Drkcore

22 01 2007 chemoinformatics Tweet

実験ノート電子化ってみんな考えるのね

オープンソースで、blogカスタマイズしてラボノートっぽくするのはおもろいかもーと思う。

僕も、暗黙知を共有するというあたりに興味があって、イントラブログとかの流れで僕もあれやこれやと試したことがある。実験的というかお遊びというか、ほとんどぽしゃってるけど。

断片はここら辺に。

  • publosxom (1)
  • ソリューションガイドというものに駄文をのせてもらった

s2k's eye 2nd Ed.

以前に誰かが同じ実験をしていたとしても、それを紙ベースの記録から探し出すのは大変な作業です。そうこうしているうちに、実は同じ失敗実験を何人もの人が繰り返している…なんてことも実際にはあるようです。

こういうノウハウ共有化っぽいものは、pukiwikiなんかを使ってマニュアルにノウハウを加えていって充実させたりするくらいでも結構効果がある。pukiwikiを4年くらい使っているが、それのおかげで生産性はかなりあがった(というかヒトの転職に対してロバストになってる)のは実感している。ノウハウがヒト依存から組織依存になったっていうか。

s2k's eye 2nd Ed.: 実験ノート電子化考

ブログシステムの重要な利点に、トラックバックシステムがあります。ある実験が別の実験を参考にしていたり、また多くの実験はそれ単独ではなく連続したステップの一つになっています。それらを有機的に相互リンクで結びつけるのに、トラックバックは最適です。

トラックバックは、トラックバックする相手を探さないといけないのでユーザーに処理させると結構面倒くさがる。WikiNameとかはてなキーワードみたいに単語に反応して勝手にリンクが張られるか、規約の中に押し込んで、実験者が意識しなくてもつながるような仕組みにしたほうが良い気がしてる。知らないヒトにトラックバックの意義とかをきちんと説明するのは意外に難しい。

その当時学んだことは、

  • ラボのレポーティングの単位がもっとマイクロコンテンツにならないと駄目っぽい
  • リテラシーの一番低いところにあわせてUIを考えないといけないので結構厳しそう(費用対効果が見合わんしwebブラウザの表現力が、、、、)
  • プリントアウトしたがるから、そういった部分のケアが必須だし、既存の出力のサポートは必須
  • エトセトラエトセトラ

まずはリテラシをあげるのが先かなとか思ってるが、ここら辺はツールが先でもヒトの意識が先でもどっちでもいいんでしょうね。種だけまいとけば。

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