だったかなと、今は思う。
結局ペルソナっていうのは、TDDでのテストとかBDDの仕様に近いもんなのかなと。安心して戻ってこられるよりどころみたいな。
昔考えた人工無脳ケミストもそういった観点で捉え直せば、ケモインフォマティクスのためのアジャイルプロセス用ツールとして使えるかもしれんなと思った。
参考文献の中でおもしろそうなのを読んでいこうかな。